ゆうちゃみ、学生時代に言われて“超嫌”だった言葉とは 講師として伝えたいこと語る「ギャル目線としては」
2022.11.08 13:03
モデルのゆうちゃみ、元「egg」編集長で渋谷女子インターナショナルスクール校長に就任する赤荻瞳氏が8日、都内で開催された「SIW×渋谷女子インターナショナルスクール 連携プログラム発表会」に出席。ゆうちゃみが自身の学生時代を振り返った。
ゆうちゃみ、講師として伝えたいこと
渋谷女子インターナショナルスクール(以下:渋女)は、英会話や動画制作の教育に注力し、連携プログラムを通じて、グローバルインフルエンサーを育成していく学校。高卒資格も取得することができる。ゆうちゃみは、渋谷に感じる魅力を聞かれると「いい意味で変な人たちがいっぱい(笑)。本当にいい意味なんですけど、変な人って言ったらマイナスになっちゃうかもしれないんですけど、個性的っていうか、色んなものを持っている才能の原石がいっぱい集まる場所?と思ってます」とにっこり。「自分が尊敬する人たちだったり、自分にないものを持っている大人の人たち」がいるとした上で「いいところを吸収できるっていうのはすごいあります」とも語った。
渋女で講師を務めることに話が及ぶと、ゆうちゃみは「モデルっていうのをずっとやっていたので、モデルで目指している方だったりの、『どうしたらいい?』『こうしたらいい』っていうのとか。『芸能界こういう感じだよ』っていうのは、ギャル目線としてはお伝えできるかなっていう風には思っています」とコメント。
渋女のような学校があったら行ってみたかったか聞かれると「制服が可愛いところっていうのは1番で。私のところ(学校)の制服って全く可愛くなかったんですよ、中学校とか。高校はまだちょっとブレザーが可愛かったですけど(笑)。やっぱり赤荻さんも仰ってましたけど、制服にはすごくこだわってるって聞いたので、すごくいいなって思ったのと、ヘアメイクの講師さんとかも、すごくガチなヘアメイクさんが教えてくださるので。それはすごく勉強になることやし、うらやましいなって思いますね」と印象を明かした。
ゆうちゃみ、学生時代に言われて“超嫌”だった言葉
学生時代に社会で変わってほしいと思っていたことに話が及ぶと、ゆうちゃみは「『若いから』って言われるのが超嫌で。若いからこそできることだっていっぱいあるし。やっぱり大人の人たちはすごく経験もされているし、いっぱい濃いものは持っていると思うんですけど、若い子たちも若い子たちなりに若い子の意見があるし、アイディアがあるしっていうところで、若いって言われるのはあんまり好きじゃないなっていうのは思っていましたね。『意志あるし』みたいな」と述懐。「大人の人たちの考えって、結構今はありきたりになってて、若い人たちの考えがすごく尊重されている時代でもあるので。そこは高校生の時にもっと変わっていたら良かったなと思いますね」と考えを明かした。
この流れで、ここ数年で大人たちの認識が変わった実感があるか問われると「めちゃめちゃ変わりましたね。Z世代っていうので、テレビとか雑誌とかそうなんですけど、『Z世代は素晴らしい』みたいなことをすごく言ってくださる人たちが増えて。めっちゃ嬉しいなと思いますね」と喜びを語り「『急に変わるん!?』みたいな。今まで別に意見聞かれへんかったのに、急に『Z世代としてどうですか?』って聞かれるようになって。自分の意見を言えるっていうのは、すごくありがたい環境やなと思いますね」と頬を緩めていた。
赤荻瞳氏、生徒に期待
同校の校長に就任する赤荻瞳氏は、生徒たちにどんな風に育ってほしいか聞かれると「今の若い子たちって、アイディアだったりパワーをすごく持て余していると思うんですよ。それを自己満足で終わらせるのじゃなくて、社会に役立つように一緒に教育させてもらって、将来活躍できる女の子たちになってほしいなと思っています」とコメント。注力する英語教育に関しては「渋女自体が『渋谷から世界へ』というテーマでやらせてもらっていて。渋女で学習できるプログラムがあれば、世界中で活躍できると思っていて。日本だけでなく、グローバルに視野を広げて活躍していってほしいなと思っています」と狙いを語った。
赤荻瞳氏が語る“ギャルのパワフルさ”
また赤荻氏は「私は生まれた時からギャルだったんですけど(笑)、ギャルってすごくパワフルで。今は見た目だけじゃなくてマインドの部分、個性と自由を象徴する女性がギャルだと思っているんですけど、ギャルの方たちってすごいパワフルで、パワーをすごく持っている方だと思うので」と持論を展開。「ギャルの方たち、ギャルだけじゃなくてもいいんですけど、ギャルマインドを伝えたいですし、こういうマインドがあるんだっていうのも、ギャルじゃない子たちに伝えさせてもらって」と思いを明かした。
赤荻瞳氏、渋谷との関係性は?
さらに赤荻氏は「私自身学歴がなくて。埼玉出身のおしゃれが好きな普通の女の子だったんですけど、中学校くらいから渋谷で遊ぶようになって、高校生のころには毎日渋谷に」と自身と渋谷の関係に言及。「ギャルの世界に飛び込んで、その中で色んな人脈とか気合で乗り越えられるみたいなマインドとかを手に入れられて。学歴はないんですけど、21歳の時に『egg』というギャル媒体の編集長をやらせてもらったり。今年の3月に『egg』の編集長を引退して、次は渋谷女子インターナショナルスクールという学校の校長先生になることができて。私みたいに学歴がなくても活躍できる方たちって、本当はもっといっぱいいると思うので。私の生い立ちを基にして、どんどん渋谷から色んなところで活躍できる子たちを輩出していければいいなと思います」とも話していた。
赤荻瞳氏、渋谷から学んだこと
渋谷という街から学んだことを聞かれると「渋谷が日本の中心だと思っていて。渋谷にいれば無限に色んなチャンスとか可能性がごろごろ転がっていると思うんですね。渋谷の街に行って色んな人と出会って色んな体験をするっていうのが、すごく大事だなと気づけました」と返答。影響を受けた人物に話が及ぶと「みんな渋谷で会いました。その人と出会ったおかげで今の立場があったり、その人の言葉があったおかげでなんでもがむしゃらに頑張れたとか。当時見ると大人の方たちってすごく魅力的で、色んなことを知っていて、すごいパワフルで」とコメント。
続けて「若者ながらも、大人のイメージってあんまりよくなかったんですけど、若い頃は反骨精神とかもあったので。『大人になりたくないな』とか考える方も多いと思うんですけど…。大人のことをバカにしていたんですよね。渋谷に出てきてかっこいい先輩たちに会って、『こんな大人になりたい』とか、『こんなかっこいい大人がいるんだ』みたいな。初めて『大人になりたい』っていう気持ちが芽生えました」と振り返った。
赤荻瞳氏、渋谷の変化に言及
時代とともに変わってきた渋谷の街並みに関しては「センター街で生活していたくらい、1日中いたんです」と若き日を懐かしみながら「所縁のあるゲームセンターとか、プリクラが撮れる場所とかがなくなっちゃうのは、寂しいことはすごく寂しいんですけど、新しい施設とかができて。そこに行けば、例えば友達に選ぶプレゼントが一発で見つかったり、すごく便利になったなって思います」と発言。「すごく綺麗な渋谷の街を見て、ゴミとかもすごく少なくなった。多分建物自体が綺麗だから『綺麗にしよう』みたいな。すごくクリーンなイメージになって。ワクワクしたりは全然します。これからどんな建物が立つのかとかは、すごく楽しみ」と新たな渋谷に胸を膨らませている様子だった。
赤荻瞳氏、校長になる意気込み語る
自身が校長に就任することを想像していたか質問を受けると「校長先生は全くなかったですね。そもそも学歴もないですし。でも先生に憧れることはあったので。まさか飛び級して学校のボスになれるとは」と笑顔。校長としての意気込みを求められると「一言で言うと、私は日本一の校長先生をいま目指しています。そのためには学校の内容もそうですし、生徒たちがどんな風な大人になっていくかもそうなんですけど、入学していただいた学生の子たちには、150%満足してもらえるような学校を作って、『日本の学校と行ったら渋女でしょ』みたいな。世界から見て『渋女でしょ』みたいな学校になれるように頑張りたいと思います」と笑顔を見せた。
なお、この日は長田新子氏(一般社団法人渋谷未来デザイン理事・事務局長/SIW エグゼクティブプロデューサー)、金山淳吾氏(一般財団法人渋谷区観光協会 代表理事/SIW エグゼクティブプロデューサー)も出席していた。(modelpress編集部)
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