やまと、目標はコムドットの映画化 自身の役に菅田将暉を希望<アイドル2.0>
2022.10.15 23:52
5人組YouTuber・コムドットのやまとが15日、都内で著書「アイドル 2.0」(講談社)の出版記念講演会を開催。終了後報道陣の取材に応じ、今後の目標について語った。
コムドットのリーダー・やまとによる初のビジネス書では、トップYouTuberになるまで積み上げてきた試行錯誤や分析、戦略を初めて明かしている。発売されることが公表されると予約が殺到し、初版15万部のスタートとなった。
やまと、コムドットの映画化希望
今後の挑戦については「これはメンバーと話していたけど、コムドットの映画を作ってほしい」と宣言。自分たちが役者として演じるのではなく、俳優に自分を演じてほしいのだという。「理想はGReeeeNさんの映画『キセキ ーあの日のソビトー』です。俳優さんに自分たちを演じてもらって、自分たちのこれまでの物語を1本の映画にしてみなさんに見てほしい」という。理想の配役についてもすでに構想があるようで、やまと役は菅田将暉、ゆうた役は坂口健太郎、うらた役はムロツヨシ、ひゅうが役は柳楽優弥。あむぎり役を聞かれると「あむぎりはあむぎりでいい(笑)」と冗談を挟みつつ、「大泉洋さんかな」と回答。「夢みたいな話ですけど、僕たちの人生が映画になったら面白い」と大きな目標を掲げた。
やまと「本邦初公開になっちゃいますけど…」持論展開
また、本書には「2年以内にYouTuberのパブリックイメージを覆したい」とも記している。やまとは「本邦初公開になっちゃいますけど…」と前置きし、「YouTuberってテレビで取り上げられる時、どうしてもお金いっぱい持っていて、いい家に住んでいることが着目されがち。だからYouTuberっていう職業は妬まれて、煙たがられ、蔑まされる」と持論を展開。「今『コムドットって何?』という冠番組をやっていますが、その時にすごく意識しているのはYouTuberとして持っているクリエイティビティ。それを最大限テレビに持ち込んだら良い相互作用が生まれるんじゃないかと思っている。華やかな部分だけ見るとどうしても攻撃の的になりやすい。でも、テレビにYouTuberとして出て、一番注目してほしいクリエイティビティをアピールすることで『YouTuberって意外と大変なんだな。頑張っているんだな』って思ってもらえるんじゃないか。すでにあるYouTuberのイメージをぶっ壊して、新しく構築したい」と意欲を燃やした。
やまと「国民的スターになる」
やまとが本書でもYouTubeでも「日本を獲る」と発言しているが、その意味は“国民的スターになること”だ。「地元の友達とYouTuberとして活動し始めて、国民的スターになる。こんな面白い人生はない。そうなったら人生がさらに面白い。もちろん日本を乗っ取るのは簡単なことではない。でも、男なら誰しも大きな夢を抱く。今後も自分の好奇心やワクワクに突き進んでいければいい」と自信たっぷりに話した。YouTuberから国民的スターになるためにしていることは、「YouTuberの枠から出ること」。コムドットは近年、本職のYouTuber以外にモデルとして雑誌の表紙を飾ったり、テレビで冠番組を持ったりと活動は幅広い。その狙いは「コムドットは、YouTubeに興味ない人からしたらYouTuberでしかなかった場合、全く刺さらない。でもYouTuberの枠から“出張”という形でいろんな分野に出かけてくことで、興味ない人がコムドットのことを知る機会ができる。それを積み重ねたら、YouTuberは日本でも誇らしい職業になっていくし、コムドットがどんどん国民的になっていく。来年も積極的に普段したことのない活動をしていきたい。それが“日本を獲る”ことになると思っている」とした。(modelpress編集部)
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