榎並大二郎、宮司愛海(C)モデルプレス

フジ宮司愛海アナ、取材したいスポーツ選手明かす 榎並大二郎アナは加藤綾子に感謝

2022.10.02 05:00

フジテレビの榎並大二郎アナウンサー、宮司愛海アナウンサーが9月25日、都内のフジテレビで行われた『Live News イット!』10月リニューアル取材会に出席。宮司アナが、取材したいスポーツ選手を明かした。

  

榎並大二郎アナ&宮司愛海アナ、リニューアルする「イット!」への心境

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メインキャスターの榎並アナは、1週間後にリニューアルを迎える心境を聞かれると「1週間と言っても、私は今現行の『イット!』がありますので。しかも来週は阿部元総理の国葬というところも。まだまだ一日一日で。たぶん改変後のことは改変当日頃から考えてというか、そこに飛び込んでいくだけなんだろうなという風に今は思っておりますので、何も想像がつかないです」とコメント。

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新メインキャスターとなった宮司アナは「昨日ちょうどこちらの新しいセットですね。リニューアル後のセットの中に足を踏み入れまして。いよいよだなという思いを改めて感じたのとともに、やっぱりこれまで『イット!』を榎並さんと加藤(綾子)さんが作り上げた歴史がありますので。そういったいいものを引き継ぎながら自分のスタイルを確立していくということに対して、やる気に満ち溢れているという状況です」とのこと。

宮司愛海(C)モデルプレス
また宮司アナは「いろんな方々に『10月から夕方やるんだね。頑張ってね。見てるよ』っていう風に声を掛けていただいて。これだけ多くの方々が見てくださっている番組なんだっていう風に、より背筋が伸びる思いがしましたし。あとは4月からお昼のニュースを15分間読ませていただいているんですけれども、そこで報道の難しさというのをビシバシと感じているところではありましたので、大丈夫かなという不安も日に日に大きくなってはいきました」とも振り返っていた。

宮司愛海アナ、取材したいスポーツ選手明かす

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取材をしてみたい事柄を聞かれた榎並アナは「自分たちの関心事として、やっぱりトップニュースになるものというのは、世の関心事がトップになってくるという認識なので。そこに向けて一番、今日の『これ』というところに、現場・現場に行くというのが一番ですかね。自分の個人的な興味でというところは、正直そんなに構えていないですね」と発言。

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「いつか狙ってこの人にインタビューに行きたいとか、こういう現場に行きたいっていうのは勿論ありますけれども。僕の場合はそれが結構エンタメ系に走っているので(笑)。あんまり行く機会が、そういう意味ではないのかなと。ある種オールラウンドに構えております」とも語った。

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一方の宮司アナは「榎並さんが話していた通り、基本的にその時に視聴者の方々が気になることを取材するということは大前提なうえで、個人的にはずっとスポーツを担当していますので、スポーツ担当時代とは違うスポーツ取材の向き合い方とか。例えば大谷(翔平)選手にアメリカに取材に行ってみたいとか、そういった気持ちもあります」とコメント。

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また「個人的な社会問題への考え方とか、気になっている問題がいくつかありますので。そういったものを、個人的に一回で終わるのではなくて、きちんと線になるように、点と点をつなげていけるような取材の仕方をしていきたいなと思っています」とも話していた。

榎並大二郎アナ&宮司愛海アナ、お互いの印象語る

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お互いの共演歴と印象に話が及ぶと、榎並アナは「ほぼほぼバラエティの単発で一回というレベルでして。私はそれを覚えているんですが、宮司さんはそれも覚えていないくらいなので(笑)」と言い、宮司アナは「いつの話ですか(笑)」と照れ笑い。榎並アナは「ここが初顔合わせに近いというか。実質そうですね」とも語り、宮司アナは「レギュラー番組としては初めてということになりますかね」と明かした。

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宮司アナは榎並アナの印象について「いろいろな榎並さんの仕事を勝手に見ている側として、『バイキング』でのいじられる側にもなれるし、自分で『イット!』のニュースの場を回すということもできるし。とてもオールラウンダーな先輩だなというのはありつつも、同僚としてはものすごく交流しやすいフレンドリーな先輩で。誰からも好かれる稀有な存在だと思っています。ものすごく愛されています。誰に対しても優しいですし親切ですし。学ぶところが多いので、一緒に仕事をしながら、そういった部分も盗んでいけたらいいなと思っています」と笑顔で称賛。

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この言葉に「絶対に使っていただきたいところ」と白い歯を見せた榎並アナは「宮司アナウンサーはスポーツの現場が長かったですし、バラエティも看板番組をばんばん頭で張っていますけれども、印象的なのは現場現場で、スポーツの大きい現場に私が取材に行ったときとか、必ず机に向かって何かカリカリカリカリ書いていて。すごく堂に入っているというか」と返答。

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「アナウンサーって現場に行っても、制作とちょっと違う仕事」としたうえで「オーラが『制作』って感じの。がっつりそこにいて、ディレクター然としているというか。『制作していますよ・取材者ですよ』という。出役(でやく)なんだけども、そういう意味では一番制作に近い立場で。これは信頼されるし、それがそのまま画面にも説得力というところで活きてきているんだなというのを、ひしと感じるので。現場の宮司さんの姿というのは、とても印象に残っています」と評した。

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2021年に自身の母を亡くしたことに話が及ぶと、宮司アナは「死生観が変わった部分は母の死をきっかけにありまして。私の場合は闘病期間ずっと一緒にいられたので、長い間死と向き合いながら、どういう風に終わりに向かっていくのかっていうのは考えられましたけど、災害で知人だったり家族の命を失われた方は、ある日急にっていうことなわけですし、その人たちがどんなに悲しいのかっていうのは、想像してもしきれない部分もあります」とコメント。

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そして「自分から見えている景色だけではなく、その裏側であったりとか横にいる人が見えている景色はどんなものであるんだろうっていうのをすごく考えるようになりました。なので、そういった部分を私がニュースを伝える立場としても、常にいろんな視点から物事を考えて伝えていけるような伝え手になれればいいなと思っています」と思いを語った。

榎並大二郎アナ、加藤綾子アナへ感謝

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宮司アナに引き継ぐ加藤綾子アナウンサーについて、同期でもある榎並は「加藤さんを中心にして、すごく優しい空気になっていたというのは印象的で。報道はもっとピリッとしてたけどなというところが、すごくいい影響を与えてくれていたなというのを感じました」と回想。

そして「実際に2年間ご一緒しましたけれど、どうしても僕は何か批判になってしまいそうなところにも、ちゃんと優しさと言いますか共感というか。あ、こういうものの見方があるんだなというのを、本当に近くで教えてもらったので。そういった優しさ・共感、改めてDNAをしっかりと次の『イット!』に引き継いでいきたいなという思いです」と感謝の気持ちを語った。

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宮司アナは「『めざましテレビ』で加藤さんが辞められる前に1年間一緒にお仕事をしていたんですけれども、新人の私のこともしっかり、他愛ない会話でも目を見て、向き合って話してくれる大好きな先輩で。とても人として温かい先輩だなというのを感じていました。そういった部分が榎並さんがいま仰ったように、番組にも反映されていたと思いますので、そういった優しい空気というのは大切にしながらも、想像力とか人の痛みに寄り添えるような、自分なりのスタイルを築き上げながら、『イット!』に関わっていきたいなといま個人的に思っています」と話していた。

榎並大二郎アナ&宮司愛海アナ、お互いへのリクエスト明かす

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その後、お互いへのリクエストを聞かれた宮司アナは「同じことを求めているというわけじゃないんですが、『S-PARK』を担当していた時に、結構いろいろやることが多くて、スポーツ初心者だったこともあって、勉強でいっぱいいっぱいになっていたときに、先輩の中村光宏アナウンサーが、『大丈夫、大丈夫!』ってずっと言ってくださったのが、すごく助かったんですよ。なので私がパニックになっているときは『大丈夫』って言ってください」とにっこり。

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これに「本当に大丈夫だからね。本当に」と返した榎並アナは「しっかりしているんだけれども、ちゃんとSOSを出してくれるんだなっていうのがよくわかったので。そういうときにはSOSが出る前にしっかりと、どーんと、自分も先輩ですから、構えて。安心して伝えられるようにというところは心がけていきたいと思っております。私はどーんという加藤さんにずっと甘えてきていた部分があったので(笑)。バトンを渡して役割を担っていかないとと思っております」と先輩らしいコメント。

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宮司アナへのリクエストを聞かれると「そんなにパニックにならなければいいなあと思っているんですけれども、すぐ慣れると思うので。でもそういう意味では根詰めすぎてしまう、自分を追い込みすぎるところがあると思うので、ほどほどに」と笑顔で助言していた。(modelpress編集部)

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