「笑点」メンバー6人が追悼 三遊亭円楽さんへの思い「なんで俺より先に逝くんだ」
2022.10.01 10:36
views
日本テレビの長寿演芸番組「笑点」の大喜利メンバーとして活躍した落語家の六代目・三遊亭円楽さんが9月30日、肺がんのため72歳で死去。これを受け、同番組メンバーがコメントを寄せた。
三遊亭円楽さん、死去 72歳
円楽さんの公式サイトでは同日、「三遊亭円楽が、9月30日に肺がんのため死去いたしました」と訃報を伝えるとともに、「8月下旬の入院以降、肺炎は軽快し、肺がんの治療を再開した矢先のことでした。遺族、関係者一同、大変急なことで、今はまだ悲しみに向き合うこともできず、対応に追われております」とコメント。葬儀は近親者のみで執り行うとし、後日、お別れの会を予定。「関係者のみなさまへは、改めてご案内申し上げます」としている。
林家木久扇コメント
訃報に接し、突然なことなので悲しみというより…表現の仕様がありません。私のことを「おじさん」と格別に呼んで呉れていたお付き合いでした。がっかりです…安らかにおやすみ下さい。三遊亭好楽コメント
先程会って来ました。いい顔してました。開口一番は「なんで俺より先に逝くんだ」でした。俺より四つも若いんだよ。早すぎるよ。笑点でも落語界全体でも本当にお世話になりました。博多落語祭り、札幌落語祭り等々沢山の仕掛けをして動き回ってました。やっと休めるね。ご苦労さまでした。心よりお悔やみ申し上げます。三遊亭小遊三コメント
気丈な人だから必ず復帰してくれると信じてましたが…残念です。笑点の世話役で公私ともにお世話になりました。またゴルフ仲間でもあり、楽しい思い出がたくさんあります。まだちょっと信じられません。春風亭昇太コメント
円楽師匠の訃報にふれ言葉もありません。倒れられてからも笑点の収録に遊びに来られていて、皆んなで軽口を交わした時が最後になってしまいました。とても真っ直ぐな方で、博多天神落語まつり等、数々の落語イベントを企画されるなど、落語にも真剣に向き合う姿が忘れられません。先日も国立演芸場で復帰の高座を務めたばかりで、近いうちに楽屋でお会い出来るものと思っていただけに、とても残念です。林家たい平コメント
ラジオ収録途中に入ってきた、突然過ぎる訃報に全く受け止められないのが今の気持ちです。強い気持ちを持っている師匠でしたので、必ず戻って来てくださると信じていました。あまりにも早すぎます、あまりにも突然過ぎます。もっと色んな話をしたかったですし、教えてもらいたかった。落語を愛し、笑点を愛し、本当に優しい師匠でした。私が笑点に入ってから常に隣に円楽師匠がいてくれました。どれだけ心強かったかわかりません。師匠が帰って来たら、あれもしたいこれもしたいとずっと思っていたことが、もう叶えられないんだと思うと寂し過ぎます。時に兄のような存在であり、落語の大先輩であり。たくさんの教えを受けました。まだまだやり残したことがたくさんあると思います。少しでも円楽師匠の想いを繋いで行けたらと思っています。大好きでした円楽っち!はやすぎますよ!もっと一緒にいたかったです。
桂宮治コメント
突然の訃報に接し、ただただ驚いております。私がまだ二ツ目になりたての頃から円楽師匠プロデュースの博多天神落語まつりに出演させていただき、それ以来大変お世話になっておりました。いつも後輩芸人に目をかけてくださる円楽師匠。笑点メンバーになった時も「お前はうるさいけど、元気に頑張れ」と声をかけてくださり、8月国立演芸場での高座復帰の際にご挨拶に伺うと、高座に呼ばれ、「俺が戻るまで笑点頑張ってくれよ」と言って頂いたのが円楽師匠との最後の会話になってしまいました。リハビリを乗り越えて必ず帰って来てくれると思っていたので、今でもまだ信じられません。これから沢山教えてもらいたい事がありました。まだ気持ちの整理がつきませんが、円楽師匠には天国でゆっくり休んで頂きたいです。どうかこれからも若手を見守っていて下さい。ご冥福をお祈りいたします。
(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】