中川大志「ドキドキしています」作品タイトルに名前が入っている理由<歌妖曲~中川大志之丞変化~>
2022.09.13 15:27
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俳優の中川大志が13日、都内で行われた音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」(11月6日より東京・明治座ほかで上演)の製作発表に、共演の松井玲奈、福本雄樹、浅利陽介、中村中、山内圭哉、池田成志、作・演出の倉持裕氏、出演者で公演宣伝部長の徳永ゆうきと出席。役柄への印象や作品への意気込みを語った。
明治座、東宝、ヴィレッヂ。それぞれ歴史もカラーも異なる3社から、同じ年齢の男性プロデューサー3名が集まり、立ち上げた“三銃士企画”。第2弾となる今作のテーマは『リチャード三世』×昭和の歌謡界。昭和、平成、令和の歌謡界の歌い手の殿堂でもある明治座。この由緒ある劇場において、音楽、笑い、愛憎、お涙頂戴、勧善懲悪のスペクタクル感とケレン味満載の作品を送る。
今作が本格的な舞台に初挑戦で初座長を務める中川。醜い風貌と不遇な宿命を背負い、大衆芸能・歌謡界で悪逆の限りを尽くす主人公「鳴尾定」が、美貌の歌手「桜木輝彦」となり歌謡界を席巻するも、破滅の道へ突き進む、昭和歌謡版リチャード三世を鮮やかな変化にて演じる。
続けて、中川は「僕自身、わからないこともたくさんありますし、未知の挑戦になります。僕自身が知らない自分にたくさん出会えたらいいなと思っております」と期待に胸を躍らせ、「一生懸命、精一杯、演じたいと思います」と意気込んだ。
一方、鳴尾家に怨恨を抱くレコード会社の女社長・蘭丸杏役を演じる松井は「私が演じさせていただく蘭丸杏という役は、とてもかっこよくて、強くて、悪い女性のイメージがあります。お稽古をしていく中で彼女の正義と悪を私自身も理解して、お客様にかっこいい女性を見せていけたらいいなと思っております」と力を込め、「ぜひ、本番を楽しみにしていただけたら嬉しいです」とアピールした。
同じ質問に、松井は「私の役は悲しさだったり悔しさみたいなものを長い間、抱えている女性なんですけど、ある意味、負の感情を自分にとっての正義として、復讐したい相手に手段を選ばずぶつけていくような、負の感情をたくましく剣のように振りかざすような、そういう女性だなと、今は思っています」と語った。
最後に、締めのコメントを求められた中川は「いよいよ始まってしまうんだなという気持ちで、また背筋が伸びる思いでいます。念願かなって舞台の上でお芝居ができることに感謝したいと思っております」と目を輝かせ、「昭和歌謡、昭和の芸能界の時代は、僕の世代からするとすごく新鮮なところもたくさんありまして、今にはないエネルギーだったりファッションだったりカルチャーだったり音楽だったりが色鮮やかで、ポップでカラフルで、そういう印象があります。そこに血生臭さというか、人間の内側から滲み出てくる匂いだったり温度みたいなものが乗って、見てくださる方の深い部分に響くような、そんなエネルギーのある作品にできたらいいなと思っています。僕自身もこの鳴尾定、桜木輝彦という役を通して、大千穐楽を迎える頃にどんな景色が見られるのか、先輩方の胸を借りて精一杯走り抜けたいと思っております。頑張ります!」と力強く語った。(modelpress編集部)
今作が本格的な舞台に初挑戦で初座長を務める中川。醜い風貌と不遇な宿命を背負い、大衆芸能・歌謡界で悪逆の限りを尽くす主人公「鳴尾定」が、美貌の歌手「桜木輝彦」となり歌謡界を席巻するも、破滅の道へ突き進む、昭和歌謡版リチャード三世を鮮やかな変化にて演じる。
中川大志、手紙でのオファーで出演実現
冒頭の挨拶で中川は「今日こうして出演者のみなさまと顔を合わせたんですけれども、久々に震えるくらい緊張しています」と吐露し、“三銃士企画”の第1弾を観劇しに明治座に行った際、プロデューサー陣から「ぜひ一緒に舞台をやりませんか?」との手紙をもらったことを明かした。「そこから1年半くらい前からこの『歌妖曲』に向けて歌のボイストレーニングが始まったり、少しずつ準備をしてきて、いよいよ今週から稽古が始まるんですけど、いよいよここまで来たなという思いです」と心境を告白。続けて、中川は「僕自身、わからないこともたくさんありますし、未知の挑戦になります。僕自身が知らない自分にたくさん出会えたらいいなと思っております」と期待に胸を躍らせ、「一生懸命、精一杯、演じたいと思います」と意気込んだ。
一方、鳴尾家に怨恨を抱くレコード会社の女社長・蘭丸杏役を演じる松井は「私が演じさせていただく蘭丸杏という役は、とてもかっこよくて、強くて、悪い女性のイメージがあります。お稽古をしていく中で彼女の正義と悪を私自身も理解して、お客様にかっこいい女性を見せていけたらいいなと思っております」と力を込め、「ぜひ、本番を楽しみにしていただけたら嬉しいです」とアピールした。
中川大志、役の印象明かす
また、自身の役の印象や楽しみにしていることを聞かれると、中川は「鳴尾定は生まれつき、顔も体も醜い状態で生まれてきてしまった男ということで、鳴尾一族の中でもそうですし、世間からも隠されて、暗いじめっとしたところに閉じ込められていた男なんですけど、その男がいろいろな手段を使って桜木輝彦という姿に生まれ変わって復讐をしていきます。同じ人物なんですけど、見た目もまったく異なる、正反対なキャラクターになります」と紹介し、「台本を読んで想像しているのは、鳴尾定としての姿が桜木輝彦に及ぼす影響、そしてその逆。一方の姿がもう一方の姿に影響を及ぼす、そこは今回のキャラクターのテーマになってくるんじゃないかなと、僕自身、想像しているので、とにかく定として自分の中に憎しみだったり怒りだったり悲しみだったり、そういうエネルギーを溜め込めれば溜め込むほど、桜木輝彦として光を浴びたときに、そこのエネルギー源になるんじゃないかなと想像しながら台本を読んでいます」とコメント。同じ質問に、松井は「私の役は悲しさだったり悔しさみたいなものを長い間、抱えている女性なんですけど、ある意味、負の感情を自分にとっての正義として、復讐したい相手に手段を選ばずぶつけていくような、負の感情をたくましく剣のように振りかざすような、そういう女性だなと、今は思っています」と語った。
中川大志「ドキドキしています」タイトルに名前が入っている理由は?
さらに、自身の名前がタイトルに入っていることについて、中川は「最初は仮のタイトルだと思っていたんですけど、本当のタイトルとして発表になっていたので、ちょっとドキドキしています(笑)」と苦笑いを浮かべ、これに倉持氏は「これはプロデューサーの三銃士のたっての希望でした。これは入れたいですということだったので、入れましょうって。(本作は)中川くんが売りですからね」と経緯を明かした。最後に、締めのコメントを求められた中川は「いよいよ始まってしまうんだなという気持ちで、また背筋が伸びる思いでいます。念願かなって舞台の上でお芝居ができることに感謝したいと思っております」と目を輝かせ、「昭和歌謡、昭和の芸能界の時代は、僕の世代からするとすごく新鮮なところもたくさんありまして、今にはないエネルギーだったりファッションだったりカルチャーだったり音楽だったりが色鮮やかで、ポップでカラフルで、そういう印象があります。そこに血生臭さというか、人間の内側から滲み出てくる匂いだったり温度みたいなものが乗って、見てくださる方の深い部分に響くような、そんなエネルギーのある作品にできたらいいなと思っています。僕自身もこの鳴尾定、桜木輝彦という役を通して、大千穐楽を迎える頃にどんな景色が見られるのか、先輩方の胸を借りて精一杯走り抜けたいと思っております。頑張ります!」と力強く語った。(modelpress編集部)
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