HiHi Jets&美 少年「少年たち」主演2年目の変化語る 新曲パフォーマンスに込めた想い告白<取材全文>
2022.09.12 04:00
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HiHi Jetsの高橋優斗(※「高」は正式には「はしごだか」)、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗、美 少年の岩崎大昇(※「崎」は正式には「たつさき」)、佐藤龍我、那須雄登、浮所飛貴、藤井直樹、金指一世、俳優の内博貴が11日、新橋演舞場で行われた舞台「少年たち あの空を見上げて」(新橋演舞場:9月11日~10月13日、御園座:10月28日~11月6日)のゲネプロ及び初日前会見に出席。主演作への覚悟と新曲パフォーマンスに込めた想いを語った。
HiHi Jets&美 少年主演「少年たち」
舞台「少年たち」は、1969年の初演以来、多くの若者たちの感動を呼び、上演のたびにアレンジを加えながら進化を遂げ、「少年たち」シリーズとして歴史をつないできた。時を経て、2010年に大阪松竹座・日生劇場にて復活して以来、各方面でも活躍し続けているKis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow ManらがかつてジャニーズJr.時代に出演していたことから、当シリーズは“若手の登竜門”的存在になっている。
2021年には初めて今回の2グループが主演を務め話題に。今作には「海の上のピアニスト」(2021年)や「シェイクスピア物語~真実の愛~」(2022年)など大作の主演が続く内が、看守長役として加わった。
HiHi Jets&美 少年のコンビネーション健在
この夏、ライブや個々でのドラマ出演を果たすなど精力的に活動していたHiHi Jets。一方の美 少年は2020年から3年連続で、6人全員主演のドラマが放送され、同作上演直前までライブを行っていた。多忙を極めていた中での稽古。出演者全員で声がけをし、グループや先輩後輩の垣根を越えた交流で、チームワークを深めてきたという。今、勢いのある2グループが全身全霊で舞台に立つ姿は迫力満点。それぞれのキャラクターのバックボーンを繊細な表情で丁寧に演じていた様子が印象的だった。新たに追加されたシーンも加わりパワーアップした今作。2グループと新キャストの内が新曲を披露するなど、ステージパートでは表情豊かに堂々のパフォーマンスを行った。それぞれのカラーが色濃く表現された歌唱とダンスでアーティストとしての本領を発揮し、観客を魅了。会見では、稽古を通して築き上げたチームワークの良さが垣間見えるトークが繰り広げられた。
以下、取材全文。
「少年たち」初日前会見
― まずはお一人ずつ挨拶と意気込みをお願いします。HiHi Jets&美 少年:よろしくお願いします!
高橋:皆様、本日はお忙しいところご来場いただきありがとうございました。昨年に引き続き、HiHi Jetsと美 少年がジャニーさんの愛したこの「少年たち」という舞台を任せていただけたことをすごく光栄に思います。さらに、今年は公演数も増え、新橋演舞場だけではなく、名古屋の御園座にも行かせていただきます。約2ヶ月ぐらいですかね…このジャニーさんの愛した「少年たち」をお届けして参りたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
井上:皆さん、こんにちは!HiHi Jetsの井上瑞稀です。本日はお忙しい中、ありがとうございました。そうですね…2年目というところでさらに身も引き締まり、このステージに立ちたいと思います。今年から、内くんを始めフレッシュなJr.の子達も参加してくれているので、よりパワーアップした「少年たち」をお届けできればなと思います。皆様、どうぞよろしくお願い致します。
橋本:はい、皆さんお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。HiHi Jetsの橋本涼です。1年前の「少年たち」から僕たち11人が成長している姿を観に来て下さるファンの方たちにお届けすることがまず大事かなと思っていて。そして、今回は内くんもいるので内くんのすごいオーラに負けないように頑張りたいと思います。本日はよろしくお願い致します。
猪狩:本日はお忙しい中、皆さん、ありがとうございます!HiHi Jetsの猪狩蒼弥です。最近はめっぽう涼しくなってきてですね…秋を感じていらっしゃると思うのですが、ここ新橋演舞場は芸術っていう感じがして、芸術の秋に我々ジャニーズの若手である我々HiHi Jetsと美 少年が一花咲かせられたらなと思いますので、一生懸命頑張りますので…皆さん広報よろしくお願いします!
作間:皆さん、本日はありがとうございます。HiHi Jetsの作間龍斗です。去年に引き続き、「少年たち」の舞台をやらせていただいて本当に嬉しい気持ちと責任感を持って舞台に立っております。千秋楽まで期間長いですけれども、体調やら何やら崩さずに最後まで駆け抜けたいと思います。よろしくお願いします。
岩崎:皆さん、本日はお忙しいところお越しいただきありがとうございます。美 少年の岩崎大昇です。こうしてHiHi Jetsと僕たち美 少年が「少年たち」の2年目を任せていただいたということで、さらに内くんを始め新しいキャストの皆さんと素晴らしい、よりパワーアップしつつ皆さんの背中をお借りして…背中をお借りする?
猪狩:胸を借りてかな?
全員:(笑)。
岩崎:あ!胸を借りつつ、背中を見て、僕たちも刺激し合いながらできたらいいなと思います。2ヶ月、よろしくお願いします!
佐藤:はい、美 少年の佐藤龍我です。本日はお越しいただきありがとうございました。2年連続、HiHi Jetsと美 少年でやらせてもらって本当に嬉しいです。そして、SixTONESさんとSnow Manさんもやっていた、バスケにも今回僕たち挑戦しているので、それに負けないように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
那須:美 少年の那須雄登です。本日はお集まりいただきありがとうございます。「少年たち」という舞台はジャニーズの舞台の中でもお芝居に重きをおいた舞台なので、毎日全員で新鮮な気持ちでこの舞台に立ちたいなと思います。あとは、やっぱり喉を酷使するのではちみつを食べて最後まで頑張りたいと思います!最後までよろしくお願いします。
浮所:はい、浮所飛貴です。本日は足を運んでいただきありがとうございます。こうしてまた僕たち美 少年とHiHi Jets、そして内くんとこのステージに立ち、この景色を見て、さらに今回は僕個人的には生まれ故郷である愛知県にこの舞台を運んで行ける、観ていただける、愛知県の皆さんに観ていただけることがとても楽しみです。全員で、1人も欠けることなく最後まで突っ走っていきたいと思います。よろしくお願いします!
藤井:本日はお越しいただきありがとうございます。藤井直樹です。また、僕たちが「少年たち」でこの舞台に立てることを嬉しく思っております。去年に引き続き、色々と同じ場面もあると思うんですけど、さらに追加されたシーン、色々な面でパワーアップした姿を皆様に伝えていけるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
金指:本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。美 少年の金指一世です。去年「少年たち」を美 少年とHiHi Jetsの2グループでやらさせていただいて、本当に嬉しくて、今年もまた任せていただいたので、この期待に応えられるように、またパワーアップした僕たち2グループの熱い想いを乗せられるように頑張っていきたいと思います。9月から11月にかけて3ヶ月間、長い舞台になるのでケガや体調には気をつけて頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございます。
内:皆さん、お忙しい中、ありがとうございました。ジャニーズJr.の内博貴です。
HiHi Jets&美 少年:いやいやいや(笑)。
内:そうでしょ!ジャニーズJr.でしょ〜。
HiHi Jets&美 少年:待ってくださいよ(笑)!
内:フレッシュでしょ!フレッシュJr.でしょ!どっからどう見ても!
HiHi Jets&美 少年:違います(笑)。
内:違いますか〜(笑)。(気を取り直して)ありがとうございます。「少年たち」は作品は知っているんですけども、ジャニーさんがね、昔から作った作品で、僕自身はこの作品に出演したことが無くてですね。「ANOTHER」という舞台にね、出たことはあるんですけども、「少年たち」は初めて出させてもらっているんですけども。みんなのお芝居のサポートができればいいなと思っていますし、ジャニーさんが愛したこの舞台ですからみんなにはね、このステージに立てることが当たり前って思って欲しくないなって思ってますし、この作品に出れるHiHi Jetsと美 少年は選ばれし人間なんだって気持ちを持って、しっかりと1公演1公演をを大切にして、ロングランで長いですけども、やっていっていただけたらなと思います。そんな風にお父さんは思っております。
HiHi Jets&美 少年:(笑)。ありがとうございます。
内:だから最後までね、みんなをサポートできたらなと思っております。
HiHi Jets&美 少年:よろしくお願いします。
― お互いにどんなところが変わったと思いますか?
高橋:そうですねー、高橋から見た美 少年なんですけど、何て言うんですかね、やっぱり夏のドラマとか6人全員でやったりしているので、やっぱり1人1人の感情だったりとかそういうところの動きっていうのがなんかより…ちょっと上から目線になっちゃうかもですけど、共演する側としてはより繊細だなって感じましたね。
浮所:HiHi Jetsはより、移動速度が速くなったなと思いますね。
猪狩:本編はローラー履いてないから!
浮所:確かに!
猪狩:普通に足速くなっただけじゃん(笑)
浮所:でも…
猪狩:(ローラーだから)別に足も速くなってないか…あ、ごめんボケ拾いすぎた(笑)。失礼しました。
浮所:(笑)。同じく、1年の時を経て皆さんそれぞれお芝居の経験をされていると思うので、声の出し方なり表情なり、細かい自分の作ったキャラクターの動きっていうのはやっぱり去年よりかなり進化しているなと僕たちも同じステージに立たせてもらって感じています。
HiHi Jets:ありがとうございます。(美 少年に向かって深々とお辞儀)
― バスケのシーンも加わったということで、その練習も大変だったのでは?
猪狩:全然やってないよね。
高橋:大変でしたね。
井上:練習時間、本当に2日とか…?2、3日で、それであそこまで持っていけたのは良かったね。
高橋:絶望したよね、決まった瞬間(笑)。それこそ、僕たちの1つ前に「少年たち」をやっていたSixTONESさんとSnow Manさんがやっていたこのバスケの演目なんですけど、あれはSixTONESさんとSnow Manさんの身長があるからできることだと思い込んでいたんですけど「今年はやるぞ」ということで、やらせていただいたので、1日目とかやばかったよね。最後の技とか1回も決まらなかったもんね。そこから、2日目ぐらいで入るようになったのかな。みんなで声出してね。だからより、今年はバスケがあることによってチームワークが深まっていきましたね。
― 今日は最後の作間くんの1投がすごかったですね!
作間:最後ですか?あ、ありがとうございます。あの…皆様、あの生感がいいですよね~
猪狩:お前油断しすぎだよ!
全員:(笑)。
猪狩:絶対来ないと思ったでしょ?
作間:あの生感はたまらないですね。だから、最後に任せてもらったのはすごい嬉しいですね。
― ゴールを決められて気持ち良かったんじゃないですか?
作間:気持ち良かったですよ!あの、みんなが前で応援してくれていて、これから初日迎えますけど、お客さんも見てるって考えると、まぁさぞかし気持ち良いだろうなと思います。
― バスケやろうって言ったのは演出の滝沢(秀明)さん?
高橋:滝沢さん?
猪狩:わかんないっす。決まってました(笑)。演目にバスケって書いてあって。
― 今年の見どころの1つですね。そして、内さん。お父さんと仰っていましたが、貫禄出ています。
内:いやいやいや。そんなことないですよ。でも、貫禄というのは意識しているかもしれないですね、役が役ですので。覇王色を纏おうかと。
HiHi Jets&美 少年:お~。めちゃくちゃ纏ってます!
内:覇王色を纏いながら、覇気を撒き散らしながら出ていこうかなという風には思っています。
― 史上最恐の看守と言われていますね。
内:そうですね、僕もやるからにはとてつもない役をやってやろうという気持ちがあったので、滝沢くんともお話ししまして、こういう風になりました。
― 滝沢さんからはどんなリクエストがあったのですか?
内:「頼んだぞ」と言われました。
高橋:一番キツイやつじゃないですか!
浮所:5文字で!
内:それで「わかりました」とお返事しました。
― やっぱり内さんの看守長は怖いですか?
HiHi Jets&美 少年:怖いです。
浮所:最初見た時、鳥肌立ちましたもん。本当に怖すぎて。
内:(笑)。
浮所:そんな中でも僕たちにお芝居の指導もして下さるので、本当に頼りがいのある先輩です。
猪狩:本当にそうです。内くんとは早速何人か打ち解け…あ、内くんだけに(笑)。
HiHi Jets&美 少年:(笑)。
内:ちょっと待って、ちょっと待って。いじってるか?
HiHi Jets&美 少年:(笑)。
猪狩:ちょっとまだ早かったですね、すみません。
内:いいよ、いじってよ。最近いじられるのすごい快感なの(笑)。
高橋:そうなんすか?新しいっすね(笑)。
猪狩:「少年たち」ってご飯を自分たちで好きなものを選んで食べる方式なんですけど、毎週水曜日は内くんが奢ってくれるっていう。
HiHi Jets&美 少年:えー!本当ですか?
内:それをなんかね、せがまれました。
高橋:もう、すでに稽古場にはね…ドーナツを入れていただいて。
内:入れていただいてっていうより、君たちほぼ山賊よ。稽古場初日ですよ、初日に行ってまず、作間か。作間が、僕の横に滝沢くんがいたんですよ。で、滝沢くんに携帯見せながら「ちょっとお腹空いたんですよね」ってせがみに来てて、滝沢くんも優しいですから「いいよ、頼みなのよお弁当」って言ってなんか頼んでいたんですよね、お弁当を。そしたら、作間がそのまま俺の目の前に来て「内くん、次デザートが欲しいです」って。
浮所:作間やるな~!
作間:思い切ったことしましたね。
内:僕的には初日からみんなと打ち解けられたかなとは思って、すごく嬉しかったですね。
猪狩:内くんだけに…
内:もういいよ。そこ引っかかると長なるから。
高橋:いやでも俺たち、作間のこと止めたんだよな。
猪狩:やめとけよってね。
橋本:初日だしね。
作間:ちょっと待ってくれよ。僕は本当にお腹空いていて、携帯で物色していたら隣から「それめちゃめちゃ美味そうじゃん、頼めよ」って言うから僕はしぶしぶ行ったんですけど…。
高橋:何言ってんだよ、お前。
作間:僕、自分からはやらないですよ!
― ちなみに「頼めよ」って言ったのは誰なんですか?
猪狩&作間:こいつです。(高橋を指差す)
高橋:ちょっと待てよ!お前(猪狩)もだろ、ふざけんなよ(笑)!共犯だろ。
作間:いや、基本的にみんなだけどね。
猪狩:いや、なんか面白そうなことやってんなって思って。(作間は)もごもごしてるんですよ、滝沢さんの前で今みたいに。なんで、滝沢さんもちょっとイライラしてきちゃったんで、僕が代わりに土下座してお願いしたっていう(笑)。
高橋:そう、だからもごもご言ってるから滝沢さんも結局に告白してくれない彼女みたいなね(笑)。「結局どうしたいの?」みたいなね(笑)。そこで打ち解けた感じがあったので、ありがとうございました。
内:そうだね。
― 美 少年の皆さんはおねだりしたことはないのですか?
藤井:ちょっとまだそこは…。
浮所:いやまだ全然。
那須:僕は内くんと二言ぐらいしか話してなくて。
内:そうだよね。あ!でもお芝居の話したよね?
那須:そうです!僕と橋本くんの放火のシーンで…アドバイスをいただいて。
浮所:嘘言ったの?
猪狩:忘れてたってこと?
橋本:それ忘れちゃいけないよ。
内:もう、忘れてたん?泣いちゃうよ。
那須:すみません、すみません。めっちゃ大事な話してました。
― 本番が始まったらおねだりしてみるのはどうでしょう?
藤井&浮所:したい!
岩崎:それこそお弁当は、中華が美味しいって言っていたので、中華のお弁当を。
内:ここね。その話をしてたんだよね。だからみんなに、毎週水曜日に。
HiHi Jets&美 少年:やったー!
内:えー誰かお金下さい(笑)!
全員:(笑)。
― 稽古中に何か食べ物以外のエピソードありますか?
高橋:食べ物以外ですか?あんな大事なイベントをそんな言い方するんですか!?でも、稽古場では本当に演出の滝沢さんを中心にですけど、もっと細かい部分というか「こういう風にやった方がやりやすくない?」とかそういう会話っていうのは、今回内くんに参加していただいたことによってすごく増えてきたなって思います。
声の出し方とかも「ちょっと喉潰れそうですわ」って話をしたら「ちょっとここ(太もも)に力入れてみ」とか「喉潰すこと怖がらない方がいいよ」とか、すごく色々なことを言って下さるので、今初日迎える時点で去年より成長しているのかなって思いますね。
岩崎:吸収できるようなことばかりで。それこそ本当に内くんが「俺、こう行くからこう行くよ」とか「こうして、俺がこうで、こうだ、あーだ」って…。
内:1人で落語やってる(笑)?
岩崎:いやいや(笑)。本当に「こうしてみたら」とか「1回こうやってみよう」とかそういうやり取りがたくさんあって、マジ最高ですね。
内:いや、まだ終わってないのよ。これから始まるのよ。「最高でしたね」って(笑)。
― 舞台に出る前にやっていることはありますか?
浮所:それぞれ発声練習なり、表情筋をほぐしていたり。僕、楽屋でやってるんですけど、最近楽屋にある人が邪魔しにくるんですよ!HiHi Jetsの高橋優斗くんです…。
高橋:いや!俺、邪魔しに行ってないじゃん!
浮所:最近来るよね?
那須:来るね!
内:そんなことしてんの?
浮所:来ます、楽屋に邪魔しに来るんです。
高橋:だって、暇なんだもん。暇だったら、そりゃ行くよ。彼、「トモダチゲームR4」ってドラマこの間やってたじゃないですか。それを観てたんで一緒に観てただけだよね。で、全然内容わからなかったので「なんだこれ。どうなってんだ」って(笑)。
浮所:そんな話してました。
高橋:それで煙たがられました…。それで次に、大昇と龍我の楽屋に行って、藤井くんがいたんですけど、藤井くんがゲームやってたんでそれを横取りして遊んでました(笑)。
藤井:なんか、ゲーム取られました。
猪狩:暴れん坊すぎるでしょ。
浮所:大人しく楽屋にいなさいよ!
井上:あれ、俺らの楽屋でうるさくて1回追い出してるから。
美 少年:おいおい。
高橋:やばい、俺居場所ないじゃん。
猪狩:だからそろそろ内くんのところに行く可能性が…。
内:絶対来るなよ。
高橋:フリだ、これはもう。
内:絶対来るなって。
高橋:あとはもう、ジャニーさんの楽屋に集まってるだけだよね。
浮所:みんなで集まってるね。
橋本:談笑してるね。
― そこでジャニーさんのお話をしているんですか?
高橋:いや、日常会話です。今日は何観たとか、あのニュース読んだとか。それこそゲームやってる人がいたりだとか。何か本当にジャニーさんがいた時の空気感というか。この新橋演舞場のジャニーさんの楽屋っていうのが落ち着くよね。
藤井&浮所:落ち着きますね。
高橋:それで「よし、本番行こうか」っていう風になるので。
― 舞台前に楽屋にはジャニーさんに挨拶に行ってるのですか?
高橋:挨拶も込めて、集まっていますね。今日も行ってきました。
― それは自然発生的にみんな集まっているんですか?
井上:めっちゃ集まってますよね。
HiHi Jets&美 少年:うん!集まってる。
井上:みんなで集まろうって言ってたわけじゃないのに、自然に。
作間:行っちゃうよね。
浮所:ジャニーさんの元に吸い寄せられて、集まっちゃうんですよ。
那須:俺と橋本くんのシーンで放火した後、2人ともジャニーさんの楽屋行きます。
橋本:放火の前も行って、後も行くよね(笑)。
那須:落ち着くよね。
橋本:何だろうね、落ち着くね。本当に。
岩崎:実家感。
高橋:ジャニーさんの写真が置いてあるだけでマイナスイオン出てくるんですよ。結局、僕たちジャニーさんっ子っていうところがあるんで、本当に。だからその辺が落ち着くじゃないですけど、さっき言ってたみたいに「実家感」ですよね。ジャニーさんがいるって思うだけで、なんていうのかな。舞台が引き締まるというか、こっちもリラックスできるので自然と集まっちゃうんだと思います。
浮所:確かに!
― ジャニーさんには今作のどんなところを観て欲しいですか?
高橋:いっぱい観て欲しいよね。
岩崎:観て欲しい。基本的には去年と同じような部分もありますけど、そこは2年目だからこそ理解が深まってなんかそれぞれ色々な深掘りをして臨んでいるので、まずはそこを観て欲しいです。
高橋:そうだね。後は、個人的だと内くんに虐待されているところを…
井上:拷問じゃないの?
内:止めて。
高橋:あ、内くんに拷問されているところはかなり観ていただきたいなと思います。どっちかですよね、「もっとやれ」って言われるか「かわいそう」って言われるか、どっちなんだろうなって。
内:ただ、僕が心配しているのはHiHi Jetsのファンの子、美 少年のファンの子にすごく嫌われそうな気がして…。
HiHi Jets&美 少年:いやいや(笑)。そんなことないです。
内:ここで言わせて下さい。普段は違いますから。愛に満ち溢れてますから!何なら、裏でたかられてますから。ここ使って下さいね!裏でたかられてるんですよ、僕。ほぼおやじ狩りです(笑)。
HiHi Jets&美 少年:そんなことないです!
猪狩:そんなこと言ったら、作間は縛られてガンガン殴りつけられて。
高橋:あの劇中に出てくる電気棒なんて、内くんの楽屋から持って来てますからね。
岩崎:私物?
内:久々に「なんでやねん」って言ったわ。
― 今回新曲の披露もありましたが、それぞれいかがでしたか?
高橋:これはもう、先生ですよ。振り付け大先生。
猪狩:この曲はもう僕たち、3年ぐらい前からやりたいねって話をしていて、なかなかタイミングが合わなくて見送っていたのですが、ここでようやく、満を持してやらせてもらって。振り付けとかも「こうしたいな」っていう思いがあって。あ、僕が振り付けさせていただいていたんですけども、やりたいのがあって、やっと念願叶ってできて、今築いているHiHi Jetsのカラーっていうのをさらに強調できる曲になってたら良いなって思います。
藤井:今回、新曲をやらせていただくにあたって色んな曲を聴いたんですけども、もうこの曲を聴いた時に「これだな」って思うところがあって。みんなで話して、歌詞の方向性もみんなで前に進んでいくっていうものにしたいねって話していたので、歌詞もそういう感じになっていて。パフォーマンスもちょっと「Cosmic Melody」で、僕たちが1番始めにもらった曲の雰囲気も出したいねっていうので、結構間奏とかもみんなで振り向いてとか円になっていう振り付けがあって、僕たちの成長して行ってる姿っていうのをこの曲で見せられたら良いなって思いますね。
浮所:その中でもさらに注目して欲しいポイントが、1番最後のサビでミラーボールを置いてそこに光を当てて、それをみんなで半円になって囲むっていうところがあるんですけど、その部分でみんなで顔を見つめ合ったり、微笑みながら「やっぱり美 少年っていいな」って思いながら歌っているその表情、様を観て欲しいなって思います。
藤井:エモいよね。
浮所:そうだね!
― 内さんも今回は大御所感たっぷりで1曲歌われていますが。
内:そうですね、見た目完全に演歌歌手みたいになってるんですけど…。
高橋:いやいやいや(笑)。
内:大スター・演歌歌手登場みたいになってますけど、曲の方はバラードでやらせていただいております。
猪狩:ごめんなさい、完全にタイトルを言うのを忘れていたんですけど僕たちは「Drop Music」っていう曲になります。
藤井:僕たちは「Compass」っていう曲をやらせていただきます。
― 内さんは演歌歌手で?
内:誰が演歌歌手やねん。どっからいじってきとんねん(笑)!「Never say good-bye」をやっております。
猪狩:おー!
内:めっちゃ笑ってるやん!ええ加減にしいや(笑)!
― 登場してきた時に、大物演歌歌手登場って思ってしました…。
内:思っとたんかい(笑)!
全員:(笑)。
― 最後に改めて初日を迎えるにあたっての意気込みを教えて下さい。
内:僕はさっきも言いましたけど、ロングランにもなりますからまずは体調に気をつけて。このご時世ですから、しっかり自分で管理して、千秋楽まで無事に走りきっていけたらなって思ってますし、最後までみんなのサポートができればと思っています。
岩崎:2年目も立たせていただたということで、やっぱりしっかり去年培ったものをここでさらにパワーアップさせて、また内くんたちと刺激し合いながらこの公演の中でも成長して、11月の千秋楽をみんなで笑い合いながら迎えられたら良いなと思っております。
那須:すいません、ちょっと去年に引き続いてキーマンとなる金指にもぜひ。
浮所:聞きたい!
金指:すみません、ちょっと控えめなキーマンなんですけど、今年はキーマンを超えてスーパーキーマンになりたいと思います!よろしくお願いします!成長します。
浮所:スーパーキーマン!
― 橋本くんの声を聞いてない気が…
橋本:あ、僕は内さんにたくさんお世話になりましたって話をしました。
高橋:大丈夫?放火についての思いを話しておいたら?
猪狩:怖いな~。
高橋:役のね。
猪狩:下手なこと言うと炎上するから。もういいよ(笑)。
橋本:喉を頑張って守っていきます。ありがとうございます。
猪狩:素晴らしい。
高橋:昨年に引き続き「少年たち」の舞台に立たせていただき、このジャニーさんがとても愛した「少年たち」という舞台に身を置かしていただいたことに感謝しながら、最後まで全員で誰一人欠けることなく駆け抜けていきたいと思います。これからもぜひ、皆さんのお力添えよろしくお願いします。本日は本当にありがとうございました。
全員:ありがとうございました!
(modelpress編集部)
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