大平修蔵「世界を変える30歳未満」に選出 “人生観広がった”タイミング明かす

大平修蔵、SNS通じての活動が結実

本イベントは、時代をリードするグローバルビジネス誌『Forbes JAPAN』による「世界を変える30歳未満の30人」を選出するもの。この日は音楽家の江崎文武（※「崎」は正式にはたつさき）、古賀げんじ、モデルの長谷川ミラ、シンガー・ソングライター／ギタリストのReiも登壇していた。

大平は壇上でトロフィーを受け取ると「この度はこのような賞をいただけたこと、本当に光栄に思っております。ありがとうございます。僕がTikTok、俳優、DJ、モデルを始めてから約2年間、世界中の方々とSNSを通じて繋がることができました」とコメント。

「SNSって地球の裏側の方とも繋がるのが一瞬で。僕はその地球の裏側の人たちに向けて愛だったり幸せだったり笑顔だったりを届ける活動を、自分なりに考えて活動してきました。この賞を受賞できたことによって、それが少しでも報われたかなという風に感じております。これからこの賞を受賞できたことによって、また1つ僕の背中を押していただけたような感じがしています」とも語った。

大平修蔵、自身が作りたい世界とは？

トークセッションで自身が作りたい世界を聞かれた大平は「愛に溢れる世界」だと言い「愛に溢れるというか、フラットである世界というのを、僕自身の活動の目標でもあるのですが、SNSを通じて2年半の中で人種差別だったりジェンダーレスだったり、僕自身あまりジェンダーレスという言葉があまり好きではないのですが、そういう言葉すらなくなってほしいという思いが込められたテーマ」と返答。

「SNSを通じてファンの方たちで作り上げたコミュニティや、僕がノーといったことに対して一緒にノーと言ってくれる方たちを、世界中で一緒に発信できる世界を、僕自身も微力ながら作っていこうと思うので。これからもっと僕たちより下の世代の方たちや、それよりも下の方たちが、イエスと言える世界、ノーと言える世界を作っていきたいと思うので、愛に溢れる世界、フラットな世界というテーマを書かせていただきました」と思いを語った。

大平修蔵「人生観が広がった」タイミング明かす

質疑応答で「人生観が広がった瞬間」を聞かれた大平は「思い返してみると、人との出会いなのかなと感じます」と発言。家族や仕事を支えるスタッフ、友人を挙げながら「出会いとそしてそのタイミングと、すべてが重ならないと、たぶんきっと。重ならなければならないわけではないと思うんですが、そういうタイミングとかもあると思うので」と考えを明かした。

さらに「僕はたまたまそういったタイミングが19歳・20歳・21歳だったというわけで。これから先、いろいろなタイミングがあると思うので、僕から人生観というのは、まだ言うのは少しおこがましいんですけれども、出会いかなという風に思っております」とも話していた。

大平修蔵、学生にアドバイス

その後、学生へのアドバイスを求められると「たまたま僕たちがこういう職種なだけで、きっと大学生の方々達と、やりたいことだったり、僕たちと活動が少し違うだけで、同じように同じ志で、もしかしたら同じ夢を描けている人もいるかもしれないので、それは一緒に頑張っていこうよという言葉を送りたいです」とコメント。

続けて「ただ1つ言えるのは、始めなきゃ何も起こらないので。昔友達にTikTokを始めた段階で『始めた時点で勝ちじゃん』と言われたことがあって。今思い返してみると『確かにそうだな』と思うことがすごく多いので。始めなきゃ何も起こらないかなという風に思うので。『一緒に頑張っていきましょうよ』と。始めてから何かアクションを待つ。アクションを待つというか出来事を待つ。待った方がいいかなという風に思います」と呼びかけていた。（modelpress編集部）