Snow Man岩本照、華麗なダンスに早着替えで七変化…初主演ミュージカルで見せた新境地<キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン>
2022.08.11 22:41
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Snow Manの岩本照が主演を務めるミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のゲネプロが10日に行われた。<※一部ネタバレあり>
岩本照主演ミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」
本作は1980年に出版されたフランク・W・アバグネイル・Jr著の自伝小説『世界をだました男』をもとに製作された映画のミュージカル版。映画はスティーヴン・スピルバーグが監督し、主役の天才詐欺師をレオナルド・ディカプリオが演じ、彼を追うFBI捜査官をトム・ハンクスが演じるというハリウッドが誇る二大名優が競演。ミュージカルは2009年7月にシアトルにて初演、その後2011年にブロードウェイに進出した。若くハンサムな天才詐欺師フランク・ジュニア役を岩本、天才詐欺師を追うFBI捜査官カール役を吉田栄作、ヒロインのブレンダ役を横山由依が演じる。
岩本照、初主演ミュージカルで新境地
幕開けは、フランクがカールに見つかり、空港で追い詰められる物語のプロローグにあたるシーンからスタート。前日の囲み取材で岩本はメンバーとパフォーマンスするときと感覚が「全然違う」と話していたが、1曲目『Live In Living Color』で早速、これまで見せたことのない“パフォーマー岩本照”が輝いていた。女性ダンサーと妖艶なダンスを見せたかと思えば、抜群スタイルを活かしたキレッキレのダンス、もちろんアクロバットも健在。フランクがパイロットになりすます『ジェット・セット』では、圧巻のラインダンスも。華麗にキメたパフォーマンスで観るもの全てを魅了するはずだ。
そして、アップテンポに進む物語に合わせて、歌声も感情豊か。特に家族がバラバラになり、両親への想いを表現するシーンでは、今まで聴いたことのない悲しい歌声が印象的だった。そして、ブレンダと恋に落ちるシーンで披露する横山とのデュエットも、岩本の優しい歌声と横山の高音が見事にマッチし、岩本の新たな一面を感じられた。
岩本照、パイロット・学生・医者…七変化で魅了
いろんな職業になりすます詐欺師ということで、衣装も見どころの一つ。「曲中に早着替えがありましたが、曲の中でいろんな役になりきっている。観ている人に『どれが好きだった?』って聞きたいくらい、それぞれのキャラクターが印象に残っていてくれればいい」と語っていた通り、有名なパイロットの制服姿だけでなく、きらびやかなパイロットの制服、ブレザーにメガネの学生、白衣の医者、そして鍛え抜かれた肉体美を見せる姿も…。早着替えの七変化で次々となりきっていた。見どころは全部だそうで、「自分が出てないシーンも本当にかっこいいな、出たかったなって思うシーンが結構ある。一つに絞るより、どのシーンも、どのときを切り取っても、観ているお客様は『ここ見どころじゃん』って刺さってくれる時間が流れている気がします」と自信をみせた岩本。歌でもダンスでも演技でも、観るものの心を鷲掴みにする岩本にとって『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は、きっと今後のアイドル人生の糧になるだろう。
そしてゲネプロの最後には「本日はお忙しい中ありがとうございます。このメンバー、キャスト・スタッフ一丸となって、このカンパニーで1公演1公演丁寧に演じたいと思いますので、みなさまお力添えのほどよろしくお願いします。本日は本当にありがとうございました」と関係者に気を配る岩本らしさが溢れたゲネプロだった。(modelpress編集部)
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