神尾楓珠「ナンバMG5」回顧で涙「ロスっちゃって…」＜オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない＞

「オオカミ」最新作は「オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない」

同作は10人の男女がデートや共同作業を通して、 “最高の恋”を叶えようと奮闘。ただしメンバーの中には、恋をしようとしない「“嘘つき”オオカミちゃん」が女性側に1人以上、そして「“嘘つき”オオカミくん」が男性側に1人以上潜んでおり、男女どちらにも「オオカミ」がいるシーズンはシリーズ放送開始以来、史上初となる。

この日は、神尾とともに女優の飯豊まりえ、モデルの滝沢カレン、スタジオMCを務めるお笑い芸人の横澤夏子も出席していた。

神尾楓珠「ナンバMG5」ロス明かす

「オオカミ」シリーズでは、出演者の真っ直ぐで純粋な姿にMC陣が涙する場面が多々あることから「最近、プライベートで涙したこと」について質問された4人。3人が回答に悩む中、神尾は「僕、ありました！」と颯爽と切り出した。

「僕『ナンバMG5』（フジテレビ系／2022年）というドラマに出させてもらっていて、それが最近終わったんですけど。クランクアップした後に、何かロスっちゃって…」と告白。「友達とご飯行ったんですけど、しゃべっているうちに涙止まらなくなっちゃって。初めて友達の前で泣いた」と明かした。

横澤は「その撮影の話をしていて泣いたの？」と質問。これに神尾は「『本当に良い現場だったんだよ』っていう話しをしていたら涙出てきて」と話すと、飯豊や滝沢は「いい話じゃん」「素敵」と口々にコメントし、神尾の話をしみじみと聞き入っていた。

次に、横澤は自身の誕生日に「家に帰ったらカレーが作ってあったんですよ。『そんなカレーなんて作れたの～？』って泣けてきましたね、サプライズで」と回答。「でも私は朝から麻婆茄子を作っていたから、朝言ってくれればいいのに（笑）」と言いながらも「美味しくいただきました」と笑顔を見せた。

一方の滝沢は「これは痛い泣きなんですけど…。親知らずを抜いた時に大人になっても痛みで泣くってことあるんだと思った」と返答。「怖いなって久々に思いました」と歯医者でのドキドキな恐怖体験によって涙したと話した。

最後まで回答に困っていた飯豊は「最近、芸能界に私のことを入れて下さった方に13年ぶりぐらいに再会して、お礼を言えました」とオーディション後から専属モデルを務めていたファッション雑誌「ニコプチ」（新潮社）の当時の山元（琢治）編集長との再会エピソードについてコメント。「その時にちょっと涙出ました」とはにかむと、横澤は「なんでそれを早く言わないの？（笑）1番良い涙流してるじゃん」と感動していた。

続けて「その方が私をオーディションで選んで下さって、それで今ここにいるんですけど」と当時を振り返った飯豊。「今、すごく楽しんです。ありがとうございました」と山本氏に伝えたところ「ちょっと花粉があって涙出ちゃうんだけど」と飯豊からの言葉に涙したことをごまかしつつ、感激していたという山本氏の様子を語った。

飯豊まりえ＆神尾楓珠らの“エモい”夏の思い出

1年ぶりに夏の時期の放送であることから夏にまつわるシーンが多くあるという同作。そこで「自身の人生を振り返って“エモい”と感じる夏の思い出」について問われた。

同番組で出演者たちが海で走り回るシーンを観たという飯豊は「久しくしてないと思ったんですけど…多分、今後の人生でもなさそうなので（笑）」と苦笑い。一方で「高校生の時に隅田川の花火大会を見に行ったことを思い出して。隅田川の花火大会って結構雨になることが多くてその時もちょっとは見れたんですけど、土砂降りの雨が降ってきて、結構大人数の友人たちと雨の中、道路をみんなで走るっていう思い出が（あった）」と学生時代の青春を振り返った。

この話を聞き入っていた横澤は「ちょっと濡れた感じが青春なんだろうね」としみじみ。飯豊が「駅まで走ろうってなって。靴も脱いじゃったりして」と説明すると、横澤は「最高」と拍手を送り大きく頷いていた。

「私は菅原神社を思い出すんですけど本当に大好きだったお祭りで、夏休みの真ん中にあるお祭り」と切り出した滝沢。夏休み期間に入ると好きな人と会えないことから早く夏休みが終わって欲しいと思っていたが「お祭りにもしかしたら（滝沢が好きな）男の子が来るかもしれないからとずっと待ってるはずなのに来たら来たらで恥ずかしくて。結局何にも話せないんですけど（笑）」と振り返った。さらに、夏休みに好きな男の子を見て「『背高くなったな』とか『焼けたな』とかを見るのがそのお祭りの楽しみ（だった）」と告白。これに横澤や飯豊は「いいねぇ」「青春だ」と感心している様子を見せた。

神尾は「近所の同世代の子供達と何をするでもないですけど…うちの駐車場にテントを張って野宿するっていう風に遊んでいました」と回顧。「みんなでDS（携帯ゲーム機）やったりとかカードゲームをやったりとか」と説明し「遠くには行けないけど、外で一泊するというワクワク感」を楽しんでいたという小学生時代を明かした。これに横澤は始めこそ「可愛い」と頬を緩ませていたが、テントの中でゲームをしてる状況には「わざわざテントの中で？暑いのに」とツッコみ、笑いを誘っていた。

飯豊まりえ＆神尾楓珠、新シリーズに期待

同作について飯豊は「メンバーを好きになって欲しい」と言った横澤の意見に共感しながらも「10人の良いところがどんどん出てくるメンバー」と分析。前作までは出演時にはすでに芸能活動をしているメンバーも多かったことに触れ「今回はまっさらな気持ちでみんなのことを応援したくなりました。私は考察よりもみんなの恋を応援したくなったので、みなさんにもそうやって観て欲しい」とアピールした。

また神尾は「今回は前回に比べると平均年齢が低め」と前置きし、それゆえの真っ直ぐさや逆に素直になれない様子について「共感できる部分があるので、その辺を楽しんでもらえたら」とコメント。「結構みんなばちばちしていて…もちろん仲は良いけどその中でちゃんと恋愛をして戦っている部分も結構あるのでそこも楽しみにしてもらえればと思います」と語った。

飯豊まりえ＆滝沢カレンら、注目のメンバーは？

第1話を観て、印象に残ったメンバーを問われた横澤は「第一印象でりお。回を追うごとに素敵になっていく男性です。クタクタなTシャツが似合う男第1位なので（笑）」と冗談を交えて回答。「女の子だとういちゃん。登場シーンからずば抜けて華やかだったので応援したいです」と話した。

「ちゃんと一人ひとりのキャラがあって、どの人も魅力的」と切り出した飯豊。「女の子はなちゃんが気になりました。色々な人に話しかけていて、男女問わず人気だろうなって。これからどんな人と恋愛するのかなって」とし「男の子だとのせくんが個性的で、最近のメンバーと混ぜても目立つぐらいのインパクト。これからこのドラマで飛躍するんだろうな」と答えた。

滝沢は「るいくんはK-1ファイターさんなのでこれまでとは違った熱い一面を見せてくれるんじゃないかな」と推しメンバーに期待。神尾は「男の子だとはるくん。入ってきた時の緊張感がすごくて（笑）でも初々しさや真っ直ぐさに惹かれた。女の子はしおりちゃんで、最年少っていうこともあって控えめというか一歩引いてる感じがしたのでこれからどうなっていくのか気になる」と明かした。（modelpress編集部）