新垣結衣、サプライズ返しに涙目「胸がいっぱい」<ゴーストブック おばけずかん>
2022.07.22 19:04
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女優の新垣結衣が22日、都内で行われた映画『ゴーストブック おばけずかん』の初日舞台挨拶に、主演の城桧吏をはじめ、共演の柴崎楓雅、サニーマックレンドン、吉村文香、神木隆之介、メガホンをとった山崎貴監督とともに登壇した。
新垣結衣、サプライズ返しに涙目「胸がいっぱい」
今作は、人気児童書を原作に、“どんな願い事も叶えてくれる1冊の本=おばけずかん”を手に入れた子どもたちを待ち受ける、数々の試練、新たな出会い、別れを描く冒険ストーリー。図鑑の試練を乗り越え、無事に公開初日を迎えた子どもたちへ、新垣・神木・山崎監督とスタッフ一同から表彰状を受け渡すサプライズが。新垣からそれぞれ表彰状を受け取り、城は「ビックリしました。聞いていたのは、お客さんからのQ&Aだったので…。こんなに素敵なものをもらってすごく嬉しいです」と驚きつつも嬉しい表情。
その後、小学校の教師役を演じた新垣がクランクアップの際に子どもたちへ手紙を送ったことから、今回そのお返しとして子どもたちが新垣に手紙を書いてきたという“サプライズ返し”が。今作で演技初経験となった吉村は「緊張しすぎていてセリフが飛んでしまい、セリフを確認していた際に、私の肩に手を置き『文香はちゃんと覚えているから大丈夫』と励ましてくださいました。不安と焦りでいっぱいになっていた私は、いつも笑顔で横にいてくださる新垣さんに救われていました」「いつか私も新垣さんのように、共演者の方々を支えられるようになりたいと思いました。クランクアップにいただいたお手紙は一番の宝物です」と初々しい手紙を読み上げると、新垣はあたたかな笑顔で見守りながらも瞳を潤ませた。
サニーは新垣と共演して嬉しかったことがたくさんあるといい、「初めての映画撮影ですごく緊張しましたが、優しい新垣さんが先生の役で安心できたこと。撮影中に僕の誕生日があり、その日は撮影が終わってからサプライズでお祝いをしていただきましたが、そこに新垣さんも一緒にいてくれたこと。読んだら笑顔になるようなお手紙をくれたこと。クランクアップの時に『子どもたちはかけがえのない存在だった。よく頑張りました』と言ってくれたこと」とエピソードを紹介し、「新垣さんはとても穏やかで、時には面白くて、本当に先生みたいな存在でした。僕も新垣さんのように誰からも愛されるようにこれからも頑張っていきたい」と伝えた。
柴崎は「撮影当時、小学生だった僕も現在中学生になり、新垣さんのように自然なお芝居ができるよう努力していきたいと思っています」といい、撮影の合間はアニメの話をしたり、悩み相談にものってもらったようで、「新垣さんの言葉に毎日すごく救われていました。僕自身『ずっとこのお仕事を続けているのかな』とつぶやいた時に、新垣さんが『無理にお芝居をするのではなく、別のことをやりたいと思えばやりたいほうを優先していいと思うよ』と優しく言ってくれた時は、本当の先生のようで安心感でいっぱいでした」と回顧。最後には「撮影中から役名ではなく、本名の『楓雅』と呼んでくれた時は、内心ウキウキでした(笑)」と笑いを誘った。
そして城は「新垣さんと初めてお会いした時はとても緊張していましたが、撮影を重ねて緊張も解けてたくさん話せるようになりました。またあの時に戻りたいと思うことが何度もあります。スタジオ撮影の休憩時間に、みんなで小さな祠みたいなところに行って『撮影が上手くいきますように』とお願いした時が、一番幸せで気分が上がり、より気を引き締めることができました。連れて行ってくださってありがとうございます」と感謝。「新垣さんにはお芝居の面でもたくさん学ばせていただきましたが、学んだことをこれからも生かしていきたいと思います。また新たな現場でご一緒することができたら、また僕のくだらないギャグで新垣さんに笑ってもらいたいです(笑)。大変お世話になりました」とメッセージを送った。
撮影中のエピソードやそれぞれの思いを聞いた新垣は、胸をおさえながら「贅沢な時間でした。とっても嬉しかったです。一緒にいる時間は他愛もなくて私自身が覚えていないようなこととかを、みんなそれぞれが覚えてくれていて、撮影中はみんな小学生、中学生だったんですけど、そういう時間って本当にサッと過ぎちゃうじゃないですか。その貴重な時間の中で一緒に過ごすことができて幸せだったなと今改めて感じていました。本当にありがとうございました。胸がいっぱいです」と感激をあらわにしていた。(modelpress編集部)
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