新海誠監督最新作「すずめの戸締まり」ヒロイン抜擢・原菜乃華「真犯人フラグ」「ナンバMG5」でも話題に 子役時代から成長し続ける多彩な表現力<プロフィール&略歴>
2022.07.05 21:35
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11月11日公開の新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」でヒロイン・岩戸鈴芽(いわとすずめ)役の声優を務めることが、発表された原菜乃華(18)。話題作への出演が続き、幅広い役を演じている原に注目が集まっている。ここでは、これまでの略歴から彼女の魅力を探る。
原菜乃華「すずめの戸締まり」ヒロイン抜擢
1700人を超えるオーディション参加者の全ての声を聴き、自ら探し出したという新海監督を射止めた原。声を吹き込む鈴芽は、九州の静かな町で、叔母と2人で暮らす17歳の女子高校生。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく、鈴芽の解放と成長を描いた現代の冒険物語となっている。
新海監督作品のヒロイン声優を務めた女優と言えば、「君の名は。」(2016年)の上白石萌音、「天気の子」(2019年)の森七菜が記憶に新しい。その後、上白石は主演ドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(TBS系/2021年)、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(2021年~2022年)を、森は映画「ライアー×ライアー」(2021年)、ドラマ「この恋あたためますか」(TBS系/2021年)のヒロイン役を務めるなど、新海監督作品のヒロイン役はいわば若手女優の登竜門としても捉えられている。
原菜乃華「真犯人フラグ」重要人物を熱演
原は2003年8月26日生まれ、東京都出身。2009年にJ-beansネットスカウトオーディションに合格し、子役として活躍していく中、ドラマ「朝が来る」(フジテレビ系/2016年)で12歳にして出産シーンを演じ注目を集め、2018年に現在の事務所に所属した。俳優の西島秀俊が主演を務めたドラマ「真犯人フラグ」(日本テレビ系/2021年)で、西島演じる相良凌介の娘・光莉役として物語の展開に関わる重要な役どころを熱演し話題に。等身大の女子高校生を自然体に演じながら、恐怖に怯えるリアルな表情で視聴者からの注目を集めた。
「ナンバMG5」原菜乃華が魅せた二面性
原は、俳優の間宮祥太朗が主演を務めたフジテレビ系水10ドラマ「ナンバMG5」(2022年)で間宮演じる剛の妹・吟子を演じ、中学生ながらも髪にメッシュを入れたビジュアルと、ヤンキーの片鱗をチラつかせた明るいキャラクターで1話から視聴者を魅了。物語中盤ではとある出会いからヤンキーを卒業して勤勉家となり、黒髪姿に制服を正しく着る優等生キャラクターに変貌を遂げるなど、吟子の変化を見事に演じ分け、ギャップを見せた。原菜乃華「ナイトドクター」「村井の恋」「胸が鳴るのは君のせい」…出演作途切れず
映画「罪の声」(2020年)で物語の鍵を握る中学生の少女役を演じたことでも大きな話題に。近年、月9ドラマ「ナイトドクター」(フジテレビ系/2021年)でKing & Princeの岸優太演じる医師・深澤新の妹役で病弱ながらも普通の高校生活を夢見ている心美を繊細な表情で演じた。
さらに、ドラマ「恋の病と野郎組 Season2」(日本テレビ系/2021年)にヒロイン役としてゲスト出演、「村井の恋」(TBS系/2021年)では主人公・田中彩乃(高橋ひかる※「高」は正式には「はしごだか」)に思いを寄せる村井(宮世琉弥)を一途に思い続ける幼馴染役として出演。映画「胸が鳴るのは君のせい」(2021年)では美 少年/ジャニーズJr.の浮所飛貴が演じる主人公の元カノ役を力強く演じた。
子役から芸能界で活躍しているだけあり、表情の豊かさや声色の使い分けなど役に寄り添うように変幻自在。闇を抱えているどこか暗い一面を持っている役から熱い想いを秘めた美少女役など幅広く演じて存在感が増している、原の今後の活躍と声の演技にも期待したい。(modelpress編集部)
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