骨折の今井絵理子、松葉杖で登場 いくいな晃子と“お世話になった”芸能界・音楽業界の回復に意気込み語る

今井絵理子、ライブエンタメ業界への政策に意気込み

今回の決起大会は、音楽4団体（一般社団法人日本音楽事業者協会、一般社団法人日本音楽制作者連盟、一般社団法人コンサートプロモーターズ協会、一般社団法人日本音楽出版社協会）が、音楽文化・芸能文化に携わってきた両候補の激励を行ったもの。

応援に駆けつけた丸川珠代参議院議員（元テレビ朝日アナウンサー）は、「ぜひともお2人の言葉をしっかり胸に受け止めていただきまして、このお2人をある意味10代から見ておられる皆様方の中に、応援の輪を広げていただきたいと思います」と呼びかけた。

5月5日に、鹿児島県徳之島で牛から落下し、骨盤骨折で病院搬送されたことを明かしていた今井候補者は、松葉杖をついて登場。

「12歳の時にSPEEDとしてデビューをさせていただいて、この音楽業界・ライブエンタメ業界には大変お世話になりました。音楽が大好きで歌が大好きで、沖縄から東京へチャレンジをして、多くの方々に応援していただきました。そして私自身、何よりも音楽に救われてきた1人です」とコメントした。

また、コロナ禍によってライブエンタメ業界の市場規模が約6300億円（2019年）から約1100億円にまで落ち込んだことに触れ「補助金を創設して交付するなど、業界の存続と安定に努めて参りました。ですがまだまだ回復しなければならない。これからもこの業界の発展と、そしてアーティストの皆さんお1人お1人の力になれるように、これまで私自身が培ってきた経験と、そしてこれまでの国会議員としての取り組みを通して、しっかりと実現して参りたいと思います」と意気込みを語った。

さらに、障がい者施策に取り組んできたとしたうえで、耳が聞こえない人から日本の文化芸術やライブを楽しみたいという話を聞いたことを報告。

「全ての方を取り残さない。そして全ての方が楽しめるライブエンタメ業界、しっかりと支えていき、また障害のある方々にも楽しめるような環境づくり、しっかりと頑張ってまいりたいと思います」と話していた。

いくいな晃子、芸能界・音楽業界に“恩返し”

一方、東京選挙区から出馬するいくいな候補者は「36年間、皆様にお世話になりました。芸能界にお世話になりまして。芸能界・音楽業界、皆様には本当に本当に感謝の言葉しかありません。今回この参院選にチャレンジするにあたり、何とかして皆様に恩返しができないものか、そんな風にずっと考えておりました」とコメント。

コロナ禍で芸能界・音楽業界が疲弊したと言い「私も誰のせいでもないんですけれども、悔しくて悔しくて仕方ありませんでした。でもそういったこの芸能界・音楽業界に、やはり光がいずれ灯ると思います。そのときにまた私も何かのお力になりたい、今そんな風に考えています。この業界にはたくさんの方たちが働いていらっしゃいます。そういう方たち1人1人に私はお役に立ちたい力になりたい恩返しをしたい。今その気持ちでいっぱいです」と発言した。

過去に乳がんの告知を受け2度の再発と5度の手術を受けたことが出馬の理由の1つだったといういくいな候補者は「自分が苦労した分、皆様にはそんな苦労はさせたくない、そういう思いからこの参院選にチャレンジをしました」と回想。

「まだまだ自分がどのような位置にいるか今はわからないですけれども、とにかく最後の最後までまずは走って、一生懸命当選に向かって頑張っていきたいと思います」と笑顔を見せていた。（modelpress編集部）