パルクールアスリート・ZEN、LDH退社を発表 CEOに就任
2022.06.26 16:35
パルクールアスリートのZENが、6月30日をもって所属事務所のLDHを退社することを発表した。
ZEN、LDH退社を発表
ZENは「この度、私ZENは、2022年6月30日をもちまして 9年間お世話になった所属事務所であるLDH JAPANを退社することとなりました」と発表。「LDHでは、パルクール競技だけでなく映画出演などの貴重な経験をたくさんさせていただきました」と振り返り、「所属する際、HIROさんに『LDHが全力で応援するので、世界一になってください』と言っていただき 2020年にはパルクール競技における世界タイトル奪還の夢を叶えることができました。これはひとえにHIROさん、所属アーティスト・関係スタッフの皆様のご理解、そして温かい支援のおかげだと思っています」とEXILE HIROらのサポートについてつづった。
また「自分自身のこの先のステージを考えたときに、かつてHIROさんがダンスシーンで果たしたように、パルクールを通して日本社会を豊かにする活動に一層注力し、自身の足で立って精進していきたいという想いが強くなり、LDHから卒業することを決意いたしました」と退社に至った経緯を明かし、「7月1日からは、兼ねてより役員を務めておりましたパルクールカルチャーカンパニー株式会社PKMのCEOに就任し、活動していきます」と今後にも言及。
「また、LDH JAPANの所属ではなくなりますが、決してこのご縁が無くなるわけではありません。これからもLDHの皆さんとは、様々なプロジェクトを通して活動を共にしていきたいと思っています」とし、「いつも応援してくださる皆様には、今後とも温かく見守っていただき、引き続きご支援いただけますよう心よりお願い申し上げます」と呼びかけている。
ZEN、19歳でLDHとプロ契約
ZENは1993年5月13日生まれ。15歳でパルクールと出会い、翌年に単身渡米。18歳で出場した日本初となる世界大会『RedBull Art of Motion Yokohama』でパフォーマンスが世界基準の中で高評価。19歳でLDH(現LDH JAPAN)とプロ契約を締結。同年日本初のプロパルクールアスリートになると、2015年にはアジア人で初の全米チャンピオンに輝き、パルクールシーンで日本の第一人者としての地位を築く。現在もプレイヤーとして世界で活躍する傍ら、パルクールカルチャー普及に関わるあらゆる活動に従事。映像や写真、デザインなどを通し、自身のクリエイティブ活動を行なっている。
また各国のトップパルクールアスリートで構成され、世界のパルクールシーンを引率し続けるインターナショナルチーム『TEAM FARANG』の一員として世界中で活動中。2018年よりアメリカ・ロサンゼルスに拠点を移したZENは、これまでのアスリート活動に加え、パルクールを通じたアートプロジェクトを本格始動した。
2016年には、総合エンターテイメント作品『HiGH & LOW』シリーズにて、パルクールを用いて戦うRUDE BOYSのメインキャスト・ピー役に抜擢され、映画俳優デビューを果たした。(modelpress編集部)
ZEN報告全文
いつも応援してくださる皆様へこの度、私ZENは、2022年6月30日をもちまして 9年間お世話になった所属事務所であるLDH JAPANを退社することとなりました。
LDHでは、パルクール競技だけでなく映画出演などの貴重な経験をたくさんさせていただきました。
所属する際、HIROさんに『LDHが全力で応援するので、世界一になってください』と言っていただき 2020年にはパルクール競技における世界タイトル奪還の夢を叶えることができました。
これはひとえにHIROさん、所属アーティスト・関係スタッフの皆様のご理解、そして温かい支援のおかげだと思っています。
自分自身のこの先のステージを考えたときに、かつてHIROさんがダンスシーンで果たしたように、パルクールを通して日本社会を豊かにする活動に一層注力し、自身の足で立って精進していきたいという想いが強くなり、LDHから卒業することを決意いたしました。
7月1日からは、兼ねてより役員を務めておりましたパルクールカルチャーカンパニー株式会社PKMのCEOに就任し、活動していきます。
また、LDH JAPANの所属ではなくなりますが、決してこのご縁が無くなるわけではありません。これからもLDHの皆さんとは、様々なプロジェクトを通して活動を共にしていきたいと思っています。
いつも応援してくださる皆様には、今後とも温かく見守っていただき、引き続きご支援いただけますよう心よりお願い申し上げます。
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