「ナンバMG5」愛犬「松」役・豆三郎、クランクアップ迎え間宮祥太朗からプレゼント　SixTONES森本慎太郎とのエピソードも

間宮祥太朗主演「ナンバMG5」

今作は、不良漫画の天才・小沢としおの『ナンバMG5』＆『ナンバデッドエンド』（秋田書店）を映像化。筋金入りのヤンキー一家「難破家」の次男・剛（間宮）が、実は「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学するという高校“逆”デビュー物語。

家族の前では特攻服を着たバリバリのヤンキー、学校では制服を着た真面目な高校生、という二重生活がスタートし、学校では優等生として美術部に入部するものの、いじめられている友人を放っておけず、つい特攻服に着替えて助けたことをきっかけに、正体不明の最強ヤンキーとしてどんどんのし上がってしまう。ついに妹の吟子（原菜乃華）に秘密がバレてしまうという衝撃の展開に。剛は、憧れだった普通の高校生活を全うすることができるのか？

豆三郎、間宮祥太朗主演「ナンバMG5」クランクアップ

豆三郎が演じた難破家の愛犬・松は、剛を“アニキ”と慕うアツいヤンキー犬だ。剛が二重生活を送っていることに家族でいち早く気がついたのは松であり、最初はショックを受けたものの、剛の葛藤をそばで見守ってきたバディ的な存在でもある。

松が第1話で登場するやいなや、その愛らしい表情や、真剣に走ったりほえたりする名演技に、「かわいすぎる！」「松を見るためにドラマを見る！」といった声がSNSを中心に続出。さらに第2話では、松の声を人気声優で俳優の津田健次郎が担当していると明かされ、津田の渋すぎるイケボ（イケてるボイス）と豆三郎のルックスとのギャップに「萌える！」と、さらに話題となった。

クランクアップの日は、剛のツレ（友人）・伍代直樹（神尾楓珠）の自宅でのシーンの撮影だった。伍代の高級マンションにある白い革張りのソファにて最後のカットを撮り終えると、スタッフから「難破松役の豆三郎さん、オールアップです！」とかけ声が送られた。間宮や神尾、そしてスタッフから一斉に大きな拍手が送られ、間宮が「豆！豆！」と大きな骨型のガムをプレゼント。クンクンとその匂いを確認しつつも「？」と、微妙な表情を浮かべた豆三郎にスタッフは爆笑する。「一言どーぞ！」とのリクエストに、しっかり皆の前で「ワン！ワン！ワン！」とお礼のコメントを述べる（ほえる）ことができた、賢い豆三郎だった。

また、撮影エピソードとして、豆三郎のトレーナーを務める細波麻裕美さんは「第8話で、剛、伍代、大丸（SixTONES・森本慎太郎）と松が河原でたたずんでいるシーンで、豆三郎が大丸のシェイクを欲しがり、アドリブで話しかけていたのが面白かったです」と森本とのエピソードを回顧。

撮影現場では、豆三郎の演技によってスケジュールがおす（時間がのびてしまう）ことはなかった。実は、少々“ビビり”な性格だという豆三郎は、撮影が始まった当初はおとなしかったが、次第にキャスト・スタッフに慣れていき、難破家の一員としての役を見事に演じきった。（modelpress編集部）

ペットモデルトレーナー・細波麻裕美さん（アニマルプロ）コメント

― 豆三郎くんは松役にどのように取り組んでいましたか？

「ほえるシーンが多かったのですが、回を重ねるごとにレベルアップしていて、最後には最初の頃ではできなかった、“窓の向こうにいる出演者”に対してほえることもできるようになりました！演技のために練習したこと（物をくわえるなど）しっかりと発揮できました。皆さんのご協力もあり、豆は撮影を最後まで楽しんで参加することができたと思います」

― 撮影中のエピソードで印象的だったことは？

「実は普段は人に対して自分から行くことがない豆三郎なのですが、共演の皆さんだけは自ら進んでごあいさつをしていました。現場でたくさんかわいがっていただいたからこそ、豆三郎も毎回現場に行くのが楽しみだったみたいです。また、段取り（最初に動きを確認する）の時に自分の出番が終わると、松の小屋に入っていくことが何回かありました（笑）。第8話で、剛、伍代、大丸（森本慎太郎）と松が河原でたたずんでいるシーンで、豆三郎が大丸のシェイクを欲しがり、アドリブで話しかけていたのが面白かったです。あと、間宮さんがいつも豆三郎のことを気にかけてくださって、自然に演技ができるように、間宮さん自身が豆三郎に“おすわり”や“まて”“おいで”の指示をしてくれて、豆三郎もしっかり間宮さんの言うことを聞いていました！」

― クランクアップ後、豆三郎くんの様子はいかがですか？

「いつも通り元気で食いしん坊です。いただいた（骨型ガムの）おやつも喜んで食べているそうです！」