「マイファミリー」真犯人・吉乃(富澤たけし)にとっての“ファミリーの意味3つ”に反響
2022.06.13 13:05
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嵐の二宮和也が主演を務めるTBS系日曜劇場「マイファミリー」(毎週日曜よる9時~)の最終回が、12日に放送された。真犯人にとっての“マイファミリー”の意味に反響が寄せられている。<※ネタバレあり>
二宮和也主演「マイファミリー」
誘拐された娘を取り返すための唯一の方法として警察を排除することを決意した夫婦が、たった2人で娘を取り返すべく戦っていく同作。「グランメゾン東京」(2019年)、「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021年)などを手掛けた脚本家・黒岩勉氏がオリジナルで描く、先の読めないノンストップファミリーエンターテインメント。二宮はゲーム業界の新時代を切り開く男ともてはやされている「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」のCEO・鳴沢温人、多部未華子がその妻・未知留を演じている。さらに鳴沢夫婦に協力する重要人物として、2人の大学時代の友人で弁護士の三輪碧役を賀来賢人、元刑事・東堂樹生役を濱田岳が務めている。
真犯人は吉乃栄太郎(富澤たけし)
東堂の娘・心春(野澤しおり)と阿久津晃(松本幸四郎)の娘・実咲(凛美)の誘拐事件を仕掛けたのは、神奈川県警捜査一課長・警視の吉乃栄太郎(富澤たけし)だった。吉乃は東堂の妻・亜希(珠城りょう)との不倫関係が心春にバレてしまい、証拠写真を提示される。データを消そうとスマートフォンを巡り揉み合いになるうちに心春は階段から転落してしまい、おそらくここで命を失った。「マイファミリー」の意味1:共犯
第5話では、吉乃は温人に1億円を渡すとともに、自動音声での通話を通して「私たちは誘拐をともにする“ファミリー”ですから」と伝える。ここで「マイファミリー」は鳴沢家ら様々な家族を指すだけでなく、犯人が温人と協力関係にあるという意味もあると発覚した。
「マイファミリー」の意味2:警察
最終話では、吉乃が特殊犯対策係補佐・警部の葛城圭史(玉木宏)を正式に誘拐事件の捜査から外すことになったことを本人に告げる。警察の一部からは、温人らが誘拐を仕組み葛城はそれに協力していたと疑われていたため、吉乃は「気持ちのいいもんじゃねえな、家族を疑うっていうのは」と呟く。ここでの“家族”は“警察内部の人間”を指していると考えられる。
「マイファミリー」の意味3:家族
そして3つ目はストレートな意味での“家族”。葛城から吉乃の一連の犯行や動機を全て聞いた温人は、「なんでこんな写真のことで…」と不倫現場の写真1枚をきっかけにここまで事件が大きくなってしまったことに納得できない表情を見せる。葛城は「吉乃の供述によると、家族にバレるのが怖かったそうです」と明かす。温人は「怖がる存在じゃないんだよ。家族は…」とこぼすのだった。
それぞれにとっての“マイファミリー”に反響
そのほか、温人のビジネスパートナーの立脇香菜子(高橋メアリージュン)は「会社が子ども」と語るなど、様々な意味が込められた“マイファミリー”。家族・仲間・警察・会社…各登場人物によって異なる意味を持つタイトルに、視聴者からは「込められた意味がすごくよく伝わってきた」「最終回にしてタイトルの意味を改めてよく理解した」「これだけたくさんの意味があるなんて、始まった時には考えもしなかったなぁ」など、感嘆の声が多数上がっている。(modelpress編集部)
情報:TBS
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