「キングダム2」出演で注目の山本千尋「鎌倉殿の13人」で大河初出演決定 得意の殺陣を披露
2022.06.09 13:30
女優の山本千尋が、現在放送中の小栗旬が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜よる8時~)に出演することが9日わかった。これまで数多くの作品で高いアクションの評価を受けてきた山本が、大河ドラマ初出演で得意の殺陣を披露する。
小栗旬主演「鎌倉殿の13人」
2004年「新選組!」、2016年「真田丸」に続く3度目の大河脚本となる三谷幸喜氏が今回描くのは、鎌倉幕府二代将軍・源頼家を支えた家臣13人による権力のパワーゲーム。大河初主演となる小栗は、その中の1人で北条政子の弟・義時を演じている。山本千尋、大河ドラマ初出演「思いっきり楽しみたい」
山本は、中国武術を3歳から習い、数々の世界大会で優勝、JOCジュニアオリンピックカップでは、3連覇の実績を持っている。また、女優として、2015年に映画「太秦ライムライト」でベストアクション女優優秀賞を受賞。今年7月15日公開の映画「キングダム2」では、羌瘣(清野菜名)の姉・羌象役で出演が決定し、現在放送中のテレビ朝日木曜ドラマ「未来への10カウント」では、プロボクサーライセンスを活かした最強ライバル役として、圧巻のボクシングシーンを演じた。話題作に出演し注目を集める山本が、大河ドラマ初出演となる今作で演じるのは、「善児に育てられた孤児」トウ役。山本は、Amazonオリジナルドラマ「誰かが、見ている」以来、2回目の三谷作品への出演となるが、「三谷さんが与えて下さった新たな挑戦と愛を感じます。『僕も楽しんで書いていますので、楽しんで鎌倉時代を駆け抜けて下さい』とお言葉を頂きました。大義名分の鎌倉時代に炎の化身の如く、強く、儚く、いい意味で裏切られる存在でありたいと共に、まずは初めての大河ドラマを思いっきり楽しみたいと思います」と熱く意気込みを語った。(modelpress編集部)
山本千尋コメント
・登場人物の印象&意気込み静かな覚悟を抱きながらも志を受け継ぎ、鬱憤と恩愛の迫間で生きる彼女の運命に、三谷さんが与えて下さった新たな挑戦と愛を感じます。「僕も楽しんで書いていますので、楽しんで鎌倉時代を駆け抜けてください」とお言葉をいただきました。大義名分の鎌倉時代に炎の化身の如く、強く、儚く、良い意味で裏切れる存在でありたいと共に、まずは初めての大河ドラマを思いっきり楽しみたいと思います。
・大河ドラマ出演歴(※初出演)
大河ドラマ初出演になります。
・三谷作品の出演歴
三谷さんの作品ではAmazonオリジナルドラマ「誰かが、見ている」に出演させていただき、それが初めての三谷組でした。三谷さんとのオーディションがあったのですが、実はそこが初めての三谷さんではなく、私がまだ上京して間もない時に電車で一方的にお見かけしたことがありました。もちろん三谷さんが私を知っているはずはないだろうし、当時の私も芸能の世界にまだまだ疎くて…「あ、テレビで見たことある人」とサラッとファースト三谷さんを流してしまいまして…ただすごく目があったなぁと勘違いかもしれませんが、当時の記憶として残っていました。
それがなんと、ドラマのオーディションの時に三谷さんの方から「かなり前に電車で会ったのですが、覚えていますか?」と仰ってくださったのです!まだ女優の仕事も全然していないのに知ってくださっていただなんて。うれしさと同時にサラッと流した当時の自分を反省しました。三谷さん曰く、当時の私はものすごく怖い顔で電車に乗っていたそうです(笑)。
・他の出演者との共演について
クランクインの日、主演の小栗さんをはじめ、キャスト・スタッフの皆様からまさに「三谷組にきたな」という温かなオーラを感じました。まず初日の衣装・カツラ合わせの日、1番にお会い出来たのが、佐藤二朗パパでした(笑)。三谷組のドラマで私は二朗さんの娘役でした。今回初大河でど緊張しいてる中、1番最初にお会い出来たのがパパだったので緊張が和らいだと言いますか、何だかホッとしました。
そして今回トウの登場シーンで相談に乗って頂いたのが山本耕史さんです。三浦義村は全く出ていないシーンなのですが、リハの動画を見ていただき明確でものすごくしっかり細かくアドバイスをくださって。そのお陰もあり、アクション部さんに支えていただきながら登場シーンを思いっきり気持ちよくさせていただくことが出来ました。耕史さんとは舞台でご一緒させていただきましてその際に剣の捌き方やお芝居の仕方、日頃のトレーニングなどフランクに話し掛けてくださって、心底頼らせて貰っている大先輩です。梶原善さんのことは、これから善児とトウの物語が始まるというところもありますので、またゆっくりとお話しさせてもらえる機会があればうれしいです。
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