生田絵梨花、日本初演ミュージカルで単独主演決定「いつか“ミーンガールズ”やりたい」有言実行果たす
2022.06.04 16:00
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女優で歌手の生田絵梨花が、2023年1月より東京建物 Brillia Hallにて上演されるブロードウェイミュージカル『MEAN GIRLS』の主演を務めることが決定した。
ブロードウェイミュージカル「MEAN GIRLS」
アフリカで生まれ育った主人公ケイディが16歳で初めて、学校に通いスクールカーストトップの女の子たちと過ごす中で、キラキラした笑顔の裏に隠された弱肉強食な女の子の世界に触れ、大切なことは何か学んでいく、2004年にアメリカで制作された映画『MEAN GIRLS』。リアルな女の子の学園生活がティーンに刺さり、ヒットを記録した。リンジー・ローハン主演、レイチェル・マクアダムスやアマンダ・サイフリッドも共演するハイスクールコメディ映画の代表作がミュージカル化。映画の脚本を手がけたコメディアンのティナ・フェイが本作の脚本も手がけ、映画のアイコニックなシーンを残しながら、現代のSNS文化なども取り入れ、懐かしさと新鮮さが織り交ざる。音楽はティナ・フェイの夫、ジェフ・リッチモンドが作曲、『キューティーブロンド』のニール・ベンジャミンが作詞を務めた。2018年にブロードウェイで開幕した本作はキャストの大半が20代という若く、パワフルで勢いのあるカンパニーとして注目され、同年のトニー賞では作品賞、主演女優賞、脚本賞など、最多の12部門でノミネートされた作品である。
生田絵梨花ミュージカル「MEAN GIRLS」主演決定
今回演出を務めるのは、『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』やオフ・ブロードウェイミュージカル『The Last 5Years』、今年9月上演予定の『モダン・ミリー』など数々の海外ミュージカルを手掛ける小林香氏。主人公ケイディ・ヘロンには『レ・ミゼラブル』『モーツァルト!』『ロミオ&ジュリエット』など数々の作品に出演し、歌唱力と演技力の高さから第44回菊田一夫演劇賞の演劇賞を受賞するなど、確かな実力を持つ生田が抜擢された。現在も『四月は君の嘘』に出演している彼女が、女同士のバトルに巻き込まれながら、自身もその空気に染まっていく主人公を演じる。
生田絵梨花「いつか“ミーンガールズ”やりたい」有言実行果たす
本作の演出を担当する小林氏は「アフリカ育ちの女の子がアメリカのスクールカーストを闊歩する…生田絵梨花さんの広い間口をさらに広げて振り幅の大きなユニークなキャラクターを作って頂こうと今からとっても楽しみにしています。生田さんがもともと持っている太陽のような生命力で、愛しくもアクの強い面々に囲まれて青春を生き抜いていただきたい」とコメント。そして「原作では、リンジー・ローハン、レイチェル・マクアダムス、アマンダ・サイフリッド、未来の大スターたちが溢れんばかりのエネルギーを輝かせ、ブロードウェイ版は笑いとパワーに満ちていました。私たちも抱腹絶倒のノリとカッコ良さで日本版『ミーンガールズ』をお届けいたします。皆様、劇場でお待ちしております…So Fetch!!」と作品への意気込みを語った。
主演を務める生田は「2018年のトニー賞でノミネートされたこの作品。当時、授賞式の番組中継のナビゲーターをさせていただいていた私は『いつか“ミーンガールズ”やりたい!』と発言していました。まさか叶う日が来るとは…。4年前の自分に報告してあげたいです」と当時を振り返り、「実際ブロードウェイに観に行き、これまで自分が関わってきた作品とはまた違うポップさやキュートさに心がときめきました。日本版『ミーンガールズ』、皆さまとどのように作っていけるのか、今から楽しみです!」と作品への思いを明かした。(modelpress編集部)
ストーリー
動物学者の両親を持ち、アフリカ育ちのケイディは16歳になって初めてアメリカに引っ越すことになる。これまで自宅学習で学校に通ったことがなかったケイディは初めての学校生活に緊張気味に登校する。なかなかみんなに馴染めず、浮いているケイディに話しかけたのはロック好き女子のジャニスとゲイボーイのダミアンという二人組。二人から校内の派閥について教えられ、特に気をつけるべきは「プラスティックス(Plastics)」という校内アイドル三人組であると告げられる。そんなある時、ひょんなことからプラスティックスのボスのレジーナに仲間にいれてあげてもいいと言われるケイディ。戸惑いながらもジャニスに報告をすると仲間になったふりをして、レジーナの弱みを握ってきてほしいとケイディに言う。二人には過去の因縁があったのだ。最初は抵抗を感じていたケイディだが、次第にグループに取り込まれて行き…。
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