「鎌倉殿の13人」八重(新垣結衣)、息子・金剛への思い&鶴丸との出会い語る
2022.05.30 12:24
29日放送のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(毎週日曜よる8時~)の第21話「仏の眼差(まなざ)し」では、女優の新垣結衣が演じる八重が亡くなった。新垣が八重の息子・金剛への思いや、少年・鶴丸との出会いを語った。<※ネタばれあり>
小栗旬主演「鎌倉殿の13人」
本作は61作目の大河ドラマで三谷幸喜が脚本を手掛ける予測不能エンターテインメント。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は小栗旬演じる鎌倉幕府2代執権・北条義時。源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした義時。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新垣は義時の妻・八重を演じる。新垣結衣、息子・金剛への思いとは
新垣は「今日、金剛(森優理斗)と一緒に撮ったシーンで、『母上は金剛の母上なのに自分だけじゃダメなのか』というのを、演出としてちょっと言いづらそうにする、という間があったんです。金剛がそれだけ思い切らないと、そういう自分の願望のようなものを素直に発言させてあげられない状況になってしまっている、ということに気づいた瞬間は、やっぱり『本当にごめん』という気持ちになりました」とコメント。「でも、身寄りのない子どもたちを助けてあげたい、つらい思いをしている人たちを助けてあげたいというのは、八重が新しく見つけた生きる意味のようなものなので、金剛には我慢をさせて本当にかわいそうなことをしているなと思いました」と心境を明かした。
新垣結衣、少年・鶴丸との出会い&川のシーンについて語る
また、北条が新たに預かってきた少年・鶴丸との出会いついて、「鶴丸と出会った瞬間は『(かつて失った息子の)千鶴丸と名前は似ているな』というようなことは思ったかも知れませんが、そこまで運命というものは感じていなかったと思います。でも、鶴丸が溺れてからのシーン、川のシーンでやっぱり千鶴丸と鶴丸がしっかり重なってしまって、周りが見えなくなるというか、千鶴丸が自分のもとから離れてしまったときに一瞬、八重の中で時間が戻ってしまったような感じだったのかなと思います」と振り返った。(modelpress編集部)
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