神木隆之介、お酒事情告白「ぼくが隣にいたときは、とりあえず介抱して」

神木隆之介、オンナ心惑わす“悪い男”熱演

写真家・映画監督の蜷川実花氏が「悪い男」をテーマに、旬な俳優・アーティストを撮り下ろす本誌の人気連載に登場した神木は、28歳にして芸歴26年。子役時代からその活躍を知らない人はいない愛され俳優がオンナ心を惑わす「悪い男」を演じる。

今回の「悪い男」の設定は、「バーで神木隆之介と隣り合わせになったら」。久しぶりにバーへ行こうかな、と、ふらりと立ち寄ったお店で出会った男性。常連なのか知り合いが多いのか、輪の中にいるその人。酔いが回ったせいもあり、初対面にもかかわらず近ごろの悩みや愚痴を打ち明ける。

はたと、迷惑だったかもと、隣に座る彼を盗み見たら、ニコッと笑顔を見せた。蜷川氏がつくる濃密な色彩の世界が一夜の出会いを幻想的に演出し、ほほ笑んだり、ふと遠くを見たり、神木のさりげない仕草がオンナ心を揺さぶる。写真には、「何もかもうまくいく気がする。神木隆之介は救う男」という言葉が添えられた。

神木隆之介、お酒事情告白

バー未体験の神木は「ぼくはあまりお酒が飲めないから、全然バーに行ったことがないんです。昔は飲み会に顔を出すこともあったけれど、最初から最後までずっとウーロン茶。すぐに眠くなったり気持ちが悪くなったりしてしまうんです」と明かすと「（バーで）万が一、ぼくが隣にいたときは、とりあえず介抱してくれって感じですね（笑）」と語った。

神木隆之介、蜷川実花の印象語る「怖い人なのかなと」

神木は、29日公開の蜷川監督映画『ホリック xxxHOLiC』で主演を務め、以来親交を深めてきたふたり。若きベテラン俳優相手に蜷川監督は、「撮りたい角度、撮りたい表情がバレていると」と、少しやり難くそうな様子。

一方の神木は、「実は、お会いするまで『怖い人なのかな』と思っていたんです」と明かし「世界中で評価を得ていて、実花さんにしか創れない世界観があって、確固たる意志のある人。なんてことのない一言が気に障ってブチ切れられたりするのかな…。少し怯えていた（笑）」と蜷川監督の印象を語った。

実際の現場では、「大爆笑しながら『よーい、はい』って声をかける監督を初めて見ました！」とそのギャップに驚いたという神木。「優しくてフレンドリーで美しいから、実花さんの周囲には常に人が集まってくる」とも明かした。

今回のセッションも、気心の知れたふたりによる笑いの絶えない現場になった。神木の「悪い男」もギャップ充分の内容となっている。（modelpress編集部）