King & Prince高橋海人「ここだったら暮らせますね」犬のケージに太鼓判
2022.04.14 08:00
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King & Princeの高橋海人(※「高」は正式には「はしごだか」)がレギュラー出演する15日放送のフジテレビ系『坂上どうぶつ王国3時間SP』(19時~)では、タレントの坂上忍が、どうぶつと人間が共に暮らすために作った「さかがみ家」が完成し披露する。
坂上忍、オリジナル“さかがみ家”完成
今回の放送では、坂上が人生をかけた夢である、どうぶつと人間が共に暮らす家、その名も「さかがみ家」がついに完成。その模様をお届けする。行き場をなくした犬と猫を引き取り、新たな家族が見つかるまで保護して大切に育てる“どうぶつファースト”の家を作る。坂上が長年抱いていた夢が本格的に動き出したのは、3年半前。そこから4500坪の広大な土地を購入し、犬と猫を保護する母屋と、2000平方メートルのドッグランを作るというプロジェクトがスタートし、このたびついに完成の日を迎えた。
この知らせを受けて、サンドウィッチマンら“どうぶつ王国ファミリー”たちは現地へ。まずその要塞のような「さかがみ家」の外観に圧倒されるファミリーたち。「完成したので、お披露目です!」と坂上が門を開けて中に迎え入れると、巨大な家を目の前に「すごい!」と驚きの声が次々に上がった。「最初はドッグランから見ましょうか」という坂上の案内で、一行はまず2000平方メートルの広大なドッグランへ。ワンちゃんたちが走りやすいようにと敷き詰められた芝生は、なんと2万枚。そのあまりの広さに「すごーい!広ーい!」と、ファミリーたちも興奮。
高橋海人「ここだったら暮らせますね」犬のケージに太鼓判
さらにファミリーたちは、敷地面積130平方メートルの大きな母屋の内部へ。1階はワンちゃんエリア。リビングの床は犬が歩いても滑りにくく、かつ掃除しやすいこだわりの床材。そして設置された19個のケージの素材は全て木。「鉄のケージだと(開閉の)ガチャンという音が嫌なので、全部木で作ってもらった」と、ここにも坂上のこだわりが。このワンちゃんに優しいケージに「ここだったら暮らせますね」と、King & Princeの高橋。「じゃあ、ちょっと入ってみる?」と坂上に促され、試しにケージの中に入った高橋は「ぜんぜんいける!」と太鼓判を押した。そして猫ちゃんエリアの2階には、猫たちの寝室と、坂上が「自慢の部屋」だという、光が降り注ぐ20畳の広々としたサンルームが。ここにも坂上がこだわったある工夫が。それは一体!?
さらにこの「さかがみ家」で保護活動を始めるにあたり、大型冷蔵庫や洗濯機、掃除機といった家電などをそろえる必要があることから、坂上は家電量販店へ。予算について問われた坂上は「丼勘定です!」と太っ腹すぎる即答。まさにその言葉通り、買い物が始まると高額家電を次々と即決。
さらに坂上は、家具を購入するため家具屋へ。ここでもやはり爆買いが止まらない。家電と家具の総額に、坂上は「びっくりしちゃった。(家電と家具で)足し算していなかった」と驚く一幕も。その総額は!?今回は、坂上が「この爆買いだけで2時間(スペシャル)じゃないの?」というほどの、爆買いっぷりとなっている。
坂上忍、“さかがみ家”への思い語る
そして坂上は収録後「まずはやっと、やっと、完成したという喜びと、ただ、完成して本当に始まるんだなと思って、急にちょっとビビり始めました、正直」と、率直な心境を告白。コロナウイルスの感染拡大で、建設計画が思うように進まなかったことも振り返り「頭の中でざっくりどれくらい費用がかかるのかなと見積もっていたんですが、実際にやってみて結構大きなお金がどんどん、どんどん、なくなっていって。途中で、僕は一体何をやっているんだろうかとは思いましたよ、正直(笑)」と冗談交じりに本音も語った。その上で「僕がもともとやりたかったのは、人に裏切られた子(犬や猫)たちに、もう1回人を信じてもらってから里親に出したいということ」だとして「“さかがみ家”というように、シェルター感はないと思います。まさに家です」と「さかがみ家」に込めた思いを改めて語った。
保護ハウス完成前「期待3割、不安7割」と語っていた坂上。「いまは期待7割、不安3割で、逆転したくらいですね。本当は不安のほうが多いんですよ。ただ、もう始まっちゃうので。だから不安なんて言っている場合じゃない」と気を引き締めた。
そして「焦ることなく、ちゃんと僕も含めスタッフのみなさんもノウハウを覚えて、人間が育ってから徐々に迎え入れたい」と、保護活動に向けて決意を語った。
さらに今回の放送では、徳島県の山奥の集落で、5人の子どもたちと両親、そして犬や猫、ニワトリなど20匹以上の動物たちと自給自足の生活をしている“どうぶつ大家族”廣川家に密着。春を迎えてますますパワーアップした自給自足生活をお届けする。(modelpress編集部)
坂上忍コメント
― これまでの3年半、さまざまな困難を乗り越えついに完成にいたった感想を「まずはやっと、やっと、完成したという喜びと、ただ、完成して本当に始まるんだなと思って、急にちょっとビビり始めました、正直」
― これまでで一番大変だったことは
「やはりコロナです。最初、山を一山買おうとして、いろいろな問題がありました。排水の問題が1番大きかったんですが、でもそれは僕の勉強不足もあったので、やっぱりもっと勉強しなければいけないんだというところから始まって。そしてご縁があっていまの土地を手に入れることができたんですが、コロナの感染拡大で職人さんに働いていただくことができず、すぐに着工できませんでした。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除されても、職人さんが集まらないという問題もありました。そしてその次は、コロナのため木が手に入らない。ウッドショックです。そういうものが積み重なって、それでやっと完成したので、感慨深いものがあります。そして職人さんたちには、本当にありがとうございますという感謝の気持ちしかないです」
― 途中で諦めたり後悔されたりしたことはなかったのでしょうか
「諦めることはなかったんですが、だいたい頭の中でざっくりどれくらい費用がかかるのかなと見積もっていたんですが、実際にやってみて結構大きなお金がどんどん、どんどん、なくなっていって。途中で、僕は一体何をやっているんだろうか…とは思いましたよ、正直(笑)」
― 「さかがみ家」で坂上さんが最も重視されたことは何でしょうか
「1番は、例えば普通のシェルターさんだったらできるかぎり多くの子(犬や猫たち)を引き取って、できるかぎり多くの里親を探してという回転率にも重きをおいていらっしゃるかと思いますが、僕がもともとやりたかったのは、人に裏切られた子たちに、もう1回人を信じてもらってから里親に出したいということでした。だから“さかがみ家”というように、シェルター感はないと思います。まさに家です。ちょっと大きな家で、スタッフが家族となって、人間と一緒に暮らして人間を信用してもらう。その考えに賛同してくださる里親さんを探して送り出すということです」
― 完成前に「期待が3割、不安が7割」と心境を明かされていましたが、現在は
「いまは期待7割、不安3割で、逆転したくらいですね。本当は不安のほうが多いんですよ。ただ、もう始まっちゃうので。だから不安なんて言っている場合じゃない。やることが多すぎて、逆に不安感が薄れているというところはあると思います」
― 保護活動への意気込みをお願いします
「あれだけの結構な規模のお家を建てて、やっとスタートできるからといって、焦ることなく、ちゃんと僕も含めスタッフのみなさんもノウハウを覚えて、人間が育ってから徐々に迎え入れたいです。焦らないということだと思います」
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