平手友梨奈、“影響を受けた人”語る「人と出会うことで得ることが多い」仲良しな人にはいたずらも？

平手友梨奈、仲良しな人にいたずら？「親切心です」

今回のゲストは平手。欅坂46の不動のセンターとして活躍。圧倒的なその表現力は天才と評され、多くのミュージシャンやクリエイターが才能を絶賛。グループを離れ、現在はソロアーティスト・女優として活動。唯一無二の存在感を放つ稀有なアーティストだ。

今回は大の仲良しであるというダンサーと一緒に出演。トークではダンサーから、平手のプライベートでの素顔に触れつつ、平手にとってダンスの師匠である振付師・TAKAHIROとの出会いなどについて、深く語った。ライブでは自身の楽曲である『ダンスの理由』と『かけがえのない世界』の2曲を披露。オンエアに入りきらなかったシーンも含めて、収録の裏側の一部をリポートする。

今回で番組スタート1周年ということで、MCの2人も感慨深げ。「あっという間だったね」と言う田中に対し「しれっと続いた感じですね」と千葉。今回のゲストの話になると「圧倒的な表現力を持つアーティストというイメージです。お会いするのが楽しみ！」と千葉。今回もはりきってスタートした。

お互いにあいさつをすませると、ダンサーの自己紹介からスタート。その後、プライベートでの平手について訊くとTAKUTOが「とにかく人見知りで緊張しい（笑）。最初に会った時は目も合わせてくれませんでしたから（笑）。今日もさっきまで普通に喋っていたのですが、ここに来た途端急に大人しくなっちゃって。楽屋とぜんぜん違います（笑）」と語る。

平手にダンサーとの初対面の時のことを訊くと「最悪なことをしてしまったのは憶えています（笑）。極度の人見知りで本当に申し訳なかったです」と懐かしそう。その後、ある瞬間から距離が縮まり、AICHONが「MV撮影の時に目を合わせて話してくれたんです」と嬉しそうに語るも、「あまり憶えてないです（笑）」とポツリ。そのやりとりを尻目に「私は普段、めちゃめちゃ仲良くてよく連絡を取り合っています」と嬉しそうに語るRIKOが印象的だった。

ダンサーの中には、平手からある被害を被っているようで…。GEN-Zが「平手さんは体のツボに詳しいので押してくれるのですが、それがマジで痛いんです。しかも痛いって言っているのにそれ以上に強く押し続けるっていう、しかも笑顔で（笑）。これを受けて平手は「体に良いことだから良かれと思ってやっていることですよ。親切心です」と取り合わなかった。

平手友梨奈が影響を受けた人

そして話題は、平手がダンスで影響を受けた人について。あがったのが振付師のTAKAHIRO。「TAKAHIRO先生が原点で、先生に出会ってからダンスを始めました。最初に『ダンスは間違ってもいいから表現をしろ。感情が伝わればいい』と、おっしゃっていただきました。初心者だったので最初はステップの踏み方から始まり、振り付けに込められた意味や感情の出し方など丁寧に教えていただきました」という平手。

その後、TAKAHIROからのメッセージ映像を受けて、「TAKAHIROさんは一緒に戦ってきた同志と言いますか、何があってもずっとそばで見守って支えてきてくださった人です」と、平手は改めて信頼の言葉を口に。

さらに、ソロアーティストとして活動することになった際の率直な気持ちを改めて訊くと「今までと全然違ったものをやりたくて、そこでダンスだったり、音楽的にも今まで触れてこなかったものをやってみたいと思いました」。

そんな時に出会ったのが振付師のAmami。この出会いがソロアーティスト・平手友梨奈のベースを創り上げたといっても過言ではない。そんなAmamiが急きょスタジオに登場。平手と出会った時の第一印象やレッスンを受ける姿勢などを語った。これを受けて平手は、「Amamiさんも今回のダンサーの皆さんもそうですが、人と出会うことで得ることが多くて、それはすごくありがたいです。いつも刺激をたくさんいただいています」と、照れながらも素直な気持ちを口にしていた。

平手友梨奈の全身全霊パフォーマンス

そして今回のBLOOD SONG『ダンスの理由』について。「自分がソロになって、リスタートの曲でもあったので、Amami先生や今回のダンサーの皆さんとの出会いも始まったので、選ばせていただきました」と平手。

「ダンサーの皆さん、仕上がっていますか？」という田中の呼びかけに「ばっちりです！」と答えたものの平手だけ「今日まだ1回も練習してないのに（笑）？」と不安な気持ちを吐露。BELLが「いつもはダンスの練習をするのですが、今日は僕らもトークがあるということで緊張しながらみんなで台本を読みまくっていたので、それどころじゃなかったんです（笑）」と、裏事情を告白しスタジオは爆笑。

そしてもう1曲披露するのが『かけがえのない世界』。「この曲は『ダンスの理由』とは雰囲気が違うアップテンポで煌びやかな世界観なのですが、よく読むと歌詞がすごく深いのでそこも注目してほしいです」─今回は既存のフリではなく、特別仕様で届ける。

最後にお待ちかね、千葉の曲振りの時間に。GEN-Zが「以前クルーで流行っていた振り付けを使って曲振りをしてほしい」というリクエストが。首を使ったスピードとキレを必要とする、なかなか難易度高めの動き。千葉は果敢に挑戦したものの、勢い余って首から「ポキッ」と音が鳴り、スタジオが爆笑の渦に包まれた。

全員、真っ赤なジャケットにブラックのスラックスというフォーマル感漂う衣装で登場。ステージに着くやいなや、平手は和やかに談笑しつつ、ダンサーと一緒に振り付けやフォーメーションの確認を入念に行う。『かけがえのない世界』ではポップなナンバーに激しいダンスを加えた、ポップでショウアップ感のあるパフォーマンスを披露。ステージ上を所狭しとスピーディーに駆け回る姿は圧巻の一言。

『ダンスの理由』では、『かけがえのない世界』の衣装とは対照的に、ミリタリー感の漂うカーキのスウェットを着用し、ワイルドで力強いダンスを披露。髪を振りみだし、遮二無二ダンスに没頭する平手の姿は、心を打たれるものが。UNCUTの撮影では、どちらのパフォーマンスも、リハーサル＆本番を問わず常に全力投球。平手のみならず、ダンサーの一挙手一投足に魂を込めて踊る姿は、見るものに衝撃と感動を与えてくれるはず。

ライブをするたびに息が上がり、収録直後には全員がその場に倒れ込んでしまうほど、全身全霊を使った命を削るようなパフォーマンスを披露してくれた。（modelpress編集部）