森川葵、間宮祥太朗と7年ぶり共演で印象に変化 現場は「大家族みたいな雰囲気」<ナンバMG5>
2022.04.01 07:00
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女優の森川葵が30日、都内で行われたフジテレビ系新水10ドラマ「ナンバMG5」(毎週水曜よる10時~)プチ囲み取材に出席。7年ぶりの共演で、同作の主演を務める俳優の間宮祥太朗の印象や現場の様子、演じる役柄に共感する部分について明かした。
間宮祥太朗主演「ナンバMG5」
同作は、筋金入りのヤンキー一家である“難破(なんば)家”の次男・剛(つよし/間宮)が、家族に内緒で健全な高校に入学するという「高校“逆”デビュー」をするために、家族の前では特攻服を着たバリバリのヤンキー、学校では制服を着た真面目な高校生という、二重生活を送る姿を描く。森川葵、間宮祥太朗・神尾楓珠らの印象語る
クランクインから約2週間が経ち、現場の雰囲気について森川は「キャストのみんなはヤンキー役なので、テンションが高いお芝居をしている」とコメント。「青春もあればコメディーもある。そこにヤンキー要素もある。不思議な要素がたくさんあるなと現場で感じています」と撮影の様子を振り返った。主演を務める間宮とは、土曜ドラマ「ちゃんぽん食べた」(NHK総合/2015年)以来、7年ぶりの共演となるが「話しかけにくいオーラがすごく強くなった気がしていて…」と吐露。一方で「ふとした瞬間にすごく頼りになる」と言い、現場で動きの相談をする際にも「気づき、頭の回転の速さが主演として、真ん中に立っている人としてついていきたいと思う存在です」と力強く語った。
また、剛が入るはずだったヤンキー高校の1年生・伍代直樹を演じる俳優の神尾楓珠の印象は「ガードが硬い、壁が厚い人かなと思っていた」と告白。しかし「話しかけるとフランクに話してくれて、接しやすい方」と共演をきっかけに印象が変化したと話した。
今作が初共演で、友人の守田巻役を演じる女優の富田望生については「すごく話しやすい。テレビで見ていたイメージ通りですごく可愛くて」とコメント。現場では「美味しい食べ物を教えてもらった」と明かした。
さらに、本広克行監督には「すごい作品をたくさんやられているので、すごく厳しい方」という印象を抱いていた森川。現場で接してみると「良い父ちゃん」という印象に変化したという。
「暖かさがある」という“本広チーム”。「アットホームな雰囲気ができていて。本広さんがお父さんで、大家族みたいな雰囲気です」と現場の様子を表現した。
続けて、今作のテーマでもあるヤンキーのイメージを問われた森川。「外に見せないというのがヤンキーだと思います。普通の格好をしているけど、胸に秘めた熱い思いや仲間意識が強い人が今の時代のヤンキーなのかな」と持論を展開した。
「見た目でわかりやすい感じのヤンキーは今の時代いないんじゃないか」と話しつつも「中学校の卒業式でちょっと見ましたけど」と森川の地元である名古屋で目撃していたことを告白し、会場を和ませていた。
森川葵、深雪に共感
剛が家族に隠れて入学した“まじめ”な白百合高校に通う藤田深雪を演じる森川。深雪について「可愛いくて、ザ・ヒロインだと思っていたけど、段々と話が進んでいくと純粋なヒロインではないことがわかってくる。そこのギャップがある方が面白いと思い、第1話ではいわゆるザ・ヒロインを演じています」と話した。深雪に似ている部分について聞かれた森川は「ポテチが好きなところですかね」と回答。「私…ポテチの最後のカスまで食べちゃうんですよ(笑)。そういうがさつさとか。大人しく見守っていれば良いのに『何?何?何やってるの?』と踏み込んでいってしまうところがすごく似ているなと思います」と頷いた。
また、監督から「女性のファンが多いと思うけど、男性に好きになってもらえるようなヒロインにするね」と衣装合わせの時に言われたと明かした森川。「お芝居をしているとどうしても色々やりたくなっちゃうけど、そこはぐっと抑えて」と話し「清楚さ。ザ・ヒロインになるようにというのは気をつけています」と演じる上で大切にしていることを挙げた。
「ヒロイン像がちゃんとできていれば、深雪らしいおちゃめさが際立ってくる」とも話した。
学園モノということで制服を着る森川。自身の制服姿について「ちょっとキツいかなと思いました」と率直な感想を述べた。
一方で「『これで最後かも』と思うようになって、たくさん写真を撮っておいてSNSなどに載せたら思い出になるのかなと徐々に思えるようになってきました」とコメント。「思い出作り!最後の青春だと思ってやっています」と笑顔を見せた。
今作で、実年齢と10歳ほど違う高校生役を演じることについて、森川は「肌質が全然違うんですよ…」と吐露。「だからスキンケアをちゃんとして。お風呂上がりにはパックをして」と言い「あとは、膝のカサつきが結構出てくるので…(笑)。クリームをちゃんと塗ってケアして」と工夫していることを明かした。
さらに「声のトーンが下がっちゃう」という苦悩も告白。高校生らしい声のトーンや話し方を模索しながら、“高校デビュー”したという学生時代を思い出して演じていると話した。
森川葵、深雪とクラスメイトになったら?
もし、クラスメイトに深雪がいたら近づくかという質問には「あんまり近づかないと思います…正直」と苦笑い。自身と深雪が似ていることから「キャラ被りはちょっとキツいので、同じクラスにいたらキツいかな」と答え、会場の笑いを誘っていた。他にも好きな登場人物を聞かれた森川は「島崎が本当にキュートなんですよ」と剛のクラスメイトで、今後キャストが発表される島崎登を選択。「実写になるとより愛おしさが増して」と声を弾ませていた。
第1、2話でキーマンになるという島崎。「特に第1話は島崎きっかけで、物語が起こっていくので注目すべきキャラクターだと思います」と口にし「始めは見ていてイラッとしますが、そういうちょっとポンコツなところをどんどん好きになっていっちゃう」と好きな理由を分析した。
森川葵「ナンバMG5」の見どころ&深雪の注目ポイント明かす
作品の注目ポイントについては「家族からの熱い期待を背負いながら、どこまで本当に自分のやりたいことを隠し通して叶えていくのか」と回答。さらに「最近は学園モノが少ない。久々の学園モノとして現役の方や昔ヤンキーだった人などにも楽しんでもらって、懐かしんでもらうのも良いのではないか」とアピールした。また、演じる深雪の注目ポイントを聞かれた森川。「謎に自分に自信があるところ」と答え、美術部に入部する場面に良く表れており、感じとってもらえると説明した。
最後に、30日に自身のInstagramで「お花見したい」と投稿していたことに触れ、撮影中にやりたいことについて森川は「みんなで特攻服着たい!」と即答。「どこまでみんなでいけるかわからないけど、絶対特攻服とか(今後は)着れないと思うので、みんなで揃って集合写真とか撮ったらすごく良い記念になると思います」という願望を口にして「現場でお願いするしかないですね」と微笑んだ。
自身が着る特攻服はピンク色で、ふと頭に浮かんだという「波乱万丈」と「愛猫」の文字、猫の刺繍を入れたいと妄想を繰り広げていた。(modelpress編集部)
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