TBS「Nキャス」三谷幸喜氏初MC起用の意図明かす 「不安はありませんか?」にも回答
2022.03.09 14:13
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TBSの2022年4月期番組改編説明会が9日、オンラインにて行われ、「情報7daysニュースキャスター」(毎週土曜よる10時)のMCに脚本家の三谷幸喜氏を起用した理由について言及した。
TBS、三谷幸喜氏「Nキャス」MC起用の意図
同番組は3月いっぱいで、それまでMCを務めたビートたけしが卒業。4月からは三谷氏が安住紳一郎アナとともに出演することが発表されていた。このたけしの卒業について、編成局長の瀬戸口克陽氏は「2008年の番組開始以来長きにわたって貢献頂いて」と感謝。映画や小説などの創作活動に時間を充てたいというための卒業であると明かされていたが、「話し合いのうえ、卒業を決定」と説明した。
また、三谷氏の起用の意図・経緯について問われると、「独自のユーモアな台詞とか独自のコメントも言って頂けるのではないか」と期待を込め、過去に共演経験もある安住アナとの掛け合いも「見どころになるのではないか」とコメントした。
そして初の情報番組、初のMCとなる三谷氏について「不安はありませんか?」との質問には「期待しかありません。非常にワクワクしております」と期待を込め「良い意味でときに安住アナを翻弄していただいて。新しいコンビネーション、化学反応がどんなコンビネーションを発揮していただくのか」と前向きに述べていた。
TBS、2022年4月期改編のテーマは「“聖域”なき番組改革」
TBSのこの4月のテーマは「“聖域”なき番組改革」。4月の改編では、“火曜日と日曜日の強化”と“土曜⽇のリニューアル”を行う。火曜日はよる7時に「サンドウィッチマンのどうぶつ園飼育員さんプレゼン合戦 ZOO−1グランプリ」を編成し、タテ流れを強化。土曜日よる10時「情報7daysニュースキャスター」は、新たに脚本家・演出家の三谷幸喜氏が加入し、より一層の進化を目指すという。
また、昨年スタートした朝の帯番組「THE TIME,」と「ラヴィット!」については新たな視聴者を着実に獲得しており、今後もさらにブラッシュアップを図っていく。その他の継続番組についても、視聴者が“今”見たいものにこだわり、積極的にリニューアルをしていく予定だとしている。
昨今、動画配信やゲームなど、さまざまな娯楽で溢れる中、どうしたらTBSの番組を選択してもらえるか。今までの常識にとらわれることなく、“聖域”なき番組改革を実行し、視聴者に最高の“時”を届けることを目指す。
改編率は全日9.19%、ゴールデンタイム(19時~22時)18.57%、プライムタイム(19時~23時)25.18%(2022年3月9日現在)。(modelpress編集部)
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