“第二の土屋炎伽”MISS JAPAN AMBASSADORが決定 22歳・神野莉吏さん
2022.03.08 21:19
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「2022 MISS JAPAN AMBASSADOR」最終選考会が8日に都内で行われ、22歳の大学生・神野莉吏(じんの・りり)さんが初代グランプリに輝いた。
神野莉吏さん「女性の力強さをもっともっと生かしたい」
MISS JAPAN AMBASSADORは、日本の素晴らしさ、日本が世界に誇る”ものづくり”や高い技術、伝統工芸など、日本の「モノ」「ヒト」「コト」を国内外に積極的に発信する役割を担う大使を輩出するコンテスト。同大会ディレクターをミスコン出身の土屋炎伽が務めることから、「第二の土屋炎伽をさがせ!!」というキャッチコピーもついている。第一次審査には、黒木沙耶さん、岩本ルミナさん、渋谷栞南さん、玉山倫華さん、神野莉吏さん、山元さくらさん、野村果琳さん、松原萌果さん、ゆうめろさん、友野ゆみさんの10名がドレス姿で登場し自己アピール。
5番目に登場した愛知県在住・椙山女学園大学4年生の神野さんは、「私は何事も失敗することを恐れず、経験をその後の人生へとつなげられるよう、前向きに挑戦する力があります」「古き良き日本の伝統、文化、思いやりの心を学び、伝え、感謝の気持ちを忘れることなく、一緒に成長していきたいと感じられるMISS JAPAN AMBASSADORに私がなります」と堂々とコメント。「小学校から大学までの16年間、女子だけの環境で育った」ことも挙げ、「女子高育ちだからこそ知っている女性の力強さをもっともっと生かしたい」という思いも語った。
神野莉吏さん、就活で内定取り消しの経験も
グランプリに輝くと、神野さんは声を詰まらせながら、コロナ禍での開催に感謝しつつ、「私がグランプリを獲れたのは、コンテスタントとのみんなと個性を生かして、しっかりと学び、共有して、一致団結できたからこそだと思います。仲が良すぎると怒られることも多々ありましたが、それでも、みんなとこの場に立てたことが嬉しく思います」と喜びを噛み締め、「『感謝の感受性』という言葉を忘れず、この賞をいただけたことに心から感謝します」と頭を下げた。そもそも、「就職活動がコロナ禍でうまく行かなくて、内定取り消しなどがありました。その中で、自分自身と向き合う時間が増え、何か自分にできることがないかと考えたときに、このミスコンに参加することが決まりました」と話す神野さんは、「就職活動を再開しようと思っていましたが、コンテストを通じて、どういう風に自分を表現できるか、日本の良さを伝えていくかを学べたので、今後は自分にできることを見つけていきたいです」と新たな目標に意欲を燃やす。
とはいえ、「どんな職に就いても最終的に保育士になりたいという思いがある」そうで、「アルバイトとして幼稚園で働いていた経験があって、子どもに関わる仕事には本当に自信があります。『どろんこ幼稚園』を作りたいという大きな夢があるので、今は何かになりたいというより、もっと学びたいと思います」と力を込めた。
土屋炎伽、神野莉吏さんの選出理由明かす
また、「綺麗な方が出るイメージで、しゃべり方や表現の仕方も、みんな同じようにやっていると感じていた」と従来のミスコンについて言及する神野は、「わたしたちコンテスタントは、個性を生かして、自分の強みを絶対に曲げずに参加させていただきました。内なる美を表面から伝えることは難しいので、もっと発信していけたらと思います」とグランプリストとしての役目についても語った。土屋は神野さんの選出理由について、「今までは内に秘めていただけの熱さや美しさが、コンテストを通して外側にあふれ出るようになって素敵だと思いました」と説明した。
SNS賞にはゆうめろさん、SDGs賞には渋谷栞南さん、TGC賞には黒木沙耶さん、準グランプリには渋谷栞南さん、松原萌果さんが輝いた。(modelpress編集部)
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