人気コミック「明日、私は誰かのカノジョ」実写ドラマ化決定
2022.03.04 09:00
「明日、私は誰かのカノジョ」(作・をのひなお)が実写ドラマ化され、MBS/TBSドラマイズムにて4月12日より地上波で放送スタートすることが決定した。
人気コミック「明日、私は誰かのカノジョ」とは
原作は、2019年5月3日に連載を開始し、ホストとそれにまつわる女子達の話を描いた第4章「Knockin’on Heaven’sDoor」では、読者からの反響が大きくなる。第4章の終わりの方ではコメント数がweb漫画では前例にない1万越えを果たし「サイコミ」作品の中でダントツ人気となった。エピソードを重ねるにつれて悩みや葛藤を抱えた「彼女」たちが登場し、それぞれのリアルな恋愛を紡いでいく内容にどこかで味わったことのある感情を想起させられる。
1週間に1回誰かの彼女になるレンタル彼女として日々お金を稼ぐ「雪」。埋められない孤独を抱え、寂しさを男で紛らわす「リナ」。見た目に固執し、整形を繰り返す30代女子「彩」。周りに流されず、“自分”を持ってると語る「萌」。自由を求め上京し、夜の街で“今”を生きる「ゆあ」。
様々な思いを持つ5人の女性たちが各章で主人公となり物語が進む。主人公ごとによって抱えるコンプレックスや悩みを抱え、もがきながらもそれを埋めようとした先にはあるものとはー。
登場人物たちのリアルな心理描写は話題を呼び、同じ体験をしているわけではなくとも「明日カノ」の世界観に共感する読者が続出している。
原作はコミック本が品薄となり、コラボカフェや「明日カノ」好きを公言している芸能人も多数。女性誌への掲載やテレビ番組で紹介され、ファンの中では登場するキャラクターのコスプレが続出し、聖地巡礼をするなど反響が大きい作品である。
「明日、私は誰かのカノジョ」実写ドラマ化・地上波放送決定
今回そんな「明日、私は誰かのカノジョ」の実写ドラマ化が決定し、4月12日よりMBS/TBSドラマイズムにて地上波放送がスタートする。監督は、映画「はらはらなのか。」(2017)で商業映画監督デビューし、代表作にドラマ「美しい彼」(MBSほか/2021)、「雨の日」(NHK総合/2021)、「荒ぶる季節の乙女どもよ。」(MBSほか/2020)など。またMV監督として、優里「レオ」、なにわ男子「初心LOVE(うぶらぶ)」やきゃりーぱみゅぱみゅ「かまいたち」ほか、朗読劇の演出など多岐に渡り活躍する酒井麻衣監督が務める。
映像としての情景描写や動きがどのように描き出されるのか。また気になる女性たちの配役は誰が務めるのか。今後の情報解禁に注目だ。(modelpress編集部)
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