かすみ草とステラ（提供写真）

元AKB48佐藤栞プロデュース「かすみ草とステラ」初ワンマンで“重大発表”も＜ライブレポ／セットリスト＞

2022.02.21 18:00

元AKB48佐藤栞がプロデュースするアイドルグループ「かすみ草とステラ」の1st ONEMAN LIVE「正夢と少女」が2月20日に横浜YTJホールにて行われた。

「かすみ草とステラ」初ワンマンで“重大発表”も

この日のライブは今年1月に発表された新曲「正夢の少女」を中心に、彼女たちが見ている夢の中を覗いているようなストーリーを感じさせるステージとなった。

OVERTUREが流れると新衣装を身にまとったメンバーが登場し「正夢の少女」を披露。しかし、途中でノイズが入り楽曲が止まってしまうアクシデントが。

かすみ草とステラ（提供写真）

『今私たちのいるこの場所が夢だったとしても、みんなで手を取り合ってこの夢を正夢にしていこうよ！』メンバーのセリフが会場に流れる。

『誰よりも大切な君へ、届きますように』というメッセージから「はじめて君とみた空は青かった」「メルティ・ホワイト」とポップで可愛らしい楽曲を続けてパフォーマンス。

かすみ草とステラ（提供写真）

楽曲の合間に映像が挟まれ、彼女たちがアイドルになるまでの軌跡をファンと辿っていく。

「改札口までの青春」「君と週末の秘密基地」「チョコとミント」はファンの振りコピで盛り上がるライブの定番曲。一緒に手を左右に振る振り付けに、落ちサビのクラップ。会場の空気は一気にひとつになる。

続いて新曲「カタルシスダンス」を初披露。これまでにないような大人っぽい"かすてら"が見られる楽曲だ。激しいダンスとクールな表情で魅せる。

かすみ草とステラ（提供写真）

MCも演出のひとつ。『私たちの今の気持ちを手紙にして夢の先のあの場所まで飛ばそうよ！』初々しい演技に会場から温かな笑いと拍手が起こる。

「かすみ草の手紙」はアカペラからスタート。デビュー当時からの定番曲に会場はエモーショナルな空気に包まれる。みんなで手紙を紙飛行機に折り客席へ飛ばすと新曲「春風」がスタート。会場はピンクのサイリウムでいっぱいに。

かすみ草とステラ（提供写真）

その後、1人ずつ自己紹介と夢をファンに語っていく。渡辺萌菜は『いつもと違うことをしたくて"私たちが夢を見ている"というコンセプトでライブをしました。これから先どんな事があるかわからないけど"かすみ草とステラ"という場所で夢を見続けたいと思います。』と挨拶。

『かすみ草とステラといえばこの曲！』という振りで始まったのは「青より青く」。疾走感のある爽やかなロックに会場の熱気は最高潮へ。

かすみ草とステラ（提供写真）

ラストナンバーはこの日2回目の「正夢の少女」。『私たちとここにいる全員が見ているあの夢が正夢になりますように』メンバーからのメッセージをファンに真っ直ぐに届けた。

エンドロールが終わるとスクリーンに「重大発表」の文字が映し出され、2ndミニアルバム「僕はまた君の夢をみていた」が3月11日にサブスク解禁すること、そして6月に1周年記念ワンマンライブが2部作にて開催されることが発表された。

かすみ草とステラ（提供写真）

初めてのワンマンライブを終え、更に未来への夢を感じさせながらこの日の公演は幕を降ろした。

1周年記念ワンマンライブは前編が6月11日に新宿KeyStudio、後編は6月25日に下北沢Shangri-Laにて開催される。（modelpress編集部）

各メンバーから一言

・鈴森はるな

今日のライブ今まで１年間６人でやってきて、この6人でかすみ草とステラとして立つステージは唯一無にだと思ったのとまだまだ力は出し切れると思う。１周年ライブも発表されたので今日足りなかったところは１周年ライブでリベンジできたらいいなと思います。

・小柴美羽

まず一言で言うと楽しかった！ワンマンライブに向けて正直、自分の中の葛藤もあったし挫けそうになったこともあり思い悩んだこともありました。でも、乗り越えてきたからこそ楽しさを実感できたと思います。かすみ草とステラの新しい力強さもファンの方達に見せれることができたと思います。

・比賀ハル

世界観の作りこんでいくライブだったので、このグループだからこそリハーサルから見せれたし手の込んだ作品を作れる環境でやらせてもらえてることが嬉しかった。今回のライブで曲の幅が広がったと思うし、大きな物語の起承転結を今後のライブで見せていけるようにしたいと思います。

・吉川実紅

こんなに沢山の方が来てくれると思わなくてびっくりしたのと、カステラを見にきたいと思ってくれる人がこんなにいるんだと実感できたことが嬉しかった。カステラで沢山の人を笑顔を届けたり、幸せにできるようなみんなに愛されるグループにしたいと思います。

・有岡ちひろ

練習から何回やっても不安が消えず、自分の容量の悪さを痛感した準備期間でした。ミスしたとかミスしなかったとかじゃなく、全力でやることが楽しくて綺麗に見せることも大事だけど、メンバー6人全員が楽しい気持ちでステージで歌って踊れることが嬉しいです。今までで一番ファンの方達が集まってくださり、私達のために時間を使ってくれたことが嬉しくてもっと沢山の人に知ってもらえるように頑張ります。

・渡辺萌菜

ライブをやってみて、今日は今までのライブの中で一番表現する必要があり、物語の１ページを作るために自分の心にも残る作品が出来てとにかく楽しかった。みんながピンクのペンライトを振ってくれている一体感のある景色を見れて、もっと大きい会場がペンライトで埋まるようなステージに立ちたいと思います。もっともっとファンの方たちを巻き込んでこれからのカステラを大きくしたい。