桜井玲香、共演者から“意外な素顔”明かされ赤面「本当にキツかったです」<SLAPSTICKS>
2022.02.03 16:00
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女優の桜井玲香が3日、東京・日比谷シアタークリエで行われたKERA CROSS 第4弾「SLAPSTICKS」(3日より同所にて上演)の囲み取材・公開ゲネプロに、主演の木村達成、共演の小西遼生、壮一帆、金田哲(はんにゃ)、マギーとともに出席。桜井が、マギーから意外な素顔を明かされる場面があった。
桜井玲香「SLAPSTICKS」意気込み語る
舞台は、サイレント映画からトーキーへ、転換期を迎えるハリウッド。激動の時代に映画作りに情熱を注ぐ人々を、映画への愛と希望に溢れる1人の青年を通じて描くロマンチック・コメディ。2021年12月25日に東京・シアター1010で開幕し、2022年1月には大阪、福岡、愛知をまわり、この日より日比谷シアタークリエで上演される。全国を周り、最終公演と同所での開幕を直前に控えての意気込みを聞かれると、アリス・ターナー役を演じる桜井は「こうしてシアタークリエのステージの上に立てるということで、改めて気持ちが引き締まるというか、こういう状況の中で立てるということはありがたいことだなと思うので、完走できること、そして1公演1公演を全力でやることを心に留めたいと思います」と言い、「公演をやるごとに色んな表情を見せてくれる作品だなと思っていて、去年末から本番が始まっているんですけど、回を重ねるごとに全く違う作品に進化していっているなと演じていて感じているので、試行錯誤した上の最後のシアタークリエということで、ある意味完成に近づいてきている作品を少しでも多くの方に見ていただけるように頑張りたいなと思います」と力強く語った。
桜井玲香の意外な素顔とは
また、稽古や本番を重ねた中で見えた意外な素顔が見えた人はいるか尋ねられると、マギーは桜井の名前を挙げ「今回『SLAPSTICKS』ということで、体の動きの笑いを昔の方々がやっていらっしゃった、そんな作品なんですけど、桜井さんが稽古中に椅子がないところに思い切り座ってこうなって(ひっくり返って)、すごい『SLAPSTICKS』を見せてくれて最高でした」と打ち明け、金田からも「最高でしたね。ナイスコメディ!」と声が飛ぶと、桜井は「ありましたね…。最終通しでまだ皆と全然話せていない時期だったので、本当にキツかったです」と赤面。木村からは「皆心を掴まれたんです、あれで」とフォローの声が飛んだ。そんな桜井は、壮の名前を挙げ「地方公演で壮さんと楽屋が2人部屋だったんですけど、それまで稽古場も隣だったのに一言もお話しせずに本番を迎えて…」と回顧。周囲から「一言も?」と驚きの声が飛ぶと、壮は「私が稽古入りすると、玲香ちゃんが稽古終わって帰るの繰り返しで、それが千住からいきなり一緒に楽屋になって、まあ色んな話を。世代を超えて、お話も聞き上手だし、大好きな共演者の1人です」と笑顔を見せ、桜井も「嬉しいです。私もです。ありがとうございます」と声を弾ませた。
桜井玲香、クリスマスの思い出明かす
どんな女子トークをしたのか聞かれると、壮は「玲香ちゃんは元アイドルで、私は宝塚で、同じ女性ばっかりの正解で芸事をやってきて、その違いであったり、共通点。はたまた彼女はキャプテンという立場で、私はトップスターという立場で、それぞれ引っ張っていく立場で見た時のチームや組の価値観の違いは面白いなって、話をして思いました」と打ち明け、「あとはここではお話しできない深いことも。ご想像にお任せします」とコメント。桜井は「北千住での公演のときがちょうどクリスマスで、場当たりだったり本番だったりで、今年はクリスマスなんて何も味わえないまま終わるのかなと思っていたところ、壮さんと2人楽屋で、それぞれデザートとかシャンメリーとかを買ってきて、楽屋の中でプチクリスマスパーティーをしたことがめちゃくちゃ楽しかったです」と振り返り、頬を緩ませた。
さらに、本作のアピールポイントについて、桜井は「サイレントコメディなので、作り手側はひっちゃかめっちゃかでやりながら作るんですけど、とっ散らかっていないというか、無駄なものがすべて削ぎ落とされて洗練された演出だったりストーリーだったりで、押し付けがましくないような作品になっているなと思うので、見る側にいろんな考える余地を持たせてくれる素敵な作品だと思います」と力を込めた。(modelpress編集部)
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