大原櫻子、初の著書で舞台での経験&想い綴る「赤裸々すぎて少し恥ずかしい」<大原櫻子 演劇報告書>
2022.01.12 13:20
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女優でアーティストの大原櫻子が10日、初の著書『大原櫻子 演劇報告書』を発売。発売に寄せて、コメントが公開された。
大原櫻子の初書籍「大原櫻子 演劇報告書」
同作は、これまで携わった8作品の舞台について、経験してきたことを詰め込んだ、全書き下ろしの290ページ。初舞台『地球ゴージャスプロデュース公演 Vol.14 The Love Bugs』、無念の中止となった2020年版『ミス・サイゴン』、コロナを乗り越えて完走した『両国花錦闘士』など、これまで明かされてこなかった、言葉通り「舞台裏」を楽しめる1冊となっている。また、第1章では小学生から女優を目指していた大原が、これまでどのような技術を身につけ、努力してきたのかが見える内容に。第2章では、「演劇」をどう考えているのか、幼い頃から演劇に触れてきた大原の考え方が垣間見られる作りになっている。この第1章、第2章は、役者を目指している人々への1つの道標になるような文章だ。
「演劇と映画で意識することの違いは?」「ミュージカルとポップスの歌の違いは?」「どうやって台詞を覚えるの?」「ハプニングにどう対応しているの?」など、現在も様々な舞台に出演している演者の生の声。さらに、“役として舞台上で生きるには、どうしたら良いのだろう”と考え、「台本読めてないよ」「ポップスみたいに歌わないで」「もっと明るく演じて」「あなた、苦労したことないでしょ」など毎回難題だらけだが、それでも演劇はやめられない想いも綴られている。
大原櫻子「観る側の楽しみ方、感じ方もきっと変わります」
大原は発売にあたり、「この本を読むことで、観る側の楽しみ方、感じ方もきっと変わります。もちろん、お芝居を演じるのも観るのも大好きな方、『大原櫻子ってどなた?』と思う方、多くの方に、読んでいただきたいです(赤裸々すぎて少し恥ずかしいですが!)」とコメント。続けて、「未来の何かに繋げられるものがあると信じて。ちっちゃな存在の私ですが、その中でも何か残せたら光栄です」と語った。なお、ファンクラブ会員用には限定特装帯で販売。特装帯の裏には小学生時代の直筆作文を掲載する。(modelpress編集部)
大原櫻子コメント全文
この度、私が出演していた舞台について、1つ1つの経験をまとめた本が出来ました。私なりに感じたことをありのままに書き記し、演劇の面白さ、楽しさをより多くの方に知っていただけたらと願っています。「演劇って難しい」「お金がかかる」というイメージで、特に若い年代の方は、これまで演劇と疎遠だった方も少なくないと思います。この本を読むことで、観る側の楽しみ方、感じ方もきっと変わります。もちろん、お芝居を演じるのも観るのも大好きな方、「大原櫻子ってどなた?」と思う方、多くの方に、読んでいただきたいです(赤裸々すぎて少し恥ずかしいですが!)。
未来の何かに繋げられるものがあると信じて。ちっちゃな存在の私ですが、その中でも何か残せたら光栄です。
「大原櫻子 演劇報告書」目次
序章 いつの間にか舞台の虜──本書を手にされたみなさまへ第1章 すべての道は演劇に通じる、と信じて
第2章 舞台上に広がる景色、舞台から見る景色
第3章 初舞台は、てんとう虫──地球ゴージャスプロデュース公演 Vol.14 The Love Bugs
第4章 生意気小学生になりきる──わたしは真悟
第5章 他人の声で伝えたいもの──リトル・ヴォイス
第6章 愛に気づいた瞬間──FUN HOME ある家族の悲喜劇
第7章 殺意、殺意、殺意!──新感線☆RS メタルマクベス disc2
第8章 令嬢二重面相──怪人と探偵
第9章 ままならない想い──ミス・サイゴン
第10章 角界に斬り込む!──両国花錦闘士
終章 これからも舞台の虜
あとがき 舞台に立てる「有り難さ」
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