永山瑛太「ミステリと言う勿れ」で金髪の謎の青年役 10年ぶり月9
2022.01.10 22:30
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俳優の菅田将暉が主演を務めるフジテレビ系月9「ミステリと言う勿れ」(毎週月曜よる9時~)の新たなセミレギュラーキャストとして、俳優の永山瑛太の出演が決定。永山は、バスジャック事件に関わる重要な人物である熊田翔(くまだ・しょう)役を演じる。
永山瑛太「ミステリと言う勿れ」出演決定
同作は、天然パーマがトレードマークの主人公・久能整(くのう・ととのう)が淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく、令和版・新感覚ミステリー。原作は累計発行部数1,300万部突破の人気コミックで熱狂的な原作ファンも多い。キャストには主演の菅田を始め、伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆に遠藤憲一ら、実力派の俳優が集結しているが、このメンバーに新たに永山が加わることとなった。永山と言えば数々の作品で主演を演じている、ベテラン俳優。作品にどんな彩りを加えるのか、その演技が期待される。
永山瑛太、10年ぶりの月9枠出演へ
永山演じる熊田は、大学の研究室に勤めているという青年。ドラマの第2話以降で巻き起こるバスジャック事件に巻き込まれ、整らと一緒にとある屋敷にとらわれてしまう。バスジャックの被害者としてとらえられたにもかかわらず、なぜか妙に落ち着いており、周りを冷静に観察している様子がどことなく不自然な青年。ところが、整とは妙に馬が合うようで、整が呈する素直な疑問や独特の考えに、一つ一つ興味深そうに耳を傾けている様子が印象的だ。これまでも犬堂愛珠やライカなど、謎の多い役が発表されてきたが、熊田がドラマの中で、バスジャック事件の関係者という以外に、どんな役割を果たすのかもまた大きな謎に包まれている。
永山はこれまで、フジテレビのドラマに数多く出演しており、月9枠にも何度も出演した経験を持つが、本作は最後に月9枠での出演を果たした『ラッキーセブン』(2012年1月クール)以来ちょうど10年ぶりの出演に。
最近での活躍の場は俳優業にとどまらず、カメラマンとしてもその才能を発揮している永山。主演の菅田とは、これまでドラマや映画での共演の経験は無いが、過去にマガジンハウスの雑誌『GINZA』の連載企画でカメラマンと被写体という形でコラボレーションしている。今回は永山と菅田の間にどんなケミストリーが生まれるのか注目だ。
ヒコロヒーらも「ミステリと言う勿れ」出演予定
また、2話のバスジャック事件には、永山の他にもバスジャック事件の関係者として、既に発表されているヒコロヒーが露木リラ役で登場することが決まっている。さらに阿部亮平(犬堂オトヤ役)、金田明夫(奈良崎幸仁役)、久保田悠来(坂本正夫雄役)、佐津川愛美(柏めぐみ役)、森下能幸(煙草森誠役)、森永悠希(淡路一平役)ら豪華ゲストが参加予定だ。個性あふれる面々の中で、菅田演じる整の、淡々とした中にも真理をつく鋭い指摘で、物語が少しずつ動いていくとともに、事件に巻き込まれる被害者たちも、図らずも少しずつそれぞれが抱える悩みから解きほぐされていく。(modelpress編集部)
永山瑛太コメント
『ミステリと言う勿れ』という作品の魅力は、やはり田村(由美)先生の天才的な部分が整君に投影されているところだと思います。原作から感じるうんちくや知識の豊富さは、無限に広がっていると、田村先生に実際に現場でお会いした時にも感じました。そして、菅田君の芝居へのアプローチは圧巻でした。ですので、一緒に芝居をするとどこか安心感があります。僕より数十倍我慢強く、心の広い方だとも思いました(笑)。あれだけ長い台詞(せりふ)を覚えて芝居も100%に作ってきても、監督の演出に応える柔軟性もあります。歌の表現者でもあるので、声の響きもとても心地良いんです。今の日本を代表する表現者なんだと肌で感じました。
原作を読まれていない方も、ストーリー性も面白い作品で、キャストもすごい方々がそろっています。中でも、菅田将暉=天才ということが改めて証明される作品になると思いますので、是非ご覧ください。
第2話あらすじ
美術館に行くため久能整(菅田将暉)が乗った路線バスがジャックされた。乗客に名前を尋ねる犯人に、整は逆にバスジャックの目的と名前を聞く。すると犯人は犬堂オトヤ(阿部亮平)と名乗るが、目的はそのうちわかると教えなかった。その頃、大隣警察署には連続殺人事件の捜査本部が立っていた。朝には新たに4体目の遺体が発見されている。被害者に共通点はなく、容疑者の目星すらつかない状態だ。青砥成昭(筒井道隆)や池本優人(尾上松也)らが忙しく動く中、風呂光聖子(伊藤沙莉)は捜査に加わらせてもらえない。そんな時、風呂光は後輩警官からバスジャックの通報があったと報された。だが、付近の路線バスや観光バスは問題なく運行している。風呂光は青砥たちに話すが、ただのイタズラだと一蹴されてしまった。
整の乗ったバスは公園に停まり、オトヤは乗客たちを1人づつトイレに行かせる。真っ先にトイレに向かわされた整は外部に連絡する方法を考える。整はメモ用紙に現状を書いて、犯人たちに見つからなさそうな場所に置いた。
再びバスが走り出すと、整がオトヤを理詰めにして怒らせてしまう。逆上したオトヤはナイフで切りかかるが、乗客の熊田翔(永山瑛太)が整をかばった。さらに、乗客の坂本正雄(久保田悠来)がオトヤを殴り倒す。乗客たちは安堵(あんど)するが、坂本は落ちたナイフを乗客たちに向ける…。その後、バスは犯人の指示で、ある屋敷にたどり着く。
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