片岡沙耶、ピル服用のメリット語る「もっと男性にもピルの知識が普及してくれたら」<モデルプレスインタビュー>
2021.12.13 18:00
“さやぼー”の愛称で親しまれ、Gカップの美バストを武器にグラビアで活躍している片岡沙耶(かたおか・さや/28)。今回のインタビューでは、服用しているというピル(低用量ピル)について、最近感じた周りの人の意識や実際に服用して感じたメリットを語ってもらった。
日本では未だにピル=避妊のイメージを持つ人も少なくないが、生理前のイライラや生理痛が軽減したり、生理日をずらすなど、服用することで感じているメリットが多いという。
片岡:私は職業上グラビアの仕事があって、撮影日に(生理日を)あてたくないのでコントロールするために2、3年前から飲み始めたんです。最近学生時代の友達と男女複数人で会う機会があって、たまたまそういう話題になって、本当にやらしい意味ではなくオープンに話していたんですけど、色々と質問を受けて、もっと男性にもピルの知識が普及してくれたら良いなと思いました。
― 男性側はまだ「ピル=避妊のため」という認識の人が多いイメージですね。
片岡:そうですね。「女性はホルモンの乱れがあってバランスによってイライラしがちとかそういう症状があるんだよ、それを操作することによって緩和されるんだよ」と教えました。男性にとっては経験しているわけじゃなくて女性の大変さを身を以て感じていないから、“知らない世界”という感じなのかもしれないですよね。
片岡:正直最初は肌が綺麗になる、と美容目的で評判を聞いて食いついたんですけど、よくよく調べてみたら色んなメリットがあって、調整できるならめちゃ楽じゃない?と思って興味を持ちました。それまではあまりポジティブじゃないイメージの方が大きかったんですけど、水着の仕事をしている身だからそんなことも言ってられないと思って飲んでみようかなと思って始めたら、想像以上にメリットが大きかったです。メンタル的にも安定するようになったのが大きくて、生理前にイライラしたりするのも自分の場合はなくなったので色んな人にオススメしているんですけどどうしても避妊のイメージが強くて「飲んでる」と言うと「えっ」ってなりがちなのでその意識はどうやったら変えられるのかな、と…。
― 女性でも気になってはいるけどなかなかきっかけがない方も多いと思います。片岡さんの場合、処方まではどういう流れだったかお聞きしたいです。
片岡:産婦人科に行って一通りの検査をして、自分の仕事の事情を話して、時期をある程度把握したいのと調整ができれば良いということを伝えて、処方して頂きました。1回で処方できる量は病院によって色々あるんですけど、私の行っているところは検査して問題がなかったらお試しで3ヶ月分、そこから異常がなかったら半年分、その後また検査してまた半年分…という感じで半年くらいの周期で処方してくれます。毎月行かなきゃいけないところもあると思います。
― 出費はどのくらいですか?
片岡:私はファボワールというのを飲んでいて1ヶ月3000円、1日100円くらい。体質にもよると思うんですけど、私の場合絶対生理が来るという日が分かるようになって、1週間早めることもできるし遅くすることもできるようになったので、いつ来るかなというストレスがないし、ショーツを汚すこともほぼなくなりました。水着着る仕事が予定日に入ったら遅めればいいし、温泉旅行の予定とかもずらせるのですごく楽です。
片岡:重かった時期はお腹や腰が痛くなったりしていて、飲むようになってからは全く感じなくなったというほどではないんですけど、昔よりは痛くなくなりました。体調管理もすごくしやすくなったので、(冒頭の友達との会話で)一緒にいた女友達にも勧めたらすぐに産婦人科に行っていました。まれに血栓ができやすくなったりとか副作用はあるらしいんですけどしっかり検査をしていれば防げることなので。
― メンタル面でも効果を感じますか?
片岡:全然違います。飲むのを忘れちゃったときがあったんですけど、そのときはすごく乱れて不正出血が起こったりしてそのときのメンタルの落ち込み具合は大変でした。あとは、激しく肌が荒れることもなくなりました。生活リズムとか食生活が乱れるとフェイスラインにポツポツができていたんですけど、それもすぐ治るようになりました。今まで「何かがあったときに飲む」というイメージがあって絶対自分には縁がないと思っていたし、予防で飲むのも怖がっていたんですけど、飲みだしてからは全然そんなことはないなと実感しているし、男性にも知って欲しいし、生理やホルモンバランスで悩んでいる女性にオススメしたいです。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
文化服装学院ファッション工科基礎科ニットデザイン科を卒業。自身で衣装デザインや製作を手掛けるなどデザイナーや実業家としての一面も持ち、ハンドメイドマスクブランド『Bow』では、企画・商品デザイン・縫製生産まで全て自身で行っている。また、「supply the right」とコラボレーションしデザインを自身で手掛けたボクサーパンツも発売している。
2020年12月より、サブスク・プレミアムファンコミュニティプラットフォーム「ミーグラム(Mi-glamu)」にてファンクラブ「closet38」を開設。インタビューのオフショットも掲載中。
片岡沙耶「もっと男性にもピルの知識が普及してくれたら」
― いつ頃からピルを飲み始めましたか?片岡:私は職業上グラビアの仕事があって、撮影日に(生理日を)あてたくないのでコントロールするために2、3年前から飲み始めたんです。最近学生時代の友達と男女複数人で会う機会があって、たまたまそういう話題になって、本当にやらしい意味ではなくオープンに話していたんですけど、色々と質問を受けて、もっと男性にもピルの知識が普及してくれたら良いなと思いました。
― 男性側はまだ「ピル=避妊のため」という認識の人が多いイメージですね。
片岡:そうですね。「女性はホルモンの乱れがあってバランスによってイライラしがちとかそういう症状があるんだよ、それを操作することによって緩和されるんだよ」と教えました。男性にとっては経験しているわけじゃなくて女性の大変さを身を以て感じていないから、“知らない世界”という感じなのかもしれないですよね。
片岡沙耶、処方までの流れ・ピル服用で助かったこと「想像以上にメリットが大きかった」
― そもそも片岡さんが飲みだしたきっかけは?片岡:正直最初は肌が綺麗になる、と美容目的で評判を聞いて食いついたんですけど、よくよく調べてみたら色んなメリットがあって、調整できるならめちゃ楽じゃない?と思って興味を持ちました。それまではあまりポジティブじゃないイメージの方が大きかったんですけど、水着の仕事をしている身だからそんなことも言ってられないと思って飲んでみようかなと思って始めたら、想像以上にメリットが大きかったです。メンタル的にも安定するようになったのが大きくて、生理前にイライラしたりするのも自分の場合はなくなったので色んな人にオススメしているんですけどどうしても避妊のイメージが強くて「飲んでる」と言うと「えっ」ってなりがちなのでその意識はどうやったら変えられるのかな、と…。
― 女性でも気になってはいるけどなかなかきっかけがない方も多いと思います。片岡さんの場合、処方まではどういう流れだったかお聞きしたいです。
片岡:産婦人科に行って一通りの検査をして、自分の仕事の事情を話して、時期をある程度把握したいのと調整ができれば良いということを伝えて、処方して頂きました。1回で処方できる量は病院によって色々あるんですけど、私の行っているところは検査して問題がなかったらお試しで3ヶ月分、そこから異常がなかったら半年分、その後また検査してまた半年分…という感じで半年くらいの周期で処方してくれます。毎月行かなきゃいけないところもあると思います。
― 出費はどのくらいですか?
片岡:私はファボワールというのを飲んでいて1ヶ月3000円、1日100円くらい。体質にもよると思うんですけど、私の場合絶対生理が来るという日が分かるようになって、1週間早めることもできるし遅くすることもできるようになったので、いつ来るかなというストレスがないし、ショーツを汚すこともほぼなくなりました。水着着る仕事が予定日に入ったら遅めればいいし、温泉旅行の予定とかもずらせるのですごく楽です。
片岡沙耶、メンタルも安定・肌荒れも軽減
― 生理痛は元々重い方でしたか?片岡:重かった時期はお腹や腰が痛くなったりしていて、飲むようになってからは全く感じなくなったというほどではないんですけど、昔よりは痛くなくなりました。体調管理もすごくしやすくなったので、(冒頭の友達との会話で)一緒にいた女友達にも勧めたらすぐに産婦人科に行っていました。まれに血栓ができやすくなったりとか副作用はあるらしいんですけどしっかり検査をしていれば防げることなので。
― メンタル面でも効果を感じますか?
片岡:全然違います。飲むのを忘れちゃったときがあったんですけど、そのときはすごく乱れて不正出血が起こったりしてそのときのメンタルの落ち込み具合は大変でした。あとは、激しく肌が荒れることもなくなりました。生活リズムとか食生活が乱れるとフェイスラインにポツポツができていたんですけど、それもすぐ治るようになりました。今まで「何かがあったときに飲む」というイメージがあって絶対自分には縁がないと思っていたし、予防で飲むのも怖がっていたんですけど、飲みだしてからは全然そんなことはないなと実感しているし、男性にも知って欲しいし、生理やホルモンバランスで悩んでいる女性にオススメしたいです。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
片岡沙耶(かたおか・さや)
神奈川県出身、7月18日生まれ。子供時代からCMテレビドラマを中心に活動していたが 、高校入学のタイミングでチアリーディングに専念するため活動を休止。チアリーディン グ部では全国大会決勝に進むほどの結果を残す。高校3年生のときに原宿でスカウトされ 、20歳からグラビアデビュー。2020年5月からはフリーランスで活動している。文化服装学院ファッション工科基礎科ニットデザイン科を卒業。自身で衣装デザインや製作を手掛けるなどデザイナーや実業家としての一面も持ち、ハンドメイドマスクブランド『Bow』では、企画・商品デザイン・縫製生産まで全て自身で行っている。また、「supply the right」とコラボレーションしデザインを自身で手掛けたボクサーパンツも発売している。
2020年12月より、サブスク・プレミアムファンコミュニティプラットフォーム「ミーグラム(Mi-glamu)」にてファンクラブ「closet38」を開設。インタビューのオフショットも掲載中。
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