小栗旬・杏・松山ケンイチら「日本沈没」クランクアップ「元気なく現場にいてしまっている時間も多かった」
2021.12.12 12:00
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12日に最終回を迎える俳優の小栗旬が主演を務めるTBS系日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」(毎週日曜よる9時~)。今回、メインキャストのクランクアップコメントが公開された。
小栗旬主演「日本沈没―希望のひと―」
本作の原作は1973年に刊行された小松左京による不朽の名作「日本沈没」。刊行の翌年にはTBSでテレビドラマ化され、それ以降もドラマのみならず映画やアニメ、漫画など様々なかたちで語り継がれてきた。刊行から48年の時を経て放送されている本作は、主人公を含め登場人物をオリジナルキャラクターにし、2023年の東京を舞台に展開。原作でも描かれていた「環境問題」を現代版にアレンジし、沈没という目に見えない危機が迫る中で「見出していく希望」をテーマに描かれている。「日本沈没」という未曾有の危機に立ち向かう姿を描いてきた本作。その最終回を12日よる9時から2時間3分スペシャルで放送。日曜劇場の放送時間としては10年ぶりの2時間3分の最終回放送となる。
本作の第1話は、日曜劇場の初回放送における無料見逃し配信再生回数で歴代1位を記録(TVer、TBS FREE、GYAO!の合計値 ※TBS調べ)し、初回放送中にはTwitterの国内トレンド1位を獲得。さらに、世界最大級の動画配信サービスNetflixとタッグを組み、放送同日のよる12時(地上波放送開始の3時間後)から毎週、世界一斉配信中。魅力あるエンターテインメントを日本のみならず広くグローバル展開し、日本のNetflixサービスでは国内ドラマ唯一のTOP10入りを果たした(10月20日時点)。そんな“日曜劇場”の枠にとらわれなかった「日本沈没―希望のひと―」が、いよいよフィナーレを迎える。そこで天海らを待ち受けるのは希望か絶望か…。
なお、今からでも「日本沈没―希望のひとー」の最終話に追いつけるよう、1話分のストーリーを5分でおさらいできる動画「5分でまるわかりダイジェスト!!」をTBS公式YouTubeチャンネル「YouTuboo」で配信中。
小栗旬「元気なく現場にいてしまっている時間も多かった」
小栗は、クランクアップを迎え、「なかなか元気を出せる瞬間も少なく。天海ずっと悩んでいるから。元気なく現場にいてしまっている時間も多かったりしたなと思ったんですけど。それはとても申し訳ないなと思いながらやっていましたが、みなさんとお仕事できてよかったです」と撮影を回顧。また、共演の松山は、「すごく大変な撮影でしたし、とても勉強になる作品でした。これを皆さんと撮影できてよかったと思っています。皆さんありがとうございました」と撮影を振り返った。(modelpress編集部)
小栗旬コメント
お疲れ様でした。ありがとうございました。どうやっても抗えない状況に追い込まれていく感じだったので大変でしたが、自分より過酷な状況でやっている皆さんが明るく元気に現場にいてくれたおかげで自分もここまで楽しくやってこられました。本当に感謝しています。なかなか元気を出せる瞬間も少なく。天海ずっと悩んでいるから。元気なく現場にいてしまっている時間も多かったりしたなと思ったんですけど。それはとても申し訳ないなと思いながらやっていましたが、みなさんとお仕事できてよかったです。またどこかでお会いしましょう。ありがとうございました。松山ケンイチコメント
長い間ありがとうございました。おつかれさまでした。すごく大変な撮影でしたし、とても勉強になる作品でした。これを皆さんと撮影できてよかったと思っています。皆さんありがとうございました。杏コメント
長い間本当にお世話になりました。題材もすごくいろいろなことを考えさせられるもので、私も台本を読んだり現場にいながら、次々と防災用品を(ネットショッピングで)ポチってました。だからこそ守りたいものとかいろいろなものが、見ている人にとっても作る人にとっても浮き彫りになってくる作品だと思いました。お疲れ様でした。ありがとうございました。仲村トオルコメント
とてもいいものが作られている予感と充実感のある現場にいられてとても幸せでした。もし放送が終わって僕がどこかの政党にかつがれて立候補しそうだという噂が流れたら、みなさんで全力で止めてください。天海や常盤、里城副総理がいない世界にいっても無理だときつく叱ってください。僕は国会議事堂にいくよりもまたみなさんと作品を一緒につくる現場にいきたいです。どうもみなさんありがとうございました!香川照之コメント
4か月、期間は長かったですが、本当に一瞬で撮り終わってしまった連ドラだったと思います。題材も難しかったですし、本当に挑戦的な企画で、これがどう捉えられるか、楽しみでもあり怖くもあった連ドラだったと思います。このドラマは地球が普通にあること、日本があることに感謝させる、再認識させる作品になるんだろうなと思います。本当に意味のある4か月でした。メイク班、いい髪型を作ってくれてありがとうございます。これが田所だったし、これをやれば田所になれたし、役作りはこの髪型が心臓部になってできていた気がします。小栗さん、久しぶりに共演させていただきありがとうございました。お疲れ様でした。プロデュース・東仲恵吾コメント
2020年11月から始まり4月に撮影は終えていたのですが、幾度となく編集を重ねたり、追加で撮影したりしていたので、いまだに撮影が昨日のことのように思います。本作は、日本沈没というチャレンジングな題材でしたが、今の時代だからこそ、あえてやろうと決意して取り組んだ作品です。それが、非常に多くの方にご覧になっていただけて大変うれしく思います。最終回は、本作のテーマでもある“希望”を感じ取っていただけるような内容になっていると思います。“希望”を必死に紡ぎ出す小栗さんをはじめとしたキャストの魂の芝居を、どうぞご覧ください。最終話あらすじ
東山総理(仲村トオル)を狙ったテロのニュースは、全世界に大きな衝撃を与えた。国内の情勢が不安定と判断されて移民計画に影響することを恐れた日本政府は、早急に里城副総理(石橋蓮司)を総理代行にして世界へアピールしていた。しかし、移民計画が進行していた矢先に、さらに予期していなかった悲劇が起こってしまう…。天海(小栗旬)、常盤(松山ケンイチ)ら“未来推進会議”が中心となって事態の打開に挑むが、状況は改善しない。そして、遂に全世界で日本人移民の受け入れ停止が発表される。
そんな中、追いうちをかけるように田所博士(香川照之)は「日本沈没までもう時間がない」と警告する。それでも最後の一人を救うまで、天海は関東に残って立ち向かう決意をする。
そして、ついに恐れていた日本沈没が。天海や常盤は、無事なのか…。日本人にとって「希望のひと」となれたのか!?
【Not Sponsored 記事】