「恋です!」杉咲花、主題歌担当・JUJUと対談 “結末とリンクした歌詞”に感動「そこがすごく好き」
2021.12.06 06:00
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日本テレビ系連続ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」(毎週水曜よる10時~)で主演を務める女優の杉咲花が、同作品の主題歌「こたえあわせ」を歌うアーティストのJUJUとスペシャル対談を行った。
JUJU「恋です!」撮影現場を訪問 赤座家セットに感激
本作は杉咲演じる勝ち気だけど恋には臆病な盲学校生・赤座ユキコと、杉野遥亮演じる喧嘩上等だけど根は純粋なヤンキー・黒川森生の2人が不器用ながら少しずつお互いのことを理解し惹かれあっていく、新世代ラブコメディー。撮影スタジオを訪れたJUJUは、作品のセットを初めて目の当たりにして「ずっとテレビで見ていた赤座家に自分が…って、うれしかったです。お父さんにもイズミさんにもお会いできて、今日は本当にいい日でした」と感激。
嬉しそうなJUJUに杉咲も「そんなふうに言っていただけて、こちらこそうれしいです。なかなか現場でお会いできることってないですし、JUJUさんが来てくださって、現場のみんながパワーをいただいたと思います」と喜びをあらわにした。
JUJUの「恋です!」お気に入りシーンに杉咲花も笑顔
また、同作品のお気に入りのシーンについて聞かれると、第3話の最後に森生がユキコへヒールを贈ったシーンを挙げたJUJU。「ユキコさんと身長差があるから声が遠いっていうのに対して森生くんがプレゼントして、さらにユキコさんが頑張ってそれを履いて森生くんに会いに行って、抱きしめた後の『俺の声届きますか?』。…なんですか、あのシーン!もうね…あれはもう…絶叫ですよ」とキュンとしたことを明かすと、杉咲も「とてもピュアでしたよね」と嬉しそうに反応した。
最後に杉咲はJUJUに向けて、「ドラマの終わりが見えてきている時期で、名残惜しさと最後までやりきらないとというプレッシャーが半々の中で、1日1日を乗り越えている感覚で日々を過ごしていたのですが、そんな時に現場に来ていただけて…。しかもこんなに熱い感想を伝えていただいて、本当に元気が出ました」と感謝。
JUJUが「本当?『重いなこれ…』とかじゃない?(笑)」と心配そうに話すと、杉咲は「思ってないです!(笑)」と笑顔を見せた。(modelpress編集部)
JUJU&杉咲花、スペシャル対談
― 初めて「恋です!」のセットをご覧になっていかがですか?JUJU:もう感激です!ずっとテレビで見ていた赤座家に自分が…って、嬉しかったです。お父さんにもイズミさんにもお会いできて、今日は本当にいい日でした。
杉咲:そんなふうに言っていただけて、こちらこそうれしいです。なかなか現場でお会いできることってないですし、JUJUさんが来てくださって、現場のみんながパワーをいただいたと思います!
― 改めて、主題歌「こたえあわせ」にどんな想いを込めたのか教えてください。
JUJU:まず原作の漫画をから読ませていただいて、「どういう曲が1番いいんだろう」っていうのをものすごく考えました。そして、ユキコさんと森生くんが出会って、お互いが答え合わせをしない毎日に進んでいけるとしたらそんなに素敵なことってないなって本当に思って。JUJUっていうものは、今まで9割9分2厘ぐらい“ままならない曲“を歌っているのですが、その“JUJU感”が今回のドラマには全く必要ないなって感じて。今回はたぶん私史上、いちばん出演者お2人のことを考えながらしたレコーディングでした。
杉咲:そうなんですね。
JUJU:すごく(ドラマを)邪魔したくなかったんです。だから、今回は歌の中での言葉の発し方を本当に考えました。自分の中の新しい自分みたいなものを垣間見るレコーディングでした。
杉咲:確かに、初めて聴いたときに、今まで聴かせていただいていたJUJUさんの曲からまた少し印象が変わっているように感じました。それが、JUJUさんのお話を伺って、そういうことだったんだって、今思いました。この曲が生まれるまでの道のりを知ることができて、今までになかった聴き方が今日この後からできそうな気がして、すごく楽しみになりました。
― JUJUさんは、「恋です!」で具体的にお気に入りのシーンなどありますか?
JUJU:えー!いっぱいありますよ、ちょっと5時間ぐらいもらわないと…(笑)。でもいちばんのお気に入りって言われると…ヒール!(※第3話のラストシーン)あれはずるいです!声を聞くためのヒール!私はヒールが好きなんですけれど、理由は、子供のころ足が大きいので身長が175cmを超えると言われてたのに、165、6cmで止まってしまって、その10cmを埋めるためのヒールなんですね。
それが“私にとってのヒール”だったのが、ユキコさんと身長差があるから声が遠いっていうのに対して森生くんがプレゼントして、さらにユキコさんが頑張ってそれを履いて森生くんに会いに行って、抱きしめた後の「俺の声届きますか?」。…なんですか、あのシーン!!もうね…あれはもう…絶叫ですよ。
杉咲:とてもピュアでしたよね。
JUJU:あれは本当に…すごく好きです。ほかにも挙げてたらキリがないくらい、いっぱいありますよ。だからこれをずっと蓄積したいので、10話で終わらないでください(笑)!老いも若きも、全年代の人が大好きなドラマだろうなと思って見ています。
杉咲:そうだったらとっても嬉しいです。
JUJU:絶対そうだと思います。あとね、うちのバンマス(バンドマスター)も言ってたんですが、とにかく花ちゃんがかわいい!バンマスは巻き戻して見てるって言っていました。
杉咲:本当ですか?恥ずかしい(笑)。よろしくお伝えください。
― そんなJUJUさんの熱い想いを受けて、杉咲さんいかがですか?
杉咲:もう、本当にうれしいです。今、ドラマの終わりが見えてきている時期で、名残惜しさと最後までやりきらないとというプレッシャーが半々の中で、1日1日を乗り越えている感覚で日々を過ごしていたのですが、そんな時に現場に来ていただけて…。しかもこんなに熱い感想を伝えていただいて、本当に元気が出ました!
JUJU:本当?「重いなこれ…」とかじゃない(笑)?
杉咲:思ってないです(笑)!本当に嬉しいですし、私は今日、JUJUさんにお伝えしたかったんですけれど、「こたえあわせ」の歌詞の中に「今までより夢見るのが怖くない」という部分があるじゃないですか。そこがすごく好きで。このドラマはラストにかけて、ユキコと森生がお互い夢に向かって進んでいく話になっていくのですが(歌詞が書かれた時点で)結末は知らなかったはずじゃないですか。
それなのに、こんなにも作品とリンクしてるだなんて、すごいなって思いました。私自身もユキコとして森生のことを思い浮かべるとき、この曲を聴かせていただくことでより思いが膨らんでいく感覚があって、お芝居をする上でもすごく助けていただいています。この曲を聴くことをできるのが心強いですし、最後まで頑張れそうって思っています。
JUJU:…色々喋りすぎたことを、今、後悔しています(笑)。
杉咲:なんでですか、後悔しないでください(笑)!
JUJU:役者さんって本当に大変だと思うんです。大変な思いの中、あんなに目に焼き付いて離れないシーンをこちらは見させていただくわけですから、これからも心してテレビの前で見ます!
杉咲:ありがとうございます!
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