広瀬すず、デビュー当時の葛藤告白「自分を失いそうで怖い」仕事への向き合い方とは
2021.11.08 13:19
女優の広瀬すずが、11月7日放送のMBS・TBS系『情熱大陸』(毎週日曜よる11時~)に出演。デビュー当時の葛藤や仕事への思いを語った。
広瀬すず、デビュー当時の葛藤
番組冒頭、デビュー当時の心境について語った広瀬。「狂いそうなほどではなかったけど、冷静に自分を保とうとする力が自分の中でたぶんすごく強くて。それに頼りきってたって感じで。…保ててなかったと思うけど」と沈黙を交えながら語り、控えめな笑みを浮かべた。続けて「だから暴飲暴食めっちゃしてました(笑)それで安定させてた。週3~4くらいで毎日ラーメン食べて、深夜お菓子食べてってしてました」とデビュー当時の生活を振り返った。
仕事をやめようとは思わなかったのかと聞かれると、「いや思ってました、思いました何度も。でも私言えないんです、言いたいことが。ノーと言うことに対したり、自分の意見を持って発言したり、そういうことをすることに、私はすごく勇気がいることで。一番怖いんですよね、自分が否定をして発言するとか、自分の意思を伝えるとか。すごい怖いなという感じなので、言えなかったですね」と語った広瀬。
なぜですかと問われると、「なんでなんだろう。分かんないです」と深む考え込む様子だった。
吉永小百合、広瀬すずはシャイ
さらに、映画『いのちの停車場』で共演した女優・吉永小百合が、“かねてから注目していた”という広瀬について語る一幕も。吉永は「すずちゃんは、自分がなりたくて女優さんになったんじゃないってことをちらっと言ってらしたんですね。お姉さんがもうデビューしてらして、その事務所の方からやりませんかって言われて。断ったら悪いんじゃないかなと思ってやったって。それを聞いてびっくりしたんですけどね。そういうところがちょっと奥ゆかしいというか、私が行きますっていう感じじゃなく、ちょっとシャイな部分があるのかしらという風には勝手に思ってますけど」と広瀬に対する印象を明かした。
広瀬すず、俳優の理想像について
大作に恵まれる広瀬に“俳優の理想像”を尋ねると、「えー、全くないんですよね」と迷いなく答え、「どうなっちゃうんだろうと思う方が大きいのと、すごく変な意味で受け取ってほしくはないんですけど、いつでもやめてもいいくらいの気持ちでいないと、自分を失いそうで怖いなってずっとお仕事を始めてから思っていて。でもやってるからには負けたくないとか、ああしたいこうしたいという欲は出てくるんですけど、理想像は全くないです」と笑みを浮かべながら語った。また、11月14日には続編が放送される予定で、同番組で1人の人物を2週連続で取り上げるのは放送開始以来2例目となる。(※2007年11月放送「役者/小栗旬」編以来14年ぶり)(modelpress編集部)
情報:MBS・TBS
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