キスマイ藤ヶ谷太輔、胸筋が進化「色気を出さないといけないので」“代表作”で再びプレイボーイに<ドン・ジュアン>
2021.10.21 18:30
Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が21日、都内のTBS赤坂ACTシアターで行われたミュージカル「ドン・ジュアン」の公開ゲネプロおよび取材会に共演者の真彩希帆、鶴見辰吾、潤色・演出の生田大和氏とともに参加した。
藤ヶ谷太輔、胸筋が進化「色気を出さないといけないので」
2019年に上演され、藤ヶ谷の初ミュージカルとなった「ドン・ジュアン」の再演。モリエールの戯曲であり、モーツァルト作のオペラ『ドン・ジョヴァンニ』などでヨーロッパを中心に広く知られる「ドン・ジュアン伝説」を、フェリックス・グレイの作曲による情熱溢れる名曲でミュージカル化したもので、藤ヶ谷は欲望の赴くままに女と酒を求め続けて放蕩の限りを尽くすプレイボーイ、ドン・ジュアンを再び演じる。2年ぶりの公演とあって「前回よりすべてにおいてパワーアップしていないといけないというプレッシャーがあった」が、「このカンパニーなら乗り越えていけると思っていた。(手応えは)あります!」と胸を張った。報道陣から「前回より胸筋が大きくなった?」と指摘されると、藤ヶ谷は照れ笑いを浮かべつつ、「2年前よりは体が大きくなりましたよね。男性の色気を出さないといけないので、そこは見どころの1つ」とアピールした。
藤ヶ谷太輔、共演者から太鼓判
共演の鶴見は「ドン・ジュアンは芝居と歌が上手いだけではダメ。演じられる人は、今考えると藤ヶ谷くんしかいないのでは。自分のものにしている。本人は謙虚にぼかすけど、十分手応えは感じていると思いますよ」と藤ヶ谷の色気に太鼓判。さらに、2年前と比べて成長した部分は「深みですよね」といい、「人間の深みがドン・ジュアンに出てきた。そこがグレードアップした大きな見どころ」と絶賛する。本作が宝塚退団後、初の舞台となる真彩も、初共演の藤ヶ谷について「パフォーマーとしてスター。人を惹き付ける魅力がある。温かい藤ヶ谷さんの周りには素晴らしいカンパニーのみなさんがいる」と信頼を寄せていた。
藤ヶ谷は座長としてカンパニーの結束のためチームウェアを作成。「ドン・ジュアンはバラが印象的。僕は絵がまったく書けないけど口で伝えてデザインした。110着くらい作りました」と告白。鶴見から「偉いのは初演のメンバーの分も作っているところ。こういう気遣いが藤ヶ谷くんのハートの良さですよね」と明かされた。藤ヶ谷は「(ヒロインの)マリア役は今も前回ではキャストが違うので、2人にあげないとバチバチしちゃう(笑)。今カノと元カノで…」と冗談めかしつつ、「チームなので、カンパニーで着てもらって前に進みたかったので自然とそうなりました」と説明した。
藤ヶ谷太輔、キスマイメンバーは来る?
「キスマイのメンバーは観劇に来る?」と尋ねられると、「もちろん、観に来てくれると思う」と即答。「メンバーは『ドン・ジュアン』が好き。再演をやるって言ったとき『やった!』って言っていましたね。宮田(俊哉)あたりが(笑)。すごい楽しみにしていてくれているので、頑張らないと」と気合を入れ直した。最後にファンに向けて、「期待に応えられるようにしたい。実際に会場に来られない人もいるけど、応援してくれているのを感じている。たくさんの方に素晴らしい作品を、僕たちが命を削っているエネルギーをより感じてほしい。胸を張って代表作に出会えたと思っている」と伝えた。
同作の東京公演は、10月21日から11月6日までTBS赤坂ACTシアターにて上演される。(modelpress編集部)
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