SKY-HI「危機感感じていた」“THE FIRST”にかけた強い想い
2021.08.13 14:02
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SKY-HIが手掛けるボーイズグループ発掘オーディション『BMSG Audition 2021 -THE FIRST』のデビューメンバーが、13日放送の日本テレビ系情報番組「スッキリ」(月~金曜、あさ8時~)にて発表。番組終了後、SKY-HIとデビューメンバーによる記者発表会が開催された。
SKY-HI『THE FIRST』にかけた想い
最終審査を終え、SKY-HIによって選出されたデビューメンバーはソウタ、シュント、マナト、リュウヘイ、ジュノン、リョウキ、レオの7人に。デビューグループ名は「BE:FIRST」に決定した。SKY-HIは会見冒頭、今回のオーディションについて説明したいとし、「もともとの志が“クオリティーファースト”“クリエイティブファースト”“アーティシズムファースト”だった。音楽との距離が本当に近いグループが、今東アジアに、日本に必要であると強く認識していたし、危機感も感じていたので、そういったものを掲げてオーディションを行ってきました」と説明。
「既存の日本のオーディションとは趣が違うところもだいぶあったと思います。オーディションの最中から彼らは自分たちで作詞をし、作曲をし、コレオグラフを作り、与えられた曲であっても、ただ単に曲を覚えて振りを覚えて、レッスンで習った通りにやるのではなく、音楽を聴いた感情を聴いてくれるひとに届けるというプロセスを繰り返し繰り返し、1か月の合宿生活の中でトレーニングを励み、成長していくという、オーディションサバイバルというよりは、『THE FIRST』は育成プログラムであったと思っていますし、番組もオーディション番組というよりは、オーディションのドキュメンタリーみたいなものであったと、そう認識した番組です」と思いを語った。
また今回一億円の自己資金を出資したということも話題だが、「自己資金というものを取り沙汰していただくことも多かったのですが、まだ規模としては、非常に小さいものだと思っています。それでも絶対に旗を上げることが必要だったと認識して始めたのが、BMSGであり、この『THE FIRST』であり、そういう旗を掲げて集まってくれたのが今日の『BE:FIRST』の皆さんであり、応募してくれた全ての皆さんだと思っています」と言葉にした。
最後にBE:FIRSTの強みを聞かれると「そもそも技術が高く、クオリティが高いというのは担保できているのが心強いところでもある。ただ、『BE:FIRST』のすごい所は、ただダンスができるから、ただ歌がうまいからすごいのではなくて、音楽を表現するということに対して、気持ちが出来上がっているということが一番強いと思います。プレデビュー曲も素晴らしいものになっているのですが、その先に、年内に正式なメジャーデビューを予定しているので、そこまでに完成しうる、パフォーマンスがメッセージになる力を持っている人達だと思います。パフォーマンスが主張になり、意志になり、メッセージになるグループになったと思います。音楽が好きな人が今後彼らのリリースした曲を聴いたときに、彼らの音楽がかっこいいから応援したいとみんなが思ってくれると思います。キャラクターが強いけれど、キャラクター重視ではなく、音楽に必要な表現を寄り添って行うことができる、7者7様でそういった角度をもっているというのは、本当に奇跡的な確率で、しかもそれぞれがそれぞれの才能を尊重しているというのは本当に心強いことだと思います」と力を込めた。
『BMSG Audition 2021 -THE FIRST』
アジアから世界へ新しい風を巻き起こし、音楽シーンのトップを目指すという強い思いから『BMSG Audition 2021 -THE FIRST』と名付けられた同オーディション。SKY-HIが費用1億円以上の私財を出資し、“クオリティファースト”“クリエイティブファースト”“アーティシズムファースト”を掲げ、日本にいる良質な才能の発掘を進めてきた。同オーディションでは231人が1次審査を突破、2次審査で30人に絞られた後、3次審査を突破した15人が約1ヶ月間の“富士山合宿”に進んだ。
合宿を経てファイナリスト10人まで絞られ、最終審査ではメンバー・曲・振り付け、全て自分たちで考えパフォーマンスを行う「クリエイティブ審査NEO」と、一流アーティストが手掛けたプレデビュー曲「Shining One」をパフォーマンスする課題曲審査が行われた。
なお、スッキリでは放送しきれなかった映像を含め、『THE FIRST』の完全版はHuluで配信される。(modelpress編集部)
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