あいみん“子育て中のママ歓迎”水着モデルオーディション開催に込めた思い「夢を叶えられなかった方に参加して欲しい」<モデルプレスインタビュー>
2021.07.16 21:00
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ファッションブランド「WC」のショップ店員としてカリスマ的人気を誇り、現在はモデルやインフルエンサーとして活躍している、あいみん。自身がデザイナー兼プロデューサーを務める水着ブランド「amie'」のモデルオーディションを開催している彼女に、モデル募集にこめた思いや自身のオーディション経験について聞いた。
元カリスマショップ店員、あいみんとは?
タレントの若槻千夏が手掛けたファッションブランド「WC(ダブルシー)」のショップ店員として、名を広めたあいみん。当時、毎日店舗に手紙や差し入れなどを持ったファンが訪れたり、ブログランキングで1位になったりと、女性ファンを中心にカリスマ的な人気を誇った。その後雑誌「姉ageha」の読者モデルに。事務所に所属せずに自己プロデュースで活躍を広め、2018年に1st写真集「xxaiminxx」を発売。現在は、モデル、タレントのほか、水着ブランド「amie’」のデザイナー兼プロデューサーを務めるなど、多岐にわたり活躍している。
7月より、自身の水着ブランドのモデルオーディションを開催したあいみん。オーディションには、過去に経験した自身の苦労や同世代のファンへの想いがこめられていた。
あいみん、水着ブランドでモデルオーディション開催
― 今回のオーディションというのは、どのようなものなのですか?あいみん:私が手掛ける水着ブランド「amie'」の2021年新作ビキニの撮影を一緒にしてくれる方を募集するという企画です!これまでモデル経験のない方にも参加していただきたいと思い、「amie'」の水着を着た写真を、指定ハッシュタグとともにInstagramに投稿するだけで応募が完了する仕組みになっています。
― なぜ、一般の方を対象としたオーディションを開催しようと思ったのですか?
あいみん:ファンの方から日々SNSに様々なメッセージをいただくのですが、中でも「モデルになるためにしたこと」や「モデルになったきっかけ」を聞かれることが圧倒的に多かったんです。モデルに憧れを抱きつつも、結婚や出産のタイミングで諦めてしまった方も多いと知り、そういった方も挑戦できる場を作りたいなと思いました。最初は迷いもあったのですが、Instagramでオーディションについてのアンケートをとったら、300~400件のDMをいただいて…これはやるしかないと決意したんです!
― 発表前からすごい反響だったのですね!
あいみん:はい。その後、オーディションの開催を発表した後も、募集要項として「お子様がいる方であっても、体にタトゥーが入っている方であっても、審査には関係ない」といったことを投稿したら、さらに多くの反響をいただきました。
モデル初心者の方が水着モデルに挑戦するのはハードルが高いかなとも思ったのですが、隠したい体の部位ある方にはカバーできるようなポーズを教える、妊娠線を隠したい方がいれば対応する、といったように私も全力でサポートしていこうと思っています!
あいみん「有名になれるチャンスが限られていた」同世代への想いとは
― 今回のオーディションには、あいみんさんご自身の経験も活かされているのですか?あいみん:そうですね。私が10代だった頃は、サロンモデルをしてもフリーペーパーの中に小さく載せてもらえるくらいだったし、今のSNSのように気軽に自分をアピールできる場も少なかったので、有名になれるチャンスが限られていたなと思うんです。「お子様がいる方も歓迎」という募集要項にしたのは、私と同世代で夢を叶えられなかった方にも是非参加して欲しいという思いも込められていて…普段子育てで忙しい方やお仕事を頑張っている方などにも、思い出の場として参加していただけたら嬉しいです。
― モデルが一度きりになってしまっても大丈夫なんですね。
あいみん:はい。一度でも、モデルとして掲載された経験があることは人生の宝物になると思うんです。私も昔、雑誌に小さく載っただけですごく嬉しくて周りの人に自慢していたし、母も喜んでくれてその雑誌をたくさん買ってくれたりして…。他の人からしたら小さなことに見えるかもしれませんが、本人やその周囲の人からすると、大きな記憶として残るんじゃないかなと思います。
あいみん“カリスマショップ店員”時代の地道な努力明かす
― あいみんさんがモデルとして活躍していた時代はチャンスが少なかったということですが、その中で、あいみんさんはどのような努力をされてきたのですか?あいみん:雑誌の巻末に載っているモデルオーディションにたくさん応募したり、エントリーシートも1つ1つ工夫して書いたりしていました。大阪でショップ店員をしていたときも、都内の撮影で声をかけていただいたら、たとえギャラがない小さな撮影であっても積極的に参加していたんです。
― ショップ店員時代はすごく多忙だったとお聞きしましたが、その上でモデルもやっていたのですね…!
あいみん:はい。ショップ店員のお仕事が終わったらすぐに都内に向かっていたので、当時は新幹線代と夜行バス代が本当に大変で…東京と大阪を週に4回も往復したときは、さすがに辛かったですね。でも、そのときは有名になるための自己投資だと思っていたので、出費も惜しくはなかったんです。
それに、当時はSNSがないので、直接的な交流が関係者との繋がりの場でもあって…カメラマンさんやモデルさんの誕生日会などのイベントもすごく多かったんです。私はお酒が得意ではなくて、パーティーで少し高い会費を払ってもジュースしか飲めなかったのですが、それでも積極的に参加するように心がけていました。今だったら、コロナ禍関係なく大人数が交流する場に行くことはないのですが、若い頃はそれが全てだったなと思います。
― その頃の繋がりは現在にも活きているのですか?
あいみん:はい!当時の出会いがお仕事に繋がったこともあるし、あのときフットワークが軽くて良かったなと思えることもたくさんあるんです。積極的に行動したことは絶対無駄にならないし、何かしらの形で返ってくると思います。今行動するか迷っている方には、一歩踏み出す機会としても私のオーディションも利用してくださったら嬉しいです!
― 応援しています!ありがとうございました。
(modelpress編集部)
あいみんプロフィール
生年月日:7月6日出身地:和歌山県
グラビアアイドル・コスプレイヤー専門のサブスクリプション型ファンコミュニティプラットフォーム「Mi-muse by Mi-glamu」(ミーミューズ)でファンクラブ「あいみんふぁんくらぶ」を開設。限定写真や動画、様々な特典を展開している。
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