“永山瑛太が演じた中で好きな役”ランキングを発表<1位~20位>
2021.06.18 21:08
views
TBS系金曜ドラマ「リコカツ」(毎週金曜よる10時~)で改めて演技力に注目が集まっている俳優の永山瑛太(38)。モデルプレスでは「永山瑛太が演じた中で一番好きな役は?」をテーマにWEBアンケートを実施。トップ20を発表する。
モデルプレス読者が選ぶ「永山瑛太が演じた中で好きな役」トップ20
※「EITA」「瑛太」名義を含む1位:ドラマ「最高の離婚」濱崎光生役(251票)
2位:ドラマ「ラッキーセブン」新田輝役(228票)
3位:ドラマ&映画「のだめカンタービレ」峰龍太郎役(184票)
4位:ドラマ「ラスト・フレンズ」水島タケル役(112票)
5位:ドラマ「リコカツ」緒原紘一役(55票)
6位:映画「ミックス。」萩原久役(52票)
7位:ドラマ「アンフェア」安藤一之役(48票)
8位:ドラマ&映画「まほろ駅前番外地」シリーズ 多田啓介役(37票)
9位:ドラマ「素直になれなくて」中島圭介(ナカジ)役(29票)
10位:ドラマ「WATER BOYS」田中昌俊役(23票)
11位:ドラマ「それでも、生きてゆく」深見洋貴役(22票)
12位:ドラマ「ハロー張りネズミ」七瀬五郎役(20票)
13位:映画「余命1ヶ月の花嫁」赤須太郎役(18票)
14位:ドラマ「オレンジデイズ」矢嶋啓太役(17票)
15位:大河ドラマ「西郷どん」大久保利通役(16票)
16位:大河ドラマ「篤姫」肝付尚五郎(小松帯刀)役(12票)
17位:ドラマ「ライジング若冲 天才 かく覚醒せり」大典顕常役(11票)
18位:映画「アヒルと鴨のコインロッカー」河崎役(11票)
19位:ドラマ「ヴォイス~命なき者の声~」加地大己役(10票)
20位:映画「サマータイムマシン・ブルース」甲本拓馬役(8票)
回答数:1,190件
調査期間:2021年6月4日~6月11日
1位:坂元裕二との最強タッグで生まれたハマり役
1位を制したのは、ドラマ「最高の離婚」(2013)の濱崎光生役(251票)。今年5月にも再放送され、見返したという人も多いのでは?永山が主演、Wヒロインの尾野真千子と真木よう子に加え、綾野剛の4人が2組のアラサー夫婦を演じた坂元裕二による書き下ろしオリジナル作品で、翌年にスペシャルドラマとしても復活した。
「東京ドラマアウォード」でも主演男優賞を受賞した同役は、理屈っぽく時折デリカシーのない発言をする3枚目キャラクターがハマり役となり、かかりつけの歯医者の歯科衛生士に向かって一方的に愚痴を話す恒例のシーンなど、坂元脚本特有の長台詞も印象的。
永山のTwitterのユーザー名も光生にまつわるもののままで、本人にとっても印象深い役だったのでは。恋愛に不器用なめんどくさい性格という部分では「リコカツ」の役柄とも通じる部分があり、「『最高の離婚』や『リコカツ』の瑛太さんが大好きです。ツボです」というコメントも。「リコカツ」で新しく永山ファンになった人にも1本目にぜひオススメしたい作品だ。
<読者コメント>
・「『最高の離婚』や『リコカツ』の瑛太さんが大好きです。ツボです」
・「坂元裕二さんとのタッグが面白いから」
・「かっこいいのに濱崎さんみたいな役もできるのがすごすぎる。濱崎さん大好きです!元気がない時に濱崎さんに会いたくなります!笑」
・「オタク気質みたいな演技が癖で歌うシーンでは声が魅力たっぷりで聴き惚れたから」
・「理屈っぽくてめんどくさい光生にドラマ放映時すっかりクセになりました。こんな男実際身近にいたら嫌だなと思ったけど、瑛太さんが演じることでコミカルさが増してどんどん愛おしくなりました」
・「尾野真千子さんとの絶妙な掛け合いが大好きでした!!
2位:ワイルドなアクションで新境地開拓
2位は、嵐・松本潤主演の月9ドラマ「ラッキーセブン」(2012)の新田輝役(228票)。小さな探偵事務所を舞台とした青春群像劇で、クールな性格で常に飄々としている格闘技の実力者でもあるベテラン探偵を好演。松本演じる主人公・駿太郎とは犬猿の中から始まり、次第に信頼関係を築いて良きバディになっていった。
当時は「ラスト・フレンズ」「それでも、生きてゆく」などで演じたナイーブな好青年の役のイメージが強い人も多かったようで、「それまでの草食系なイメージから一転、機敏な動きと筋肉にびっくりしました!かっこよかった!」とアクションシーンも含め新境地を開拓。王道の月9で、ファン層を拡大した。
<読者コメント>
・「新田輝のキャラも好きだしアクションシーンもかっこよくて今でも好きなドラマの1つです!」
・「影のある好青年の印象が強かったので、新田の飄々としていてワイルドで男らしい役に惹かれました」
・「それまでの草食系なイメージから一転、機敏な動きと筋肉にびっくりしました!かっこよかった!」
・「松潤とのバディー感がすごい好き!!」
・「好きな作品も役もたくさんありますが、新田輝はキャラクターとして大好きです!鍛えた身体とアクションシーン、一見クールな振る舞いがかっこいい反面、コミカルな面も持ち合わせていて、すごく魅力的な役でした」
3位:人気シリーズのインパクト大な名脇役
3位は、ドラマ&映画「のだめカンタービレ」の峰龍太郎役(184票)。2006年に連続ドラマが放送され、2008年にスペシャルドラマ、2009年と2010年に前後編で映画が公開された人気シリーズ。上野樹里、玉木宏を始めとした現在も第一線で活躍する豪華キャストが癖の強いキャラクターを演じた中で、エレキヴァイオリンをロック風に弾く金髪のヴァイオリニスト役としてはっちゃけたコメディ演技を炸裂させ、大きなインパクトを残した。
主演以外でも確かな演技力で爪痕を残すのは当時からで、ドラマ「WATER BOYS」や映画「電車男」など、2000年代のヒット作を語るのに、永山の存在はなくてはならないと言えるだろう。
<読者コメント>
・「はっちゃけた感じが面白かったから」
・「金髪&ロックバイオリニストというインパクトのある役ながら、やりきっていて、笑えるシーンも多く、応援したくなる役だったから。今やってるリコカツとのキャラクターのギャップが面白い!」
・「思い出すだけで、元気がもらえて本当に素敵な役だったと思います」
・「若い頃の瑛太くんだから演じれた感じがするし普段と真逆すぎて観てて演技力凄いなってなってた」
4位:過去のトラウマに悩む難役
4位は、ドラマ「ラスト・フレンズ」(2008)の水島タケル役(112票)。様々な悩みを抱えた若者がシェアハウスで共同生活する様子を描き、当時、社会問題化していたDVや性同一性障害を真正面から捉えた今作は、旬な若手俳優の共演と衝撃的な描写で話題に。
タケルは性的虐待を受けた経験からセックス恐怖症に悩むヘアメイクアーティスト。普段は女性たちの良き理解者でありながら心に大きな傷を抱える難しい役どころを中性的なビジュアルと繊細な心理描写で表現。長澤まさみ演じる美知留、上野樹里演じる瑠可との切ない三角関係と友情は涙なしでは見れないストーリーとなっている。
<読者コメント>
・「ラスフレが放送していた当時は幼いながらにとても感銘を受けたのを覚えてます」
・「このドラマが好きで各キャラクターがとても魅力的だから」
・「本当に難しい役だったと思うのに完璧な演技力だったから」
・「瑛太さんを好きになった作品。とても繊細で優しすぎるタケル。。大好きです!!」
5位:改めて演技の振り幅で驚かせた最新作
そして、5位には放送中のドラマ「リコカツ」の緒原紘一役(55票)が見事ランクインし、紘一人気を証明。航空自衛隊に編成されている航空救難団のエース隊員という設定で、絵に描いたようなカタブツ人間だが、根は純粋でマジメすぎる熱いヒーローを熱演中。
丁寧すぎる喋り口調や、役作りで完成させた肉体美など、これまでの代表作とも一味違った新境地の演技で改めて視聴者を驚かせ、「演技の振り幅がすごいと改めて思った」という意見が多数。コミカルなシーンでは思いっきり笑わせて、シリアスなシーンでは思いっきり泣かせる演技力に支持が寄せられている。
<読者コメント>
・「今までは最高の離婚の濱崎光生がダントツ一位だったけど、今回のリコカツの紘一が現れてこちらが一位になりました。泣きの演技にやられてしまいました。筋肉の仕上がり具合も最高です」
・「コミカルな面やシリアスな面など全方向の演技力が抜きん出ている」
・「演技の振り幅がすごいと改めて思った役なので」
・「さきちゃんを探しに真っ暗な森の中に来て見つけた時に『バカ野郎!』と抱き寄せた所が最高すぎました。『だがまだ君の夫だ』はシンプルに惚れます」
・「演技がとても面白く、役に入りきっていて、楽しそうだなと思う」
ほかにもこんな意見が…
6位:映画「ミックス。」萩原久役(52票)<読者コメント>
・「不器用だけど最後が特にかっこよかったです」
・「ガッキーとミックスペアーを組んで戦う姿が印象に残っているから。きつい練習にも頑張ってる姿に元気付けられたから」
・「ガッキーにキスしたところが最高だった!!!」
・「私も中学時代卓球部に入ってて憧れだったから」
7位:ドラマ「アンフェア」安藤一之役(48票)
<読者コメント>
・「優しさと冷酷さが絶妙だった。最後は優しさが勝った」
・「陰の部分の演じ方が凄かったです。まさかまさかで驚いたのを何年経っても忘れられません」
・「自然な演技に引きこまれた」
・「アンフェアでファンになりました」
8位:ドラマ&映画「まほろ駅前番外地」シリーズ 多田啓介役(37票)
<読者コメント>
・「松田龍平さんとの息ぴったりの演技が好きです」
・「全て好きだが、まほろの続編が観たいから、選びました」
・「優しくて強い多田が大好きです」
9位:ドラマ「素直になれなくて」中島圭介(ナカジ)役(29票)
<読者コメント>
・「当時、毎週夢中になって見てました。色々な事情を持っている若者達の物語が面白かったドラマです」
・「上野樹里さんとの共演が印象的で今でも記憶に残ってます」
・「何度も見てます!すごく面白いです!」
10位:ドラマ「WATER BOYS」田中昌俊役(23票)
<読者コメント>
・「青春時代このドラマを見て育った」
・「このドラマを見て永山瑛太という俳優を知り、応援しだしたので」
・「豪華な俳優陣が揃ったドラマですが当時から瑛太さんの演技力は光っていました」
後記
2003年のドラマ「WATER BOYS」で若手俳優として注目を浴び、「オレンジデイズ」「アンフェア」と青春群像劇からミステリーまで幅広いヒット作に立て続けに出演、今や実力派として唯一無二の境地に達している永山。今回詳細には紹介しきれなかったが、大河ドラマでは「篤姫」(2008)で肝付尚五郎(小松帯刀)役、「西郷どん」(2018)で大久保利通役といずれも重要な役どころを演じるなど時代劇での安定感も抜群。
今年のお正月に放送されたNHKドラマ「ライジング若冲 天才 かく覚醒せり」では、“美坊主”を演じ、新たな魅力を開花。現在映画「HOKUSAI」も公開中だが、17日には2022年の正月時代劇「幕末相棒伝」でも向井理との共演で永山が坂本龍馬役を演じることが発表されたばかりで、今後の役柄からも目が離せない。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】