美人レイヤー・立花はる、“ハイレグバニーガール”衣装着こなし伝授 コミケ失敗談・コスプレ初心者へのアドバイスも<「立花はるのコスプレ教室」中級編>
2021.04.21 19:00
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“ふとん”のニックネームでコスプレイヤー・タレントとして活躍する立花はる(たちばな・はる)の、コスプレ指南企画の第2弾。今回は【中級編】として、可愛いだけでなくスタイルを良く見せる、ステップアップしたコスプレを伝授してもらう。
スラリとしたボディとキュートフェイスで注目されている立花。「日本レースクイーン大賞2017新人賞」ではグランプリを受賞し、普段は“ゲームオタク”な面を生かしてコスプレイヤー、ゲーム番組でのMCとして活躍している。デザイン系の学校を卒業し、デザイナーとしての顔も持っている立花は、その親しみやすいキャラクターも相まって女性からの支持も厚い。
コスプレ指南企画・第1弾の入門編に続いて、今回は中級編。1つレベルアップした動物系コスプレのコツとは?
立花:入門編で「初心者には、動物系のコスプレがしやすい」という話をしましたが、可愛いだけでなくスタイルを良く見せたいときには、バニーガールが1番盛れるんです!ハイレグ衣装なので人前でやると少し恥ずかしいかもしれませんが、自宅で写真を撮るのであれば挑戦しやすいと思うし、腰からしっぽが生えているみたいで、とっても可愛いんです!
― たしかに、本当にしっぽが生えているみたいです!普段、衣装はどのように購入していますか?
立花:オンラインストアで買うことが多いのですが、有名なショークラブの方も愛用している「バニー衣装の専門店」で、自分に合ったものをオーダーすることもあります。
― 今回の衣装はどちらで購入されたものですか?
立花:今回は、オーダーした本格的なバニー衣装です!自前の網タイツを合わせているのですが、素肌を露出することに抵抗がある方は、このような網タイツや薄い黒のタイツを合わせると、より挑戦しやすくなると思います!
― タイツは脚長効果もありますよね。ウィッグのポイントはありますか?
立花:前回の入門編では、メイクがしやすいように地毛に近い色を選んだのですが、今回は1つステップアップするということで、グレーを選びました。グレーは一見派手はイメージがあると思いますが、ヘアカラーでアッシュ系が流行っているように、意外と日本人に顔なじみが良い色だし、コスプレでも盛れるんです!
ロングのウィッグだと絡んでしまって扱いが難しいので、今回はボブのものを選びました。
立花:“バニーガール”なので、まさに「うさちゃんメイク」です!グレーのウィッグに負けないくらい、白っぽいメイクをするように意識しました。
【ベースメイク】
軽めの質感の下地で肌を均一にしてから、重めの下地で一気に肌を整えます。写真を撮るときに表情を変えるとすぐにメイクが寄れてしまうし、夏の野外イベントではすぐに崩れてしまうので、重い質感の下地で、しっかりとしたベースメイクをしているコスプレイヤーさんが多いと思います。
ファンデーションはクッションファンデを使用。普段、あまり厚塗りはしないのですが、コスプレをするときは韓国アイドルのような陶器肌に仕上げています。髪色が明るいので、顔が暗くならないように明るめのファンデーションを選ぶのがオススメです。
【アイシャドウ】
立花:全身の雰囲気に合わせて、くすみピンクをチョイス。うさちゃんメイクなので、囲み目のようなイメージで塗っています。さらにタレ目に見せるために、下まぶたにも濃いアイシャドウを入れているので、ちょっと病みメイクにも似ていると思います。
【カラーコンタクト】
立花:入門編では、髪色に合わせてナチュラルな茶色を使用しましたが、今回はグレーの髪色と顔なじみの良い、ブルーのカラコンをつけています。このカラコンはどちらかというとコスプレ向きではない、ナチュラルカラーなのですが、がっつり派手な髪色でないときはチュルンとした目に見えるように、柄があまりないものがオススメです。
コスプレに合わせてしっかり盛りたいので、着色直径は少し大きめでも大丈夫です!
【アイライン】
立花:黒いつけまつげを着用するので、黒のクリームタイプのアイライナーで、つけまつげの間を埋めていきます。クリームタイプはとにかく隙間を埋めやすいので、よく愛用しています。
【アイブロウ】
立花:入門編と同じように、普段のアイブロウの上からウィッグに合うアイシャドウで色を整えます。今回はピンクメイクなので、ピンク系の色をチョイス。9色のアイシャドウパレットを1つ持っていると色々な髪色に対応できるので、とても便利です!
その上から、明るいブラウン系の眉マスカラで仕上げをしていきます。グレーのウィッグであっても、白っぽい眉毛にすると眉毛がないように見えてしまうので、どの髪色であっても眉毛はブラウン系で整えると馴染むと思います。
【マスカラ】
立花:マスカラもブラウン系のものを使用。以前は白いマスカラを使っていたのですが、やりすぎ感が出てしまってあまり顔に馴染まなかったので、最近はブラウンの1番明るい色を使うことが多いです。
【リップ】
立花:撮影のときは何度も塗り直すので、オーガニックのものを使っています。唇に負担がかからないように、ティントなどは控えるように心がけています。
【チーク】
立花:リップにも合う淡いピンクで、一気にうさっちゃんっぽく仕上げます!
立花:キャラクターの画像を印刷したものを見ながらメイクをしています!イベントの更衣室は、盗撮防止のために携帯などを触っちゃいけないことが多いので、メイクしやすいようにキャラの画像を反転させたものをA4サイズに印刷して持って行くんです。
― 準備も大変なのですね…!その紙を確認しながら1つずつメイクしていくのですか?
立花:そうですね。鏡の前に印刷した紙を置いて、「下まつげが2本生えているな」とか、「目尻はつけまつげの量を増やそうかな」といった、細かい確認は欠かさないように意識しています。
― キャラクターに愛情を持ってコスプレされているのですね。新型コロナウイルスの感染が拡大する前の大きなイベントが開催できていたときは、会場でメイクをされていたのですか?
立花:会場にある更衣室でメイクしていました!特にコミックマーケット(以下:コミケ)では、多くの人が同じ更衣室を利用するので、1人分のスペースは座布団1枚分くらいしかないんです。みんなキャリーバッグを開いて、キツキツになりながらメイクをして…。制限時間は決まっていないのですが、早めにやらなきゃいけないので大変でした。
― すごい…!初めて参加する人はその光景に驚いてしまいそうですね。
立花:多分、「カオスだな」って感じると思います(笑)。私も初めて参加したときは、「ここでメイクするの!?」って驚いてしまいました。
― 初めてイベントの更衣室でメイクをするという方に、アドバイスしたいことはありますか?
立花:絶対に鏡は大きなものを持って行くこと!更衣室には机がなくて床に鏡を置く形になるので、大きな鏡をキャリーバッグの上に乗せてメイクをすると、高さが出てやりやすいんです。あとは、「つけまつげ」をつけるのりや、髪の毛をまとめるウィッグネットを忘れないこと。特にウィッグネットを忘れて慌ててしまう人は多いので、ウィッグとセットで持っているか確認してから会場に来てください!
― ちなみに、立花さんはウィッグネットを忘れた経験はあるのですか?
立花:1回だけあります。隣の人に「ウィッグネット余っていますか」と声をかけたり、自分で履いているストッキングを破ってかぶってみたり、試行錯誤して頑張りました…(苦笑い)。
― ストッキングを破るのはすごいです!当日会場で困ってしまった経験は他にもありますか?
立花:たくさんあります!中でも、キャリーバッグにコスメを入れたままクロークに預けてしまって、メイク直しができなかったときは大変でした。携帯とメイク直し用のコスメが入るくらいの、小さなポーチがあると便利だと思います。
立花:見ていました!コミケからキャリーバッグを引いて帰ってくる姿が印象的でしたね。行動や言葉遣いがオタクそのもので、よく勉強されたんだなって驚いてしまいました。
漫画や同人誌をキャリーバッグに詰めて帰ってくる時点で、もう「あるあるだな」って思います。初めてコミケに行く人はキャリーバッグを持って行くことに抵抗があると思うのですが、1回行ってしまえば恥ずかしくないし、たくさん買うことができて楽しめると思います。今度イベントが開催できたら、浜辺美波さんの影響で来てくれる女の子も増えるかな…。
― たしかに、イベント自体もなかなか開催できていない状況ですもんね…。
立花:そうなんです。私も1年ちょっと行けていないと思います。イベントは疲れるし大変だけど、ないと恋しくなって、うずうずしてしまうんです(笑)。開催できる日をまで、準備を重ねていきたいと思います!
― イベントで素敵なコスプレが見られることを楽しみにしています!ありがとうございました。
(modelpress編集部)
出身地:千葉県
「日本レースクイーン大賞2017新人賞」でグランプリを受賞。普段は“ゲームオタク”な面を生かしてコスプレイヤー、ゲーム番組でのMCとして活躍中。親しみやすいキャラクターだけでなく、スラリとした完璧ボディが支持され、憧れる女性ファンも多い。昨年10月より、サブスク型プレミアムファンコミュニティプラットフォーム「ミーグラム(Mi-glamu)」でファンクラブ「立花ふとん店」を開設。インタビューのオフショットも掲載中。
コスプレ指南企画・第1弾の入門編に続いて、今回は中級編。1つレベルアップした動物系コスプレのコツとは?
「立花はるのコスプレ教室」中級編“バニーガール”のコツは?
― バニーガールの衣装を選んだ理由を教えてください。立花:入門編で「初心者には、動物系のコスプレがしやすい」という話をしましたが、可愛いだけでなくスタイルを良く見せたいときには、バニーガールが1番盛れるんです!ハイレグ衣装なので人前でやると少し恥ずかしいかもしれませんが、自宅で写真を撮るのであれば挑戦しやすいと思うし、腰からしっぽが生えているみたいで、とっても可愛いんです!
― たしかに、本当にしっぽが生えているみたいです!普段、衣装はどのように購入していますか?
立花:オンラインストアで買うことが多いのですが、有名なショークラブの方も愛用している「バニー衣装の専門店」で、自分に合ったものをオーダーすることもあります。
― 今回の衣装はどちらで購入されたものですか?
立花:今回は、オーダーした本格的なバニー衣装です!自前の網タイツを合わせているのですが、素肌を露出することに抵抗がある方は、このような網タイツや薄い黒のタイツを合わせると、より挑戦しやすくなると思います!
― タイツは脚長効果もありますよね。ウィッグのポイントはありますか?
立花:前回の入門編では、メイクがしやすいように地毛に近い色を選んだのですが、今回は1つステップアップするということで、グレーを選びました。グレーは一見派手はイメージがあると思いますが、ヘアカラーでアッシュ系が流行っているように、意外と日本人に顔なじみが良い色だし、コスプレでも盛れるんです!
ロングのウィッグだと絡んでしまって扱いが難しいので、今回はボブのものを選びました。
“バニーガール”コスプレメイクのポイント解説
【今回のメイクのポイントは?】立花:“バニーガール”なので、まさに「うさちゃんメイク」です!グレーのウィッグに負けないくらい、白っぽいメイクをするように意識しました。
【ベースメイク】
軽めの質感の下地で肌を均一にしてから、重めの下地で一気に肌を整えます。写真を撮るときに表情を変えるとすぐにメイクが寄れてしまうし、夏の野外イベントではすぐに崩れてしまうので、重い質感の下地で、しっかりとしたベースメイクをしているコスプレイヤーさんが多いと思います。
ファンデーションはクッションファンデを使用。普段、あまり厚塗りはしないのですが、コスプレをするときは韓国アイドルのような陶器肌に仕上げています。髪色が明るいので、顔が暗くならないように明るめのファンデーションを選ぶのがオススメです。
【アイシャドウ】
立花:全身の雰囲気に合わせて、くすみピンクをチョイス。うさちゃんメイクなので、囲み目のようなイメージで塗っています。さらにタレ目に見せるために、下まぶたにも濃いアイシャドウを入れているので、ちょっと病みメイクにも似ていると思います。
【カラーコンタクト】
立花:入門編では、髪色に合わせてナチュラルな茶色を使用しましたが、今回はグレーの髪色と顔なじみの良い、ブルーのカラコンをつけています。このカラコンはどちらかというとコスプレ向きではない、ナチュラルカラーなのですが、がっつり派手な髪色でないときはチュルンとした目に見えるように、柄があまりないものがオススメです。
コスプレに合わせてしっかり盛りたいので、着色直径は少し大きめでも大丈夫です!
【アイライン】
立花:黒いつけまつげを着用するので、黒のクリームタイプのアイライナーで、つけまつげの間を埋めていきます。クリームタイプはとにかく隙間を埋めやすいので、よく愛用しています。
【アイブロウ】
立花:入門編と同じように、普段のアイブロウの上からウィッグに合うアイシャドウで色を整えます。今回はピンクメイクなので、ピンク系の色をチョイス。9色のアイシャドウパレットを1つ持っていると色々な髪色に対応できるので、とても便利です!
その上から、明るいブラウン系の眉マスカラで仕上げをしていきます。グレーのウィッグであっても、白っぽい眉毛にすると眉毛がないように見えてしまうので、どの髪色であっても眉毛はブラウン系で整えると馴染むと思います。
【マスカラ】
立花:マスカラもブラウン系のものを使用。以前は白いマスカラを使っていたのですが、やりすぎ感が出てしまってあまり顔に馴染まなかったので、最近はブラウンの1番明るい色を使うことが多いです。
【リップ】
立花:撮影のときは何度も塗り直すので、オーガニックのものを使っています。唇に負担がかからないように、ティントなどは控えるように心がけています。
【チーク】
立花:リップにも合う淡いピンクで、一気にうさっちゃんっぽく仕上げます!
立花はる「更衣室はカオス」コミケの実態明かす
― 入門編、中級編と動物系のコスプレになりましたが、好きなキャラクターのコスプレをするときはどのようにメイクをしているのですか?立花:キャラクターの画像を印刷したものを見ながらメイクをしています!イベントの更衣室は、盗撮防止のために携帯などを触っちゃいけないことが多いので、メイクしやすいようにキャラの画像を反転させたものをA4サイズに印刷して持って行くんです。
― 準備も大変なのですね…!その紙を確認しながら1つずつメイクしていくのですか?
立花:そうですね。鏡の前に印刷した紙を置いて、「下まつげが2本生えているな」とか、「目尻はつけまつげの量を増やそうかな」といった、細かい確認は欠かさないように意識しています。
― キャラクターに愛情を持ってコスプレされているのですね。新型コロナウイルスの感染が拡大する前の大きなイベントが開催できていたときは、会場でメイクをされていたのですか?
立花:会場にある更衣室でメイクしていました!特にコミックマーケット(以下:コミケ)では、多くの人が同じ更衣室を利用するので、1人分のスペースは座布団1枚分くらいしかないんです。みんなキャリーバッグを開いて、キツキツになりながらメイクをして…。制限時間は決まっていないのですが、早めにやらなきゃいけないので大変でした。
― すごい…!初めて参加する人はその光景に驚いてしまいそうですね。
立花:多分、「カオスだな」って感じると思います(笑)。私も初めて参加したときは、「ここでメイクするの!?」って驚いてしまいました。
― 初めてイベントの更衣室でメイクをするという方に、アドバイスしたいことはありますか?
立花:絶対に鏡は大きなものを持って行くこと!更衣室には机がなくて床に鏡を置く形になるので、大きな鏡をキャリーバッグの上に乗せてメイクをすると、高さが出てやりやすいんです。あとは、「つけまつげ」をつけるのりや、髪の毛をまとめるウィッグネットを忘れないこと。特にウィッグネットを忘れて慌ててしまう人は多いので、ウィッグとセットで持っているか確認してから会場に来てください!
― ちなみに、立花さんはウィッグネットを忘れた経験はあるのですか?
立花:1回だけあります。隣の人に「ウィッグネット余っていますか」と声をかけたり、自分で履いているストッキングを破ってかぶってみたり、試行錯誤して頑張りました…(苦笑い)。
― ストッキングを破るのはすごいです!当日会場で困ってしまった経験は他にもありますか?
立花:たくさんあります!中でも、キャリーバッグにコスメを入れたままクロークに預けてしまって、メイク直しができなかったときは大変でした。携帯とメイク直し用のコスメが入るくらいの、小さなポーチがあると便利だと思います。
立花はる、会場のオタク女子は「浜辺美波さんの役そのもの」
― 3月まで放送されていた、ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)では、浜辺美波さんがオタク女子を演じられていましたが、ご覧になりましたか?立花:見ていました!コミケからキャリーバッグを引いて帰ってくる姿が印象的でしたね。行動や言葉遣いがオタクそのもので、よく勉強されたんだなって驚いてしまいました。
漫画や同人誌をキャリーバッグに詰めて帰ってくる時点で、もう「あるあるだな」って思います。初めてコミケに行く人はキャリーバッグを持って行くことに抵抗があると思うのですが、1回行ってしまえば恥ずかしくないし、たくさん買うことができて楽しめると思います。今度イベントが開催できたら、浜辺美波さんの影響で来てくれる女の子も増えるかな…。
― たしかに、イベント自体もなかなか開催できていない状況ですもんね…。
立花:そうなんです。私も1年ちょっと行けていないと思います。イベントは疲れるし大変だけど、ないと恋しくなって、うずうずしてしまうんです(笑)。開催できる日をまで、準備を重ねていきたいと思います!
― イベントで素敵なコスプレが見られることを楽しみにしています!ありがとうございました。
(modelpress編集部)
立花はる(たちばな・はる)プロフィール
生年月日:1995年1月20日生まれ出身地:千葉県
「日本レースクイーン大賞2017新人賞」でグランプリを受賞。普段は“ゲームオタク”な面を生かしてコスプレイヤー、ゲーム番組でのMCとして活躍中。親しみやすいキャラクターだけでなく、スラリとした完璧ボディが支持され、憧れる女性ファンも多い。昨年10月より、サブスク型プレミアムファンコミュニティプラットフォーム「ミーグラム(Mi-glamu)」でファンクラブ「立花ふとん店」を開設。インタビューのオフショットも掲載中。
【Not Sponsored 記事】