本田翼、ゲーム製作を総指揮 熱い想い語る「まだ少し偏った見られ方をしている」
2021.04.20 14:33
女優の本田翼が20日、都内で開催された「ほんだのゲーム タイトル発表会」に出席。開発したゲームについて語った。
本田翼、ゲーム開発に苦戦
本田は、天使と人間の2チームに分かれて、制限時間10分間での対戦を行うゲーム「にょろにょろ対戦ごっこ にょろっこ」を発表。原案、キャラクターデザイン、製作総指揮を自ら務めている本田は、開発が順調に進んだのか聞かれると「始まったのが2年前の6月で、そこから1年間くらいは、『もしかしたら、なくなってしまうんじゃないか』っていうくらい頓挫するといいますか、そういう時期はありましたよね」と危機があったことに言及。「最初は、企画を皆さんに提案していただいて、そこから自分の考えとすり合わせて、ゲームの中身を作っていくという考え方でやろうと思っていたんですけど、やっぱりどうにもしっくりこなくて」と明かし、「結局ゼロから、自分が発案してやらせていただくことになったりもしたので、やっぱりその分、すごく時間もかかってしまったっていうのもあったり」とも語った。
本田翼、予算管理は「とっても大変」
プロデューサーとして、苦労したところを聞かれると「予算管理といいますか。お金の工面はとっても大変で。これもね、本当に何度も何度も話し合って」と述懐。「結局、ゲームを一口に作ると言っても、一緒にゲームを作ってくれた皆さんにやはり還元しないといけないので。それをちゃんと考えた上でのゲーム作りであったりとか、その上で自分の好きなものをやっていくにはどうしたらいいかとか、そういったものもすごく考えた」と明かした。そして「『もっとこういう風にしていきたい!』って考えるにつれて、お金は必要になってきて…っていう、そんな繰り返しではあったんですけど」と言い、自身でゲーム性やキャラクターも考えていたとした上で「そういう意味で、考える時間というものを取るのがとても大変でした」と裏話を語った。
本田翼、ゲームへの熱い想い
そもそも、なぜ製作に至ったのかに質問が及ぶと「昔、『趣味は何ですか?』って、取材で聞かれることが多かったんです」と振り返り「私は、ゲームや漫画が好きなんです。でも、当時はまだゲームや漫画っていうのが、皆さんにとって、あまり認知されていない趣味だったんですね」と回顧。「『ゲームや漫画が好きです』ってはっきり言い出せなくって。ゲームや漫画って、まだ少し偏った見られ方をしていると。現在もちょっとだけ、まだ残っているのかなあと思っています」と考えを明かした本田は、「そんな状況を変えたいなと思いました」と発言。
「一部の人だけじゃなくって、もっと万人の人、もっとたくさんの人、子どもだけじゃなくて、男性だけじゃなくて、色々な方々に遊んでもらいたい。まず、このゲームというものを知ってもらいたいっていう、『そのきっかけになったらいいな』という気持ちで作りました」と熱い思いを語ったが「正直、昨日寝れなかったです(笑)。久しぶりです。こんな、寝れないとか」と照れ笑いも見せていた。
本田翼、ゲームの世界観は「自分の住んでいた町」
その後、ノスタルジックな世界観ができた背景について聞かれた本田は「たぶん団地育ちだからだと思うんですけども(笑)、今回この『にょろっこ』というゲームは、団地ステージというものが存在していまして。それは本当に、自分の住んでいた町のイメージで。そこから懐かしさのあるものにしていきたいなと思って」と返答。「昔、自分が子どもの時に公園で遊んでいた感覚、公園にあったものとか。そういったものを集めていきたいなあ、ステージに置いていきたいなあと思っていて。その結果、じゃあ昭和テイストにしていこう!という風に、世界観が固まっていった感じです」と笑顔で明かしていた。(modelpress編集部)
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