山田裕貴・ファーストサマーウイカ・清水くるみ「100日間生きたワニ」追加キャスト発表
2021.03.20 20:30
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アニメーション映画『100日間生きたワニ』(2021年5月28日全国公開)の追加キャストとして、山田裕貴、ファーストサマーウイカ、清水くるみの出演が発表された。
「100日後に死ぬワニ」アニメーション映画化
2019年12月12日から2020年3月20日まで、原作者きくちゆうきのTwitterに100日間毎日投稿された何気ないワニの⽇常を綴った4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」。最終話は、いいねの数が214万という国内Twitterの歴代最多数を記録、エンゲージメントは2億を超え、日本を感動の渦に巻き込んだ。その100日間のワニの日常と、そこから100日後、大切なものを失った仲間たちのその後の姿を描いたアニメーション映画『100日間生きたワニ』。本作の主⼈公・ワニの声を神木隆之介が担当するほか、ワニの親友のネズミ役を中村倫也、モグラ役を木村昴。また、ワニが恋するセンパイ役に新木優子と豪華キャストが集結。
監督・脚本は、原作に込められたメッセージに強く共感し映画化を熱望した『カメラを⽌めるな!』の上田慎⼀郎とアニメーション監督としても活躍するふくだみゆき夫妻。 新型コロナウイルスの流行に直面し、大幅な脚本の書き直しを行い「今観て欲しい」物語を作り上げた。また音楽を亀田誠治が担当。いきものがかりの書き下ろし主題歌「TSUZUKU」が作品を彩る。
追加キャストに山田裕貴、ファーストサマーウイカ 、清水くるみ
さらに、本作に登場する追加キャストが解禁。映画オリジナルの新キャラクター・カエル役に山田が決定。「100日後に死ぬワニ」のその後を描いた新たなストーリーで、中村が声をつとめるネズミや、木村演じるモグラ達と交流を重ねる重要なキャラクターを演じる。モグラの恋人イヌ役にはファーストサマーウイカ、センパイが働くカフェでアルバイトをしているバイトちゃん役には清水が決定している。
特報・ポスタービジュアルが公開
今回、ポスタービジュアルも解禁。ワニがネズミやモグラ、仲間たちと過ごした日々をおさめた沢山の写真が描かれ、何気なくも愛おしい毎日の瞬間がちりばめられているデザインになっている。また、併せて解禁された特報では、原作の最終話で描かれた花見のシーンからはじまり、ワニの過ごした100日と、本作で描かれる新しい物語の様子が、いきものがかりが本作の為に新たに書き下ろした主題歌「TSUZUKU」と共に描かれており、神木、中村、木村が息を吹き込んだそれぞれのキャラクターたちの声も確認することができる。(modelpress編集部)
カエル役:山田裕貴コメント
話題になっていたので、実際に原作を読んでみたら⽇々の⼤切さに気づかされ、⽇頃の過ごし⽅も変わるような⼒を持った作品だと思いました。映画オリジナルのカエルは僕⾃⾝、台本を読んだ時に異物感があって、皆さんも最初の印象は「なんだこいつ」って感じると思いますが、この物語にとって“新しい⾵”です。残された悲しみ、出会いと別れ、そうしたものを背負った⼈への追い⾵になれたらと思います。また、どれだけ明るくて、笑顔で元気にいる⼈でも抱えているものがあって、⾊々な⼈がそこにいるという事をカエルから感じて貰えたらいいなと思います。イヌ役:ファーストサマーウイカ
リアルタイムに毎日楽しみに読ませて頂いていたので、まさか動くワニ君達とその世界に入れるなんて夢にも思いませんでした!中でも、物語をさらに鮮やかにしてくれたイヌさんはとても好きなキャラクターでした。モグラさんとの掛け合いも楽しみです。イヌさんの明るくキュートな雰囲気を出せるように頑張りたいと思います!バイトちゃん役︓清⽔くるみ
朝の番組で特集しているのを毎⽇楽しみに⾒ていた100ワニに、まさか⾃分が携わらせていただけるなんて、そして、初めて声のお仕事をこの作品でさせていただけるなんて、とても光栄です︕個⼈的に近年、⾏間を読ませる作品に出会えていないな、と感じていたのですが、この作品はみる⼈によって⾊々な感情を想像させてくれる素敵な作品だなと思います。このようなご時世ですが、だからこそ⼤切なものに気付かせてくれる、そんな作品になっていると思います。世代を問わず、たくさんの⽅に観ていただきたいです︕いきものがかり ⽔野良樹 コメント
ワニくんがいなくなってから、嵐のように時が過ぎていった1年で、⾃分の感情や暮らしを雑に扱わないこと。怒りや不安に⼼を酔わせないこと。今⽇から明⽇をなんとか続けていくこと。それがどれだけ⼤変で、どれだけ尊いのか。ずっと考えています。“つづく“という⾔葉に込めたのは意志です。今、⽣きているひとたちはいつも“残される側“です。別れの悲しみを知りながら、それでも明⽇を迎えなければいけません。⾃分の今を、⾃分の物語を、必死に⽣きようとしている誰かに、この歌が届いて欲しいです。⻲⽥誠治 コメント
このお話をいただいたとき、⾳楽も⾊もまだついていない、まるで紙芝居のような映像を⾒せてもらっただけで涙があふれました。ワニくんの⽇常は、僕たちが向き合っている⽇常そのものでした。この映画は⽣きることの素晴らしさに光をあててくれるやさしい物語です。この尊い⽇常にそっと⾳楽で寄り添えれば幸いです。ストーリー
桜が満開の3⽉、みんなで約束したお花⾒の場に、ワニの姿はない。親友のネズミが⼼配してバイクで迎えに⾏く途中、満開の桜を撮影した写真を仲間たちに送るが、それを受け取ったワニのスマホは、画⾯が割れた状態で道に転がっていた。
100⽇前―――⼊院中のネズミを⾒舞い、⼤好きな⼀発ギャグで笑わせるワニ。
毎年みかんを送ってくれる⺟親との電話。バイト先のセンパイとの淡い恋。仲間と⾏くラーメン屋。⼤好きなゲーム、バスケ、映画…ワニの毎⽇は平凡でありふれたものだった。
お花⾒から100⽇後――桜の⽊には緑が茂り、あの時舞い落ちていた花びらは⾬に変わっていた。仲間たちはそれぞれワニとの思い出と向き合えず、お互いに連絡を取ることも減っていた。
変わってしまった⽇常、続いていく毎⽇。
これは、誰にでも起こりうる物語。
【Not Sponsored 記事】