西島秀俊、「きのう何食べた?」以来テレ東主演ドラマ決定 “不可解な事件”の謎解く<シェフは名探偵>
2021.03.05 06:00
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俳優の西島秀俊が、テレビ東京のドラマプレミア23枠第2弾として「シェフは名探偵」(放送日未定)で主演を務めることが決定。同局での主演は「きのう何食べた?」(2019年)以来となる。
西島秀俊、ドラマ「シェフは名探偵」主演決定
今作は、累計発行部数29万越えの近藤史恵氏の人気小説シリーズ「タルト・タタンの夢」「ヴァン・ショーをあなたに」「マカロンはマカロン」を原作にし、連続ドラマ化。主人公を演じるのは、映画の公開も控える人気ドラマ「きのう何食べた?」のシロ役でお馴染みの西島。小さなフレンチレストラン“ビストロ・パ・マル”のシェフ、三舟忍(みふねしのぶ)を演じる。
「シェフは名探偵」とは
冷静沈着で穏やか、一見何を考えているかわからない。でも、実はすぐにお節介を焼いてしまうシェフの三舟が、人並み外れた洞察力と推理力で、訪れた客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎を解くグルメミステリードラマとなっている。同作のチーフ監督は「99.9-刑事専門弁護士-」シリーズ(TBS)や「TRICK」シリーズ(テレビ朝日)など様々な人気作品を手がけ、西島とは3度目のタッグとなる木村ひさし氏が担当。
脚本は「チーム・バチスタ」シリーズ(フジテレビ)や「みんな!エスパーだよ!」(テレビ東京)などを手がけた田中眞一氏と、「面白南極料理人」(テレビ大阪)や映画「名も無き世界のエンドロール」などを手掛けた西条みつとし氏が担当する。
“ビストロ・パ・マル”で働く個性豊かなキャラクターや、様々な事件や出来事に巻き込まれてしまった客たちを演じるキャストにも注目だ。(modelpress編集部)
人物紹介
<三舟忍役(西島秀俊)>フレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」のシェフで料理長。10年以上、フランスの田舎のオーベルジュやレストランを転々として修業してきた。冷静沈着で穏やかな性格で人を思いやる心を持つ。寡黙で職人気質。星付きのレストランや地位、肩書きには一切関心がなく、自分の作る料理で人を癒したいと思っている。記憶力が良く、些細なことにも気づく。食材の味や色、香りから客の顔まで記憶力がずば抜けている。訪れた客の悩みや抱えている問題を、解決していく名探偵でもある。
西島秀俊 コメント
― 台本や原作を読んだ感想をお聞かせください。原作はとても面白くて、お店を訪れた人々の行き違った気持ちを、料理を通して理解し解きほぐす。どのお話にも驚きがあって、心に響きます。台本は、1話で原作の2つのエピソードを扱っていてスピーディーに展開していきます。話ごとに異なるテーマがしっかり描かれていて、読むのも演じるのも楽しいですね。
― 演じるキャラクターはどのような印象でしたか?
“ビストロ・パ・マル”に来てくれたお客様の悩みや苦しみを解決し、美味しい料理を楽しんでもらいたいと思っている人です。少し変わった人ですが、共感力のある良い人だと思います。
― シェフの役を演じられる上で苦労しているところはありますか?
フランス料理は普段馴染みがないので難しいです。調理する設定の料理を実際に食べさせてもらい勉強させてもらいながら撮影しています。
― 木村ひさし監督と3度目のタッグとなりますが、これまでの作品と「ここは違う!」という所や、印象に残っていることはありますか?
木村組はみんなで面白い作品にしようという情熱を感じる組です。前作以上に大変な撮影ですがクルー全員、楽しく頑張っています。
― 視聴者の方へメッセージをお願いいたします。
家族や友人たちや仕事仲間と外食に行く。その時間って本当に貴重で贅沢で幸せなことだったということに改めて気づかされた1年でした。この作品が放送される頃、なに不自由なく外食に出かけられるようになっているのかまだ分かりませんが、“ビストロ・パ・マル”が存在したらフッと行きたくなるお店になるようにスタッフ・キャストで頑張っています。ミステリーとしてもヒューマンドラマとしても楽しめる作品です。月曜の23時台、心も体もほっと休まるドラマですので、ご期待ください。
原作 近藤史恵氏 コメント
長年書き続けてきた思い入れのあるシリーズですし、ドラマ化という形で世界が広がって、原作者としてうれしく思っています。レストランという劇場で起こる小さな事件を描いた連作短編集なので、コロナ禍でレストランから少し足が遠のいている今、そのスペシャルな時間を多くの方に楽しんでいただければ幸せです。西島秀俊さんの演じる三舟シェフ、とても楽しみにしています。制作局ドラマ室 チーフプロデューサー 阿部真士氏 コメント
近藤史恵先生の「ビストロ・パ・マル」シリーズをずっと映像化したくて5年間温めていました。5年前は「料理×ミステリー」という仕掛けが面白くて、「映像化したらヒットする!」と思っていましたが、コロナ禍を経験し、5年前ではなく今やるべきドラマになったと強く感じます。「外食が出来ない」。こんな世界が来るとは誰が想像していたでしょうか。今こそ、束の間、現実を離れて夢を見られるような場所をドラマで描きたいと思いました。料理の味だけでなく、ホスピタリティや内装や働く人々のキャラクターも含めた「味」が多くの視聴者にとって「優しい味」になるようなドラマになると思います。「ビストロ・パ・マル」へようこそ。
【Not Sponsored 記事】