優木まおみ「体に絶望した」産後を赤裸々告白 美ボディを取り戻した秘訣とは

優木まおみ、産後ボロボロだった心と体を救ったのはピラティスだった

産後、心も体も絶不調だった優木が、ピラティスと出会い前向きな気持ちと引き締まった体を取り戻していったことから、ダイエットという枠にはおさまらない”ピラティスの凄さ”を、同じように体型や不調について悩む女性たちに伝えたいと本書は企画された。

今でこそ41才・2児の母でありながら美ボディを誇る優木だが、本書の冒頭は、産後、ひとり落ち込んだときの優木の独白から始まる。

「2人目の出産で1カ月の入院生活を経験。動けなくなった体に絶望した」「可能性を秘めて成長していく子供をみて、自分に感じる肉体的な中古感」「この先まだまだ長いのに、どうせねって生きていく人生は嫌だなって思った」「だらんとした見た目も産後の尿漏れもどうにかしなきゃと思った」…周りと自分を比較しキラキラして見える人を斜めからみてしまうなど、苦しいネガティブな感情に支配されていたことを赤裸々に語っている。

ピラティスの出会いは、産後の骨盤ケアのつもりで、近所にたまたまあったピラティスサロンに通い始めたこと。行くとなんだかスカッとするし、マッサージのような感覚で、多いときには週2、3回のペースで通ううちに1年半でインストラクターの資格を取得するまでになった。

優木がピラティスで実感した効果は…「体形は産後ダイエットに成功しさらに20代の頃よりおなかが薄く、絶対的くびれも」「肌質は代謝が良くなり角質ケアが不要に。できもの（毛孔性苔癬）もなくなる」「髪質は細くなってきていた髪が、トリートメント不要でイキイキ」「体調は産後の不調、PMS（月経前症候群）がほぼなくなる「内面は『なんでもやってみよう！』という意識に変わり人生が充実」など。

産後、なかなか戻らなかった体形が、周りの人たちからも褒められるくらい変わったのはもちろんのこと、肌質や髪質まで改善。さらに「もう自分の体は終わった」と思い詰めるほど悩んでいた不調もなくなっていき、慣れない育児からくるネガティブ思考からも脱却。撮影でいくキラキラした場所と、私生活でのボロボロの自分とのギャップにあれほど悩んでいたことがウソのように消えていったという。「結局、心と体はつながっている」…ピラティスによって自律神経が整うことで心身に良い影響がもたらされるが、忙しい女性ほど自律神経が乱れがちで、結果としてそれが不調や病気に繋がる可能性も。本書では、そのことを身をもって知った優木によるプログラムを紹介している。

現代の女性に提案したい優木まおみのプログラム

本書のプログラムは、週2～3回はピラティスで骨格を整えて体を正しく動かせるようにし、それ以外の日はたった10分だけ自分と向き合う時間を持ち、自律神経を整えてその日の疲れをリセットしようというもの。

「ピラティスをしない日→１日10分自分と向き合う時間を持つ」「ピラティスに集中する日→週2～3回、ややハードなピラティスをする」、この2本立てなら、忙しい女性でも実行できるし、今までケアする時間がなかった人ほど、効果を実感できるはず。

できるできないで効果が変わる動きのポイントや、初心者におすすめのベーシックエクササイズ、悩み別にアプローチできるパーツ別エクササイズを紹介。QRコードからスマホで見られる本人出演のレッスン動画つき。

また、自律神経を整えるため、「1日10分だけ何か一つのことに集中する過ごし方」もレクチャー。呼吸と瞑想を組み合わせたマインドフルネス瞑想や、ストレッチのほか、実際に本人が入浴中や寝る前の10分間で行っている方法も紹介している。（modelpress編集部）