中村倫也「腐りきった」20代前半 心境の変化を回顧

中村倫也「ものすごい斜に構えてた」　20代前半の下積み時代を回顧

現在公開中の映画『ファーストラヴ』で共演する俳優の窪塚洋介、堤幸彦監督とのトークの中で、中村の芸能界入りから現在までが話題に。

中村は高校時代のクラス写真が所属事務所の人間の目に留まり、「何か縁かなと思ったのと、芸能人になったらモテるかなって思ったので会ってみようっていって、今のうちの社長と会わせてもらった」と芸能界入りのきっかけを明かし、堤監督が担当し、2005年に放送されたドラマ『H2?君といた日々』が初のドラマだったことを振り返った。

堤監督が、「『H2』っていうドラマから今に至るまで、相当な勢いでやってるわけじゃないですか」と問いかけると、中村は「いやいや、鳴かず飛ばずです」と首を振り、「腐りきったんですよね、20代前半。ガラ悪い感じにもなってましたし、ものすごい斜に構えて、誰も信用しないみたいな、全員を否定的に見るみたいな、そういうメンタル」と下積み時代の心中を回顧。

中村倫也「自分が生まれ変わった始まり」下積みからの心境の変化を明かす

「仲間と飲んでくだまいて、みたいな日々だった」という当時について、「暇で、自分に才能ないなって嫌というほどわからされたんで、『じゃあ何ができるんだろうな』ってずっと考えてました。だから『無駄にしてた時間を無駄にしないように』ってのが、自分が生まれ変わった始まりでしたね」と心境が変化したことを明かし、「そんなこんなで色々やってたら、自分も変わると周りも変わってくれるんですよね。それで色んな方が呼んでくださったり、色んな賞を頂いたりもしてて、おそれ多いなっていう昨今なんですけど」と現在までの道を語り、感謝した。（modelpress編集部）

情報：フジテレビ