鈴木亮平、王道ラブコメで新境地挑戦 民放連続ドラマ単独初主演<レンアイ漫画家>
2021.01.25 05:00
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俳優の鈴木亮平が、4月期のフジテレビ系木曜劇場「レンアイ漫画家」(毎週木曜22時~22時54分)で主演を務めることが決定。鈴木が地上波民放連続ドラマの主演を単独で務めるのは今作が初となる。
鈴木亮平主演「レンアイ漫画家」
今作は、漫画一筋で恋愛下手なレンアイ漫画家と“ダメ男ホイホイ”と呼ばれる崖っぷちアラサー女子、そんな恋に不器用な二人の、笑えて、ほろっとくるハートフルラブコメディー。主人公・刈部清一郎(かりべ・せいいちろう)は、人付き合いが苦手の変わり者で、外に出ることもほとんどなく、常人には理解できない思考回路を持つ天才漫画家。アシスタントもつけず一人きりで、少女漫画の金字塔と呼ばれる大ヒット漫画の連載を続けている。顔出しは一切せず、女性名のペンネームで正体を隠し、そのプライベートは謎に包まれていた。そんなある日、弟の忘れ形見を引き取る羽目になり、孤高の生活が乱れていくことに…。
一方、夢無し、彼無し、仕事なしのアラサー女子・久遠あいこ(くおん・あいこ)は、初恋の人の葬儀で、その兄の清一郎と衝撃の出会いを果たす。「俺のためにレンアイしろ!」清一郎が出したとんでもない仕事の依頼。それは、漫画のネタのために疑似恋愛のミッションをする、というものだった。清一郎のむちゃぶりのもと、疑似恋愛相手と淡い恋に発展したり、発展しなかったりの悲喜劇を繰り返すあいこ。清一郎と喧々諤々(けんけんがくがく)の丁々発止を繰り広げていたが…。
恋愛を始めることが難しい現代にお送りする、不器用だらけのコミック・ラブストーリーとなっている。
鈴木亮平、王道ラブコメで新境地
主人公を演じる鈴木が、地上波民放連続ドラマの主演を単独で務めるのは今作が初。同時に、木曜劇場も初出演となる。また、鈴木がフジテレビ系ドラマに出演をするのは、「全開ガール」(2011年7月期)以来、約10年ぶりとなる。大河ドラマ「西郷どん」(2018年/NHK総合)で主演を務めたほか、朝ドラ「花子とアン」(2014年上期/NHK総合)、「天皇の料理番」(2015年4月期/TBS系)、「テセウスの船」(2020年1月期/TBS系)といった話題作で重要な役どころを務め、シリアスからコメディーまで幅広い作品で、数々の難役を演じてきた。実力派俳優として確固たる地位を築いた鈴木が、王道ラブコメの主演という新境地に挑む。恋に悩む不器用な男を時にコミカルに、時に切なく演じる鈴木の演技に注目だ。
また、著作「行った気になる世界遺産」で自ら挿絵を描き下ろすほど、巧みな絵の腕前を持つ鈴木だが、撮影に先立って、漫画監修のプロのもと特訓を積み、プロ顔負けのペン運びや所作を習得。演技巧者・鈴木の天才漫画家っぷりも見どころのひとつとなっている。
鈴木は「今作のようなキラキラした王道恋愛ドラマは自分には縁遠いのかなと思っていたので、新しい挑戦になると思いました」と出演が決まったときの心境を明かし、「こんな王道恋愛ドラマに“自分で良いのだろうか”という気恥ずかしさがありますが、世界中が元気のない時期だからこそ、皆様に毎週楽しみにしていただけるように、全力ですてきなラブコメをお届けいたします。難しいことを考えずに、穏やかな良い気持ちで見られるラブコメです」と今作の魅力をアピールした。
原作・山崎紗也夏×脚本・松田裕子×演出・石川淳一
「レンアイ漫画家」は講談社モーニングKC刊で2010年から2012年の間連載されていた同名コミックスが原作で、全5巻を発刊。原作者の山崎紗也夏は、女性の心情をリアルに描くことに定評がある漫画家で「シマシマ」(2011年4月期/TBS系)や「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」(2015年10月期/フジテレビ系)などの作品が映像化され話題となったことも記憶に新しい。脚本を務めるのは、「花咲舞が黙ってない」シリーズ(日本テレビ系)や、鈴木も出演していた「東京タラレバ娘」(2017年1月期/日本テレビ系)などを手がけた松田裕子。原作の楽しいキャラクターや怒涛のコミカル展開をベースに、ほっこりした空気感をもつラブストーリーに仕上げている。演出を務めるのは、「リーガルハイ」シリーズや、映画「ミックス。」など数々の話題作を手がけている石川淳一。鈴木とは「メイちゃんの執事」(2009年/フジテレビ系)以来となるが、テンポ感とコメディーセンスに定評のある石川のこだわりの演出に期待がかかる。
崖っぷちアラサー女子・久遠あいこやレギュラーキャストについても近日発表予定だ。(modelpress編集部)
鈴木亮平コメント
Q: 出演が決まった時の感想「今作のようなキラキラした王道恋愛ドラマは自分には縁遠いのかなと思っていたので、新しい挑戦になると思いました。とはいえ、かなりアクの強いキャラクターではありますが(笑)」
Q:民放連続ドラマ単独初主演並びにフジテレビドラマに初主演の感想
「20代の頃、フジテレビ、共同テレビ制作のドラマにたくさん出演させていただき、育てていただきました。今回、民放連続ドラマ単独初主演というタイミングで、またこのチームで作品作りができるということに非常に縁を感じます。また、その時何度もご一緒した石川監督とタッグを組ませていただけるということで、全幅の信頼を置いて撮影に臨んでいます」
Q: 台本を読んでみての感想
「今世界中がどんよりした雰囲気に覆われている中で、今作のような明るくポップなラブコメは非常に価値があるのではないでしょうか。脚本の松田裕子さんが生み出すセリフの一つ一つがとにかく面白く、“キュン”や温かい涙だけで終わらない、感情大渋滞の作品になっています。清一郎はあいこにミッションとして疑似恋愛をさせるのですが、毎回登場するクセのある男性陣にもぜひ注目してください」
Q: ご自身が演じられる刈部清一郎について
「現代版の“美女と野獣”のようです。家に引きこもっていた恋愛下手の野獣が、あいこという芯のブレない女の子と出会うことで心の奥に閉まっていた優しさ、恋する感情を思い出し、人間として成長していく……。清一郎は偏屈な天才で、口が悪いけれどとてもピュア。自分に恋愛など起こるはずがないと思っていて、だからこそ作品に恋愛を描いてきた人です。そんなある種“こじらせた男”がキュンに目覚めていく様は、皆様に“恋愛っていいな”と思っていただけると思います。回を追うごとに、皆様にこの清一郎という不器用な人間を好きになってもらえるように魅力的に演じたいと思います」
Q:番組を楽しみにしている視聴者へメッセージ
「こんな王道恋愛ドラマに“自分で良いのだろうか”という気恥ずかしさがありますが、世界中が元気のない時期だからこそ、皆様に毎週楽しみにしていただけるように、全力ですてきなラブコメをお届けいたします。難しいことを考えずに、穏やかな良い気持ちで見られるラブコメです。“ちょっと疲れているな”と思う時に、皆様の心の栄養剤になりますように。そしてこのドラマは、男性にもオススメです。清一郎の不器用な生き方に、きっと共感していただけるでしょう。恋をしている方も、恋を忘れた人も、新しい恋をしたい方にも。今年の春は、『レンアイ漫画家』で“キュンキュン”してください」
原作者:山崎紗也夏コメント
「主演がまさかの鈴木亮平さんということで、大変感激しました。脚本のテンポが良く、自分の描いた漫画以上の世界観の広がりに驚いています。コロナ禍の中、ドラマチームの皆さんは大変な仕事になっただろうと思いますが、多くの人に楽しんでいただければ幸いです」企画編成:佐藤未郷コメント
<企画意図>「今作は、偏屈なアーティストと気立ての良い女子が繰り広げるラブストーリーです。さらに、主人公は甥っ子の少年を引き取ることになり、疑似家族のようになっていく…ほっこりホームドラマでもあります。企画が決定したのは、昨年春の緊急事態宣言前、まさにコロナの恐ろしさが徐々に広まっていった頃。日々襲いかかる不安や憂さを思いっきり忘れ、お腹の底から笑って、胸の奥がキュンとなる、楽しいドラマを作りたい、そんな思いで、小林プロデューサーが持ち込んだこの原作をドラマ化しようと決めました」
<鈴木起用理由>
「企画が決まって、いの一番にオファーさせていただいたのが、主演の鈴木亮平さんです。唯一無二の存在感、圧倒的な演技力に裏打ちされた抜群のコメディーセンスを持った鈴木さんにぜひ主人公を演じていただきたい、と。鈴木さん演じる刈部清一郎は、偏屈でハイパーセンシティブな天才漫画家。かなり“面倒臭い奴”です。そんな面白キャラなのに、そこはかとなくあふれ出る色気や男もほれるかっこよさ。加えて、清一郎を演じる鈴木さんは女子目線での“かわいい”が渋滞しています。“さすが!”としか言いようがないのですが、ただのツンデレではない主人公像を見事に作り上げていただき、まさにハマリ役だと確信しております。“自分には恋愛も幸せも必要ない、むしろ足かせになる”と漫画一筋で生きてきた清一郎、そんな彼がヒロインと出会ってどう変わっていくのか?…鈴木さんが表情豊かにみせる思い切ったキャラクターアーク(変化)にもご注目ください」
<人生の相方探しの物語>
「この物語で主人公やヒロインが探しているのは、唯一無二の漫才コンビのような“人生の相方”です。ぎこちない関係だった二人が、やがてかけがえのない存在になっていく…。淡い過去にもさかのぼる運命の恋、秘める思いに気づいていくピュアな恋の過程をゆっくり、愚直に描きます。温かい絆に癒されつつ、次から次に待ち受ける怒涛(どとう)のコメディー展開! 親子そろって楽しめる“人生の相方探しの物語”にご期待ください」
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