【RIZIN.26】武尊、那須川天心との対戦熱望 会見で示した王者の共通項「明日死ぬかもしれない」
2021.01.01 06:00
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K-1ファイターの武尊が12月31日、さいたまスーパーアリーナで行われた「RIZIN.26」の那須川天心VSクマンドーイ・ペットジャルーンウィット戦にサプライズで来場。試合後、公式会見に登壇した。
武尊、那須川天心戦を熱望「早くリングで向かい合いたい」
会場冒頭、武尊は「(天心との対戦を)格闘技ファンやみんなが熱望していて、僕自身もずっとやりたかったし、天心選手も同じだと思う」と率直な思いを告白。天心との一戦を熱望し、時期については「来年(2021年)しかないと思ってます」と目処が立っていることも明言した。K-1とRIZINの垣根を越えた一戦ではあるが、「この試合をやるには中立なリングで、僕はK-1チャンピオンとして、天心選手はRIZINのチャンピオンとして、格闘技界を1つにするための試合にしないといけないと思ってる」と自身の覚悟を熱弁。天心の試合を称賛し、「本当に早くリングで向かい合いたいなと思いました」と目を輝かせた。
武尊&那須川天心、会見で垣間見えた“共通項”
会見中、武尊が「試合で“死ぬかもしれない”し、命がそこで終わる可能性もあると思って試合をしてるので、試合後の予定は入れないんです」と自身の考え方を明かす場面が。その後行われた会見で、今一番やりたいことを聞かれた天心は「試合前に試合後の予定を立てないんですよ。もしかしたら明日“死ぬかもしれない”ので、予定を立てれなくて。試合後は結構空いてるんですよね、寂しいですね」と回答した。
K-1、RIZINとそれぞれの舞台で頂点に君臨する2人。奇しくも一致した“スケジュールを空けておく”という共通項は、数々の名勝負すべてに“命がけ”で挑んできたことを示していた。実現すれば世紀の一戦となる武尊、天心の対戦が楽しみでならない。(modelpress編集部)
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