桜田通、誕生日に約680分間ぶっ続け生配信 ファンの支えに感謝「“何かを伝えること”を絶対に諦めない」

桜田通、ファンの支えに感謝「本当に救われました」

新型コロナウイルスの拡大によりエンタメ界で様々な制限が強いられる中、今年9月に開設した公式ファンクラブ「Sakura da Space Society」（読み：サクラダスペースソサエティ）を通じてファンと積極的にコミュニケーションを取る桜田。

久しぶりのリアルイベントはコロナ対策の観点から“歓声なし”のルールが設けられ、拍手で迎えられた桜田は「わかってはいたけど、静けさにドキドキしちゃった（笑）」と戸惑いながらも「なかなかお会いできる機会がない中で、こうして皆さんの前に立たせていただき感謝です。12月7日という誕生日に甘えさせていただき、朝から夜まで付き合わせてしまうけれど、直接会えて久しぶりという気持ちと、これからもよろしくお願いします、という気持ちを伝えたかったです」と開催の経緯を語った。

今回のトークイベントは“台本なし”のぶっつけ本番とあって、第一部では「今日の目標は言葉を途切れさせないこと！」と宣言。「自分で（台本なしを）企画したことに恐怖を感じてきました（笑）」と後悔をにじませつつも、ステージ上でこの日の衣装を選んだり、28歳の思い出を振り返ったりと機転を利かせながらトークを繰り広げた。

この1年は「（コロナの影響で）家にいたり、友達とご飯に行った記憶が多い」というが「ファンクラブができて本当に救われました。画面や文章だけでも誰かとつながっているんだという気持ちがあるだけで生きるモチベーションが変わってくるんだなって。すごく助けられました」とファンの支えに感謝。「ファンクラブを作ってからは、皆さんが自分に対して好意的だってことをより信じられるようになりました。普段、僕は仲がいい友達や母親にさえ全然（悩みを）相談しないけれど、ファンクラブにいてくださる方々には自分の人生におけるほとんどのことを喋っているかもしれない。受け止めてくださる皆さんに甘えさせていただいています」と“圧倒的信頼”をのぞかせた。

同日にはNetflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」（10日配信開始）のイベントにも出席。移動中やヘアメイク、食事風景も全て生配信するという挑戦的な試みを笑顔で完走した桜田は「29歳、思った通りの自分にはなれていないけれど、今日は約680分、とにかくみんなに“伝えたい”と思ってここに立たせていただき、すごく幸せな時間でした。今年はコロナでなかなか会えなかったり、失ったものも鮮明に記憶に残っているけれど、そんな中皆さんからいただく全てのメッセージに支えられました。これからも僕は作品や言葉、音楽など、様々な手段で“何かを伝えること”を絶対に諦めないと思います。伝わると信じて頑張っていきたいです」とメッセージを送った。(modelpress編集部)

桜田通（さくらだ・どおり）プロフィール

1991年12月7日、東京都生まれ。ミュージカル「テニスの王子様」にて主役を務め、その後、映画「劇場版さらば仮面ライダー電王ファイナル・カウントダウン」（2008）野上幸太郎役で主演。以降、映画「人狼ゲーム　ビーストサイド」（2014）「ロック☆オペラ 『サイケデリック・ペイン』」（2015）映画「orange-オレンジ」（2015）映画「君の膵臓をたべたい」（2017）など話題作に出演し、「クズの本懐」（2017）で連続ドラマ初主演。映画「EVEN～君に贈る歌～」では、主演バンドのメインボーカルを務め、（2018）その劇中バンドにてメジャーデビューを果たす。映画「BACK STREET GIRLS ゴクドルズ」（2019）「ラ」（主演／2019）、ドラマ「パーフェクトクライム」（ABCテレビ／テレビ朝日系）「わたし、定時で帰ります。」（TBS系）「コーヒー＆バニラ」（MBS系）「ギルティ ～この恋は罪ですか？」（読売テレビ・日本テレビ系）など多岐にわたり活躍中。2020年9月にはオフィシャルファンクラブ「Sakura da Space Society」を開設。

Netflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」が12月10日配信開始。1月からはドラマ「3Bの恋人」（ABCテレビ 関西：1月10日スタート毎週日曜よる11時25分～、テレビ朝日 関東：1月9日スタート毎週土曜深夜2時30分～）に出演する。