松井玲奈、小説第2作「累々」発表「歪だからこそ魅力的な、そんな女性たちの物語」
2020.11.04 12:00
女優の松井玲奈が、小説第2作『累々』(2021年1月26日発売)を発表する。
松井玲奈、小説第2作「累々」発表
同作は、2019年4月に刊行し大きな話題となった松井のデビュー作『カモフラージュ』の衝撃を超える、新境地といえる意欲作。人間の多面性を切り取る、たくらみに満ちた自身初の連作短編集となっている。『カモフラージュ』は、発表後すぐに重版が決まり、「第3回日本ど真ん中書店大賞」を受賞するなど、話題に。
今回の小説第2作となる『累々』は、集英社の文芸誌『小説すばる』2020年9月号(8月17日発売)での初の連載小説をまとめたもの。さらに同作は、日本での発表と同時に、台湾の出版社・尖端出版より、中国語繁体字版が発売されることが決定している。
同作について松井は「知らない方がいい場面が人生にはあるのだと、優しさが時として人を柔らかく傷つけていることもあるのだと、この作品を書き終えて感じるようになりました。丸だと思っていたものが、ちょっとしたことで別の形に見えるようになることがある。どこから見るか、それが重要です。歪だからこそ魅力的な、そんな女性たちの物語を書きました」と語った。(modelpress編集部)
松井玲奈「累々」
本当の私は誰。結婚、セフレ、パパ活、トラウマ……。不穏さで繫がる全5編。
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