ダチョウ倶楽部、コロナ影響で封印の“キス芸”解禁 シールドありでも「嬉しかった」
2020.10.27 15:30
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お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部(肥後克広、寺門ジモン、上島竜兵)が27日、都内で行われたイベントに出席。“キス芸”を解禁した。
ダチョウ倶楽部、“キス芸”解禁
この日のイベントでは、フェイスシールド越しのキスを披露したが、上島は「嬉しかった!普段、フェイスシールドがないときの寺門の唇が(肉の食べ過ぎで)牛脂みたいだったから気持ち悪かったんだけど、フェイスシールドがいいよ」とご満悦な様子。公の場での披露は久しぶりだったそうで、手応えを聞かれると、肥後は「嬉しくなっちゃいましたね」と微笑み、寺門は「リーダーが喋りすぎです。台本にないことをベラベラ喋っていて、リーダー興奮しているんだなって。久々ですよ、リーダーがこんなに喋るの」とニッコリ。肥後は「僕は手応えを感じたけど、2人は(スベって)不満な感じですね」とまとめて笑いを誘った。
岡村隆史の結婚にコメント
また、22日深夜に放送された『ナインティナインのオールナイトニッポン』( ニッポン放送)で、30代の一般女性と今月10日に結婚したことを発表したお笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史についてコメントを求められると、寺門は「俺はLINEしましたよ。したら『ありがとうございますー』って真面目感じできました」と告白。既婚者の上島と肥後から岡村へ、夫婦円満の秘訣をアドバイスするようお願いされると、上島は「やっぱり尻に敷かれろと。鬼嫁と言われようが、そういう人のほうがいい」と自身の経験談として語り、寺門から「竜ちゃんもそうでしょ。お腹を割り箸で刺されたんでしょ」と声が飛ぶと、上島は「それ言ったら怒るから…。割り箸のこと言うなって!ダメですよ、これ…。傷跡見せてうやろうか?(笑)」と苦笑。肥後は「岡村くんは非常に真面目で、優しいところもあるし、奥さんが一般の方ということで、岡村らしい奥さんなんじゃないかなと。本当に末長く続いてほしいと思います」と祝福した。
なお、いまだに未婚の寺門だが、肥後は「ジモンさんは結婚しないです」と勝手に決めつけ、寺門は「なんでお前が決めるの?」と口を尖らせつつ、「岡村君はロンリー会というのがあったけど、(寺門は)ロンリー会にすら入れない、遠いところにいる存在ですから」とコメントすると、肥後から「アローン会ね。だから(誘いが)来ないんだよ」と指摘され、笑わせた。
ダチョウ倶楽部、目前の由来は?
トリオ名の由来を聞かれると、肥後は「東京で売れている芸人さんは、(ビート)たけしさん、所(ジョージ)さん、タモリさんとか、頭文字がTの人が多いので、頭文字はTにしようということになりました。倶楽部は当時おニャン子クラブが非常に流行っていまして、今でいうと坂シリーズですね。ダチョウ坂。そういうことで、倶楽部はおニャン子クラブからパクりました」と説明し、「頭文字のTを色々考えているうちに、誰かが『濁音があったほうがいい』と言いまして、『ダチョウがいいね』ってなって、ダチョウ倶楽部になったんですが、我々1年くらい気付かず、ダチョウは頭文字がDなんですよね。じゃあDで売れているグループはって探したら、ドリフターズ!じゃあ俺たちはドリフターズになれるって思ったら、ドリフターズの正式名称はザ(THE)・ドリフターズでTなんですよ…」とオチをつけて会場を沸かせた。また、1985年に太田プロダクションに所属し35年が経ったそうで、振り返っての感想を聞かれると、肥後は「やっぱり流行語大賞ですかね」といい、3人が『おいおい、聞いてないよー!』と声を揃えると、寺門は「これを作ったことで、毎年ギャグを作るきっかけになったんです」とコメント。続けて肥後は「そして外せないのはビートたけしさんの『お笑いウルトラクイズ!!』ですね。それで火が着いて、気が付けば熱湯風呂、熱々おでんと伝統芸能になりつつあるということですね。不思議なもんですね。縁です。こうなるとは思わなかったです」としみじみと語ったが、新型コロナの影響で、それらのネタが封印されてしまい、上島は「おでんもタマゴを飛ばせなくなっちゃった…。熱湯風呂も溺れてピュッピュッて水を吐けなくなっちゃった…。喧嘩してチューもできない…。何にもできないオヤジになっちゃった」と嘆いた。
さらに、今後の夢を尋ねられると、3人は「現状維持」と声を揃え、寺門は「同じギャグをやり続けることが夢ですね。あと10年、20年とやり続けたいですね」と目を輝かせ、肥後も「皆さんが伝統芸能とおっしゃってくれるなら、80、90になっても熱湯風呂やりたいよね」と同調すると、上島は「熱湯とか80になって入ったら熱がらない。“ええ感じやー”って思っちゃう(笑)」と想像した。(modelpress編集部)
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