欅坂46佐藤詩織、卒業の理由と今後について語る「自分の人生の大切な時代に、欅坂46があって良かった」

佐藤詩織、卒業の理由明かす

佐藤は「私、佐藤詩織は、ラストライブをもって欅坂46と共に活動に区切りをつけ、新しく歩んで行く櫻坂46には参加しないことを決めました。突然の発表で驚かせてしまったファンの方、ごめんなさい」と欅坂46からの卒業を発表。

2020年、グループでの活動を一時休止し、美術の勉強のため留学することを発表していたが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、留学を延期することを明かしていた佐藤。「自分の中では、デザインの勉強や語学の勉強が第一でしたが、少なからず自分自身のこと、将来のこと、この先のグループでの自分を考え直す良いきっかけにもなるのではないかなと思っていました。でも留学が延期になったことにより、グループにまた戻ることができ、みんなと欅坂46を最後まで過ごすことが出来たのは、本当に良かったなと思います」とつづった。

しかし、まだ留学を諦めたわけではない佐藤は、そんな気持ちの中で改名の話があり、改めて考え直したという。「折角新しくなった坂で、みんなが頑張っていく中で、わたしがまた途中で抜けたりする事は、メンバーにもグループにも申し訳ないし迷惑をかけてしまうかもしれない。それは、絶対に嫌だなと思いました」と卒業を決めた理由を明かし、「スタッフさんも、留学と新しい坂での両立を沢山考えて下さりました。本当に感謝しています」と感謝した。

佐藤詩織、今後について

佐藤は「大好きな仲間とスタッフの皆様と、そして何より、私を見つけて応援して下さったファンの皆様と欅坂46で過ごせた5年間は、本当に人生の宝物です。自分の人生にこんな素晴らしい5年間があって良いんだっていうくらい。すごく嬉しいし幸せな日々でした。シワシワのおばあちゃんになっても自慢しようと思います 笑」とこれまでの活動を回顧。

今後については「これからのことをまだ詳しく決めているわけではないのですが、何となくやりたいことはあり、いつかまた皆さんとお会いすることが出来る様に、ずっと待って下さっているファンの皆さまに、わたしの創ったものを届けられる日が来るように、精進したいなと思います」とし、「そしていつかは、わたしを見つけて選んで下さった欅坂46のスタッフさんを始め、見つけて応援してくれたファンの皆様、愛おしくてしょうがない大切な欅坂46とメンバーのみんなに恩返しができるような、素晴らしい人間になりたいなと思います」と意気込んだ。

ブログからも溢れている佐藤の欅坂46への愛。「あぁ、本当に、自分の人生の大切な時代に、欅坂46があって良かったなと思います。本当に、本当に、大好き」「これからまた物凄い歩みを進めていくであろう、櫻坂46とメンバーのみんなを心より応援しつつ、わたしもまた夢を叶えられるように、気持ちを強く、一緒に新たにスタートを切ろうと思います。みんなの進んでいく道が、幸せで溢れていますように」と願いを込めている。

佐藤詩織、卒業発表

公式サイトでは「欅坂46のメンバーとして活動してまいりました佐藤詩織に関しまして、本人よりグループからの卒業の申し出がありました。本人との話し合いを踏まえて、弊社として検討した結果、本人の意向を受け入れ、欅坂46の活動休止とともに、佐藤詩織はグループから卒業致します」と本人の申し出により、卒業することを発表。

10月12日（月）、13日（火）の「THE LAST LIVE」が佐藤のラストパフォーマンス。「卒業まで引き続き、佐藤詩織の応援をどうぞよろしくお願いいたします」とつづっている。

佐藤は、1996年11月16日生まれの東京都出身。美術大学に通い（※2019年3月に卒業）、二足のわらじを履くアイドルとして注目された。（modelpress編集部）