杉咲花、成田凌との共演語る「出会うべくしてお互いにこの役と出会えたのでは」<朝ドラ「おちょやん」撮影レポート>
2020.09.24 12:14
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女優の杉咲花がヒロインを務める2020年度後期連続テレビ小説『おちょやん』(11月30日スタート、NHK総合あさ8時~)。このほど撮影現場の様子が公開された。
連続テレビ小説第103作『おちょやん』は、女優の道を生き抜き、「大阪のお母さん」と呼ばれるようにまでなった、ひとりの女性の物語。大阪の南河内の貧しい家に生まれた少女が、奉公に出ていた道頓堀で芝居のすばらしさに魅了され、女優の道を目指す。
道頓堀に奉公に出された千代を一人前のお茶子へと育て上げるのが、篠原涼子演じる芝居茶屋「岡安」の女将・岡田シズ。この日、初めてオープンセットに入った篠原は、薄紫色の着物で登場し、精巧なオープンセットを見回すと「素敵!すごいセット!」と手を叩き、スタッフの仕事ぶりを称賛。篠原と杉咲が笑顔で言葉を交わす姿は微笑ましく、撮影現場は一層華やかな雰囲気となった。
そんな篠原も本番になると、威厳と気品を兼ね備えた女将に変身。千代に対して、厳しくも温かみのある佇まいで接した。
広報用の2ショットを撮影する際にも松本が笑顔で「あ!陽ぃ出てきた!」と声をあげると、杉咲が応えるように笑顔で「めっちゃ眩しい!」と一言。そんな何気ないやり取りの端々から、本当の父娘のような和やかな空気が流れた。
また、杉咲は篠原とトータス松本について「篠原さんのチャーミングなお人柄が、厳しくも愛のあるシズさんの中にそっと潜んでいるからこその温かさ、だめだめなお父ちゃんだけれど、それでも千代が手を差し伸べてしまう理由を現場に立って強く実感したのはトータスさんが演じられているからこそだと感じています」と語っている。
そして千代ののちの伴侶となる天海一平役を演じるのは成田凌。幼少期から、父・天海天海の劇団で役者として舞台に立ち、芝居茶屋「岡安」にも出入りする一平は、お茶子として働く千代とも顔なじみ。千代の成長とともに一平との関係も描かれることとなる。
これまでドラマや映画、CMで何度も共演してきた杉咲と成田。撮影の合間も笑顔で冗談を言い合う2人。劇中でも抜群のコンビネーションも期待される。
また、成田について杉咲は「そして一平とのシーンの時だけに感じられる安心感は、きっとこれまでに成田さんと数々の作品でご一緒させて頂いた今までの時間を含めて、お互いに培ってきたものが役ともリンクしているのではないかなと感じていて、出会うべくしてお互いにこの役と出会えたのではないか、と私は勝手に思ってしまっています」と話した。
この2人が、大正時代に道頓堀に実在した劇場をモチーフに、本編に登場する鶴亀座やえびす座といった芝居小屋をデザイン。さらに全長およそ80メートルにわたる道頓堀の通りに連なるカフェーや中国料理店、ウナギ屋、寿司屋、パン屋といった飲食店や、芝居茶屋、テーラー、写真館、時計店、雑貨を扱う店舗もデザインしている。
これらのセットは、大正時代の道頓堀を撮影した写真や残されていた地図、当時発行されていた雑誌の挿絵などの資料をもとに作成。また荒川氏曰く「地面から立ち上がっているように建物を見せたい」というこだわりを実現するため、セットとして組まれた建物のそばには実際に側溝も掘られた。屋内のセットではできない“溝を掘る”という工程を加えたことで、オープンセットに絶妙なリアリティーが与えられている。(modelpress編集部)
そして一平とのシーンの時だけに感じられる安心感は、きっとこれまでに成田さんと数々の作品でご一緒させて頂いた今までの時間を含めて、お互いに培ってきたものが役ともリンクしているのではないかなと感じていて、出会うべくしてお互いにこの役と出会えたのではないか、と私は勝手に思ってしまっています。
素敵な共演者の皆様との時間を、これからも大切に過ごしていきたいと思います。
杉咲花、篠原涼子と笑顔で言葉交わす
残暑厳しい9月上旬の京都。100年前の道頓堀が再現された撮影所のオープンセットで、17歳となった千代(杉咲)と、千代をとりまく主要キャストが出演するシーンが撮影された。道頓堀に奉公に出された千代を一人前のお茶子へと育て上げるのが、篠原涼子演じる芝居茶屋「岡安」の女将・岡田シズ。この日、初めてオープンセットに入った篠原は、薄紫色の着物で登場し、精巧なオープンセットを見回すと「素敵!すごいセット!」と手を叩き、スタッフの仕事ぶりを称賛。篠原と杉咲が笑顔で言葉を交わす姿は微笑ましく、撮影現場は一層華やかな雰囲気となった。
そんな篠原も本番になると、威厳と気品を兼ね備えた女将に変身。千代に対して、厳しくも温かみのある佇まいで接した。
杉咲花、トータス松本と達成感のある笑顔
また千代の父親・竹井テルヲ役を演じるのはトータス松本。2人の共演シーンでは、杉咲、松本ともに表情は真剣そのもの。程よい緊張感の中、無事にシーンの撮影が終了すると、2人は達成感のある笑顔を見せた。広報用の2ショットを撮影する際にも松本が笑顔で「あ!陽ぃ出てきた!」と声をあげると、杉咲が応えるように笑顔で「めっちゃ眩しい!」と一言。そんな何気ないやり取りの端々から、本当の父娘のような和やかな空気が流れた。
また、杉咲は篠原とトータス松本について「篠原さんのチャーミングなお人柄が、厳しくも愛のあるシズさんの中にそっと潜んでいるからこその温かさ、だめだめなお父ちゃんだけれど、それでも千代が手を差し伸べてしまう理由を現場に立って強く実感したのはトータスさんが演じられているからこそだと感じています」と語っている。
杉咲花、成田凌と冗談を言い合う
そして千代ののちの伴侶となる天海一平役を演じるのは成田凌。幼少期から、父・天海天海の劇団で役者として舞台に立ち、芝居茶屋「岡安」にも出入りする一平は、お茶子として働く千代とも顔なじみ。千代の成長とともに一平との関係も描かれることとなる。
これまでドラマや映画、CMで何度も共演してきた杉咲と成田。撮影の合間も笑顔で冗談を言い合う2人。劇中でも抜群のコンビネーションも期待される。
また、成田について杉咲は「そして一平とのシーンの時だけに感じられる安心感は、きっとこれまでに成田さんと数々の作品でご一緒させて頂いた今までの時間を含めて、お互いに培ってきたものが役ともリンクしているのではないかなと感じていて、出会うべくしてお互いにこの役と出会えたのではないか、と私は勝手に思ってしまっています」と話した。
全長およそ80メートル 当時の道頓堀の町並みを緻密に表現
そして今回、日本家屋と西洋建築が混在する大正時代の道頓堀のオープンセットを手がけたのは美術空間デザイナーの荒川淳彦氏と、連続テレビ小説『スカーレット』でも美術デザインを担当したNHK大阪の掛幸善氏によるタッグ。荒川は『あすなろ白書』や『ロングバケーション』、近年は『過保護のカホコ』『やすらぎの刻~道』などの民放のテレビドラマに加えて、舞台や映画のセットも手がける美術空間デザイナーとして活動している。この2人が、大正時代に道頓堀に実在した劇場をモチーフに、本編に登場する鶴亀座やえびす座といった芝居小屋をデザイン。さらに全長およそ80メートルにわたる道頓堀の通りに連なるカフェーや中国料理店、ウナギ屋、寿司屋、パン屋といった飲食店や、芝居茶屋、テーラー、写真館、時計店、雑貨を扱う店舗もデザインしている。
これらのセットは、大正時代の道頓堀を撮影した写真や残されていた地図、当時発行されていた雑誌の挿絵などの資料をもとに作成。また荒川氏曰く「地面から立ち上がっているように建物を見せたい」というこだわりを実現するため、セットとして組まれた建物のそばには実際に側溝も掘られた。屋内のセットではできない“溝を掘る”という工程を加えたことで、オープンセットに絶妙なリアリティーが与えられている。(modelpress編集部)
杉咲花コメント/キャストのみなさんと共演して
篠原さんのチャーミングなお人柄が、厳しくも愛のあるシズさんの中にそっと潜んでいるからこその温かさ、だめだめなお父ちゃんだけれど、それでも千代が手を差し伸べてしまう理由を現場に立って強く実感したのはトータスさんが演じられているからこそだと感じています。そして一平とのシーンの時だけに感じられる安心感は、きっとこれまでに成田さんと数々の作品でご一緒させて頂いた今までの時間を含めて、お互いに培ってきたものが役ともリンクしているのではないかなと感じていて、出会うべくしてお互いにこの役と出会えたのではないか、と私は勝手に思ってしまっています。
素敵な共演者の皆様との時間を、これからも大切に過ごしていきたいと思います。
【Not Sponsored 記事】